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長続きしているカップルは無意識にパートナー以外の人の魅力を低く評価する「知覚の引き下げ現象」が発生している(米研究)

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(著) (編集)

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 結婚生活や交際関係を長続きさせる秘訣、それはパートナー以外の異性に魅力を感じなくなるのが一番だ。これがなかなか難しく、浮気が原因で離婚は別離になるケースが多いのだが、一部のカップルは幸せに末永く暮らしている。

 そこにはこんなメカニズムが働いていたという。

魅力的な人を低く評価する「知覚引き下げ現象」

 一部の人々においては、うっかり惚れそうになる相手に出会った場合、無意識に相手の魅力を「いやそこまで魅力があるわけじゃない」とあえて格下げしようとするメカニズムが働くという。

 この研究を行ったアメリカ、ラトガース大とニューヨーク大の研究者たちは、オンオフ切り替えできるこの無意識化のメカニズムを「知覚引き下げ現象(perceptual downgrading)」と名付けた。

 思わず後を追いたくなるほど魅力的な異性と遭遇したとき、その誘惑の魔の手を振り払うひとつの手段として、惹きつけられる相手の魅力を過小評価する方法がある、というのは、ラトガース大学のシャナ・コール氏。

 「現在のパートナーとの関係に誠実な人は、横道にそれそうになるほどの異性の魅力をそれほどではないと考え、特にパートナーと良好な関係を築いている人ほど、こうしたほかの異性の魅力は自分たちの関係に脅威だとみなす」と語る。

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誘惑に負けない誠実な人がいるのはなぜか?

 既婚者の30~60%が、不倫をしているというが、この研究は、なぜ人は不倫をするのかを調査しているわけではなく、誘惑にさらされても誠実を貫く人は、どうしてそれができるのかを解明しようとしている。

 現在のパートナーとの関係を危うくするかもしれない異性の魅力を、人は知覚的にあえて過小評価するかどうか? また、現在のパートナーとの関係に大満足しているのなら、積極的にそうするかどうか? このふたつの疑問を解明するために、ふたつの実験を行った。

 まず最初に54人の成人の異性愛者たちに、男女ひとりづつのさまざまな顔を並べた写真を見せる。男女ともに11の写真があるが、ひとつはオリジナルの顔で、あとの10はその顔を特殊なソフトで、均整や肌色などを加工し魅力の度合いを変えたものだ。

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恋愛対象になりえない人物の魅力は過小評価される

 まず最初、被験者たちに加工した10枚の写真を見せ、この中で最も一番魅力的な人物は誰かと尋ねる。被験者らは一貫して一番魅力的に加工された人物を選んだ。

 その後被験者らに、実はこの写真の人物は加工したものだがとても魅力的でその人と仕事をすることになると話す。

 更に一部の被験者には、その人物にはパートナーがいて恋愛の対象として手を出せないことを知らせる。他の被験者には、この人物は独身だと話す。そして、現在の恋人との関係を含め、被験者自身のことについて訊ね、架空の人物の加工した10の顔を見せて、オリジナルの顔と一致するものはどれかを選んでもらった。

 すると、その人物にパートナーがいると伝えた被験者は、あまり魅力的に加工されてない写真を選び、独身だと話した被験者はより魅力的な写真を選んだという。

パートナーとうまくいっている人ほど魅力的な人を過小評価する

 次の実験では、また別の被験者たちに自分の恋愛状況について詳しく語らせ、その間にこの写真の人物は独身で、パートナーを探していると伝える。パートナーがいる被験者は、写真の人物が恋人を探していると知っても、独身の被験者ほど心を動かさなかった。パートナーとの関係がとてもうまくいっている被験者は、ほかの被験者の中でもっとも誘惑されなかった。

 「不倫や離婚の理由についてはよく言われるのに、夫婦や恋人たちが仲良くやっていくための要素について、語られることはほとんどないのが現状だ」とコールは言う。「この研究で言えることは、意識の外で無意識のうちに起こっているらしいプロセスがいくつかあって、それがパートナーを裏切りにくくしているということだ」

