
彼の父親であり、アーティストのポール・ドッドによると、キーランは2歳の時点で自分のおもちゃを色や大きさ、形などでなどで分別し、思い思いに重ね合わせてその造形を楽しんでいたという。息子が対称性の感覚を身につけたことに気付いたポールは、彼の知識や技能を拡げていき、現在はキーランの線画をポールが着色する共同プロジェクトを進めているという。
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Paul Dodd
2. 創造を重ねた彼の新しいアート作品は毎週生み出され、ポールは息子の気まぐれに応じ、尽力した。

Paul Dodd
3. キーランのスケッチにピカソのようなタッチを見た時、ポールは共同プロジェクトをスタートさせることにした。といってもそれは単純で、キーランがベースを作り、ポールがデジタルで着彩するというものだ。

Paul Dodd
4. これが全てのはじまりになった作品だ。

Paul Dodd
5. ポールは息子との共同制作が何よりも好きだという。

Paul Dodd
6. また、お互いの絆を深めるのにうってつけの作業であり、子どもと共に同じ場所で一緒に描く幸せを学んだという。

Paul Dodd
7. キーランは作りこまない子どもらしいタッチが効果的なことに気付いているようだ。

Paul Dodd
8. その美しさの理由は考えすぎない、ということだろう。なにしろ多くの子どもたちが好きなのは創作過程のほうで、うまく仕上がりそうな作品もさっさと破り捨てたりするのだ。

Paul Dodd
イギリスに住んでいる親子2人の共同プロジェクトは今後も続く予定。今後はキーランが気になるという映画撮影にもトライするかもしれない。via:Wait Until You See Who's Behind This Museum-Worthy Modern Art・translated byいぶりがっこ / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
こんな家庭に生まれたかった
2. 匿名処理班
ステンドグラスの様だ。
3. 匿名処理班
4番の絵、部屋に飾りたいなぁ
4. 匿名処理班
廊下に並べて飾りたい
子供さんをよく見ているいいお父様なんだね
私も子の力を伸ばせる親になりたいな
5. 匿名処理班
数日後40億円で落札される
絵画の世界
6. 匿名処理班
この線画は何かにとらわれていない子供だからこそ描ける線だ・・・
私には真似出来ない・・・・
7. 匿名処理班
うーん。。ベースのタッチが子供のものに見えない。。書きなぐりをする時期の子供にしては筆圧が一定で強すぎる
8. 匿名処理班
すばらしい
9. 匿名処理班
オゥ!ヒーアーゴッド!
10. 匿名処理班
8番の曲線が色気を感じる
11. 匿名処理班
これなら子供褒めるよりお父さん褒めるよ。グッジョブ。
12. 匿名処理班
※7
同意。線の形にも意味がありすぎる気がする
13. 匿名処理班
謎の魅力がある。
14. 匿名処理班
絵にも親子にも感動した
15. 匿名処理班
※7
同意
画面内にバランスよく綺麗に収まっているのもまた嘘くさい
16. 匿名処理班
親父殿の彩色センスにかかっているプロジェクトだな
17. 匿名処理班
親子共同製作という過程も、子供の自然な作画と大人の理性の着色も好対照で素晴らしい。
18. 匿名処理班
具体的でない絵を子供が書くってすごいなぁ
少なくとも自分が子供の頃は
抽象画の概念すらなかったと思う
構図も着彩も素晴らしいね
何だろう、暖かみとか安心感を感じる
19. 匿名処理班
これが芸術的にどうだこうだっていうよりも親子で描いたっていうだけでいいもんだよね
20. 匿名処理班
※15
いっぱい描かせて、いいものを選んでるのでは?
21. 匿名処理班
筆圧を一定にできるような筆記具なんていくらでもあるよ。
子供に絵を教えてるけど、絵を描く上でのルールとかバリエーションの変化とか、あまり教えてないのにどこからか知識を得てくるから驚く。
子供なりに、他の子供より良いもの?を書きたいっていうプライドもあるみたい。その良いものの視点が子供それぞれなのは楽しいよ。
22. 匿名処理班
優しいお父さんなんだろうなー
23. 匿名処理班
デジタルはテクスチャが安っぽいんだよ。アナログの画法を理解して描かないと不自然になる。
24. 匿名処理班
最高だな
いかにも幸せそうで、絵の出来がどうこうという次元を超えてる
25. 匿名処理班
美しい