1980年代に一世を風靡した捕食系アーケードゲーム「パックマン」は迷路の中で4匹のモンスターに追われながらも、自ら小さいドットを食べていくというもの。
そのシンプルさとキャラクター性が受けて大人気となったのだが、これをリアルな微生物を使って再現した科学者たちがいる。もちろんこれは研究の一環で、障害物の中を微生物たちはどう動き、捕食者にどう反応するかを観察するというものだ。
1mmサイズの極小の迷路の中に様々な微生物が投入され、顕微鏡を使ってのパックマンゲームが観察された。
Mikroskopisk Pacman / Microscopic Pacman
この実験を行ったのは、ノルウェーのサウスウエスト大学のマイクロ・ナノシステム技術科教授エリック・アンドリュー・ジョナッセン氏率いる研究チームである。
直径一ミリメートルサイズの極小の迷路をつくり
そこに溶液を入れ、パックマン役としてユーグレナ(ミドリムシ)と繊毛虫が、モンスター役にはワムシが投入された。
ミクロの世界のリアルパックマン
結構激しく動き回っている
これまで微生物の研究は障害物のないシャーレの上で行われていたが、実際の自然環境には泥炭やコケといった自然構造物があるため、この研究を通して、自然に近いより正確なデータを採集できるとしている。それにちょっと楽しそうだしな。
Micro mazes film shoot day 2
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走査電子顕微鏡で発見された「ナノパックマン」
つねに追われている感を演出。できる男のパックマンスーツ with ネクタイがネット販売中
コメント
1. 匿名処理班
パワーエサも配置してあげて!
2. 匿名処理班
次は本物の町でボンバー・・・
あれ、こんな時間に誰か来たようだ。
3. 匿名処理班
夢あふれるな
4. 匿名処理班
それにちょっと楽しそうだしな。(神の目線)
5. 匿名処理班
ちょっと平安京にエイリアンを放ってきて
6. 匿名処理班
ワムシの絶対的絶望感よ。
7. 匿名処理班
その閉鎖空間で食料や栄養がないままで、共食いが始まったらすごくホラー
8. 匿名処理班
俺たち人間もこんな風に観察されているよ
9. 匿名処理班
研究を建前にした悪趣味な遊びとしか思えん
本当に自然に近いデータを取りたいならシャーレに泥やコケを入れればいいだけだろ
ワザワザ極小の迷路を作る意味がどこにあるのか
とかマジレスしてみる
10. 匿名処理班
※11
それがマジレスか・・・・
1.シャーレに泥や苔なんか入れたら観察がとってもめんどくさい
2.極小生物観察のためにいちいち泥や苔をシャーレに作るのは非常にめんどくさい
11. 匿名処理班
なにこれ楽しい
ところでどれがパックマンで
どれがモンスターですかね…
このサイズだと見分けがつかぬ
12. 匿名処理班
こんな微生物たちが自分の体の中でも動きまわってると想像したら気持ち悪くなった
13. 匿名処理班
面白い事を考えるよなぁw