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 ということで、浮気は文化とか言っている人もいるが、人間の本質として、どうしても魅力的な人を見ると心が揺り動かされるという現象に対して、パートナーとうまくいっている人や、一部誠実な人は、自らその魅力を過小評価することでストッパーをかけているということだね。

via:dailymail/ written konohazuku / edited by parumo

 浮気・不倫に関してはこんな雑学もある。

「不倫遺伝子」女性が不貞の遺伝子をもっていると不倫しやすい

 不倫が発覚すると、当事者は言い逃れするさまざまな理由を並べるものだ。しかし昨今、不倫遺伝子なるものが発見されたため、不貞をはたらいた女性はこれも理由のひとつに入れることができるかもしれない。

 オーストラリアのクイーンズランド大学の研究によると、社会的行動や性的動機づけに影響する特殊な変異体遺伝子をもっている女性は、必要以上の性交渉に身を投じる傾向が強いという。AVPR1Aという遺伝子の変異体の組み合わせは、動物の無軌道な乱交と関係していることがわかっている。

 人はそれぞれ、このAVPR1Aを両親からひとつづつ受け継いでふたつもっているため、数えきれないくらいの組み合わせの可能性がある。しかし、この遺伝子の多様性は男性よりも女性に影響を及ぼすようだ。

 同大の心理学教授ブレンダン・ジーシュは、遺伝学者や神経学者と共に7000人以上の人たちのDNAやライフスタイルを調べた。その結果、不倫をする女性の6.4%がこの不倫遺伝子の特殊な変異体を持っていること

がわかった。

浮気の裏の科学

 アシュレイ・マディソンの既婚者向け不倫サイトをせっせと見ている人の理由はさまざまかもしれない。だが研究によると、突き詰めるとおもにふたつの理由がある。「退屈」と「感情的な支え」だ。

 「退屈」は、おもに性生活に満足できていない人の理由。現在のパートナーとの関係がマンネリ化していて、新しい刺激を求めているのだ。こうした人たちは積極的に情事の相手を探しているわけではなく、会議や職場や同窓会での素敵な出会いをうまく活用する。

 このサイトを利用している女性たちのほとんどは、パートナーとの関係に満足していないけれど、離婚はしたくない、ただ刺激を求めているだけなのだ。しかし、このケースは、「感情的な支え」が理由の人たちには当てはまらない。

 彼らは子ども、金銭面、その他いろいろな理由のせいで離婚したいわけではないが、なにか感情的に強くなれる支えのようなものを無性に欲しがっている。浮気をする人の大半は、故意に異性を漁り回っているわけではないのに、収拾をつけられずに、いつの間にか不倫に突入している。

 こうしたことは、何度も顔を合わせる職場のようなところで起こる。最初は、話をするうちに互いに惹かれあうが、それぞれ幸せな結婚をしているのだから、事は大事には至らない。

 しかし、2番目の間違いはそれぞれの配偶者には感情的な壁を作っているのに、同僚との間には意思疎通の窓を開けてしまっていることだ。3番目の間違いは、仕事場を離れてランチやディナー、出張などでふたりの時間を持つようになること。たいていこうして体の関係が始まる。研究では、不倫をしている男性は、実際にはとても幸せな結婚をしている場合が多いという。

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この記事へのコメント 46件

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  1. >既婚者の30~60%が、不倫をしているというが、
    !?

    • +32
  2. 浮気をする人を否定はしない、どうしてもコントロール出来ない恋愛も知ってるから
    でも、誰でも浮気をするとか男なら浮気をして当たり前ってのはやめて欲しい
    自分は妻が今でも大好きで傷つけたくないから浮気はしないように努力してる

    • +25
  3. 真に愛する人と巡り会えない可哀相な人が必死に言い訳してるとしか見えないわ

    • +16
  4. 浮気願望はあるさ。でも、実行できる金銭がないんだな。だから、無料アダルトをこっそり見て自家発電するのさ。リアルでの女はカミさんで十分だ。オンリーワン。あ、これが愛か?

    • +1
  5. これわかるなー
    良い夫婦、良いカップルって大体自分たち以外の異性に性的興味ないんだよね

    • +19
  6. 周りを過少評価してるんじゃなくてパートナーを(いい意味で)過大評価してるって可能性もあるんじゃないですかね
    似たようなので言えば親馬鹿の心理みたいな…

    • +34
  7. 不貞しないよう努力してる側が裏切られるのが常

    • +4
  8. 浮気する男女に共通する事
    責任感が無い
    人間としての信用が無い
    思考が子供的
    自制出来ない
    自分に甘いではなく甘すぎる
    まぁ人間じゃなく他の野生動物に生まれたほうが、幸せだったのでは?

    • +19
  9. 家族を大切にする誠実さに惹かれたと言って既婚者と不倫してた友人は、舞い上がってその矛盾には気づかないんだよな
    長い結婚生活、他の異性に心が動くこともあるさ
    でも一線を越える人と越えない人には、分かり合えない壁があると思う

    • +21
  10. いや単純な話、パートナーを人として大事に思ってるなら誠実に接するってだけじゃないのか?
    傷付けたくないと思えば自然に誠実になるっしょ

    • +27
  11. 自分的には50%は浮気経験があると思う。

    • 評価
  12. 別れた彼がしつこくてうざい、確かに面倒見の良い男だったけど、、、
    いい加減気づいて欲しい。新しい恋の邪魔でーす!!!

    • -5
  13. 同じ男とじゃ飽きるってのはあるけど。
    浮気心が出るのは夫と喧嘩したり上手くいってない時だな。
    女性向けの風俗ありゃいいのに。

    • +3
  14. つまり浮気遺伝子は全体の30~60%の人は持っているという事か

    • -2
  15. 内心の自由ってのがあってですね……
    正直に告白すれば、妻より、美人はたくさんいますし、妻より、性格のよさそうな人もたくさんいます。
    そして、私よりも、かっこいい男はたくさんいますし、私よりもいい性格の男は世の中のほとんどの人です。
    ……でも、こんな私と付き合ってくれている妻を裏切ることはできません、というか、浮気なんていえる立場じゃありませんわ。

    • +7
  16. 世の中には魅力的な人間が沢山いることを知っているからこそ、その中でも自分を選んでくれた夫を裏切るようなことは絶対にしない

    • +5
  17. このテストで本来注目すべき点は「知覚引き下げ現象」に該当しないけど、長続きしてる人たちなんじゃなかろか
    他人と自分の伴侶を比べずとも長続きしてるわけだから
    そっちの方がより堅いと言うか

    • +5
  18. 自分が裏切らなければ、相手も裏切らないとは限らない。完璧な人は居ないから、相手にも同じものを求めると結局自分がつらい。

    • +7
  19. 大事な人を傷つけないようにするのも本能だよね??

    • +11
  20. なんか順序が逆って気もするな
    ちょっとイヤな解釈になるが、すっぱいブドウの例に近い心理じゃないかねこれ
    パートナーを裏切ることが出来ない(愛とかポリシーとか義理とか理由は人それぞれだろう)という状態がまずあって、
    それだから他の異性は「大したことない人」でなければならないのではないか

    • +10
  21. 俺は、「自分は絶対に浮気をする人間だ」と考えて生きている
    「自分は絶対に浮気をしない」と考えていると、その油断が、これくらいなら浮気にならないだろう、とついつい自分に甘くなってズルズルと間違いを深めてしまったり、もし気持ちがぐらついた場合 それを「絶対に浮気しない自分」が浮気するのはパートナーのせいだ と正当化してしまうから

    • +11
    1. ※24
      おお、目から鱗の考え方!
      危機感に対するストイックさが愛する人の精神や、二人で歩む未来や、
      ひいては自分の人生を幸福なものにするなら、それは素晴らしいものだ。

      • 評価
  22. 一夫一妻は難しいが、上手くいってる仲良い夫婦って陰と陽の象徴っつーか他人同士が完璧な状態っつーか

    • 評価
  23. 結婚したらダメだけど恋愛ならOKでしょ
    より良い相手を選ぶために
    昔の日本は一夫多妻制だったらしいじゃないの
    総理でさえたくさん女がいたらしいし
    昔に戻してくれ1人に絞るのはリスキーだギャンブルだ

    • -14
    1. ※27
      より良い相手と巡り会いたいと言うなら多夫多妻じゃないか。遥か昔はそんな社会もあったって言うし。
      一夫多妻も多夫多妻も現代社会では実現しそうに無いから、諦めて大人しく1人のパートナーを見極めるんだ頑張れ。

      • +2
  24. 浮気はしない!うちの主人が一番かっこよくて頼もしいから!

    • +1
  25. 一夫多妻がいいって言ってるやつ
    上位数十パーセントの男に女全てがあてがわれるって分かってんのか?
    男女の人数はほぼ1:1なんだから戦後とかで男の絶対数が少なくなってる時くらいでないとなりたたないぞそれ
    しかも妾囲ってもちゃんと家やら生活費まで世話しないといけないし
    こういうこと言い出すやつって余程の勝ち組なのかね
    俺は完全に持たざる側あぶれる側になる想像しか出来ん

    • +2
  26. うちの芝生が一番青い!お隣はちょっと黄みが強すぎ!お向かいは長すぎ!みたいなことか
    まぁ浮気云々に関してはうちが一番!でもいいんだろうけど
    他の物事にもそれを適用すると、視野狭窄に陥りそうでもあるかなと思った次第
    まぁ一長一短よね、何事も

    • +12
  27. 生まれてこの方、愛情なんぞとは無縁な環境で生きてきた自分にはさっぱり…。
    浮気とかするしない以前の問題ですな(´・ω・`)

    • +1
  28. これってさ「独り身が長続きしている人」にも当てはまりそうなきがしない?
    無意識のうちに異性を低評価して自分にはもっと素晴らしい異性がいるはずとか、逆に高評価して逆のことを考えたりさ

    • +3
  29. 魅力の引き下げねぇ
    自分も魅力的な異性と交流はあるけど恋愛感情がわかないだけ
    人間として尊敬しているけど恋愛には発展しないだけだと感じる
    なんて素晴らしい人なんだ! = 好き! 付き合いたい! じゃないしなぁ
    現在尊敬できる大事なパートナーがいるから別に他の人はいらないもの
    心も体も満たされてるし、何より愛しているからね
    移り気でも性欲過多でもないから他の異性を値踏みする必要もないだけだよ

    • +7
  30. うちの夫は絶対これあるわ。
    てか妻を高く評価しすぎ。

    • +1
  31. 結婚して他の男性に異性として興味なくなったわ。
    いい年まで独身でいて散々恋愛してきた結果 、恋愛も性行為もどれもこれも大差無いってわかってるし。
    そのときは何かが良さげに見えてもその先にどこにたどり着くかビジョンが見えるから興味ない。
    うちの夫より私と家族を大切にしてくれるひとは間違いなく今後現れないしね。

    • +2
  32. わかるな~
    嫁と18年付き合ってるけどラブラブだし
    芸能人とかよその美人さんには全く興味ないわ
    「なんだかんだ言って総合的には嫁の方が上だな」
    ていう結論に自然と達する
    冷静に考えてみても、嫁にはちょっと他では得難い独自の魅力があるからね
    一般的な評価基準には当てはまらないんだ
    そういう独自の評価基準を持てることは重要だね
    一度だけ酒に酔った時一緒に飲んでいた女にクラッときたことがあるが、
    翌日には「思い出すと大した女じゃなかった」と記憶が上書きされた
    のろけですまん

    • +1
  33. おれには、これしかないんだ! だから、これがいちばんいいんだ!!

    • +5
  34. そう思い込むようになるってことだよね?
    思い込み過ぎるのもこわいけどね

    • 評価
  35. 大切な人を傷つけたくないってのは、パートナーだけじゃなく、自分の分身である子にも言えることだし、なにより浮気した自分を一生引き受けたくない。心を解放するのは二次元で十分。あとは来世来世。

    • -1
  36. うん。まぁ自分にはよくわからない世界だけど
    浮気派も浮気しない派も仲良くな。

    • +1
  37. 32
    独身の場合、結婚したくない人やノンセクシャル、アセクシャルも含むし、数の割りにはパターンが多すぎるんじゃないかな
    単純に異性に対する恐怖や嫌悪ってなら、調べるまでもなくそのままなんだけど
    むしろ、自分が好きすぎて自分以外を低評価、ってのもあるかもしれんし

    • 評価
    1. ※41
      それは仲良く出来ないと思う。浮気派に傷付けられるのは常に浮気しない派だからな…逆はないし

      • 評価
  38. 不倫は文化に記事でコメントしてるけど
    この実験じゃその人の属する社会での影響の差は分からんよね

    • +3
  39. おれには心から愛する相手がいる。
    そのことに完全に満足しきっていて、他の女に食指は伸びない。
    なんていうのかな、愛されてるのは勿論だけど、愛してるってのが大きいな。
    他の女と遊びたいという欲求はある。たまには他の女と付き合うのも面白そうだと思う。
    が、おれはそいつを愛せないし、愛して欲しくもない。愛すのは生涯の伴侶と決めた相方だけだな。

    • 評価

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