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中国、40年ぶりとなる月面の写真を公開(嫦娥3号・玉兎号)

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 1972年、最後のアポロ計画が遂行され、有人月面探査の時代は幕を下ろした。76年、ソ連の無人月面探査機ルナ24号が月面を発ち、月の土をソ連に持ち帰った。無人機による月面探査の時代の終焉である。それ以来、探査機が月へ打ち上げられたことはあるが、再び月面に着陸するのは2013年まで待たなければならなかった。

 2013年12月14日、中国国家航天局の嫦娥3号が月面に着陸し、探査車”玉兎号”によって3ヶ月間の調査が行われた。玉兎号は2014年1月に故障し、動けなくなってしまったが、それまでに豊富な写真とデータを送信してくれている。

 こうした画像は受信から12~18ヶ月後の公開であったことや、中国語のサイトに掲載されたこともあり、西側メディアからはそれほど注目されなかった。しかし、この度惑星協会のエミリー・ラクダワラさんが35ギガバイトもの画像をまとめ、惑星協会のブログで発表した。それでもまだ全体の一部でしかないという。

 高性能デジタルカメラで撮影された画像は、驚くほど鮮明で、最も近い天体の荒涼とした美を捉えている。

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 「これは嫦娥3号の画像を初公開したものではありません。ただ私が全ての科学的データセットに初めてアクセスしたというだけです」とコメントするラクダワラさんだが、「これまで公開されていたものは処理済みのものでしたが、今回は必須の全メタデータも併せて、生データまで研究者たちは利用できるようになりました」と付け加える。

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 嫦娥3号は他にも成果を挙げており、例えば、40年ぶりとなる新種の月の岩を発見した。中国国家航天局は今後4年間で、さらに3機の月面着陸機を送ることを計画している。

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 そのうちの嫦娥6号は、初の試みとなる月面から月の裏側を探査するそうだ。これまで見たこともない、不思議な月の姿を見る日もそう遠くはないはずだ。

 さて次に人類が月面に再び着陸する日はいつとなるのだろう?その日を待ちわびながらじっくりと月面写真を眺めていくことにしよう、そうしよう。

 以下がラクダワラさんが、中国の元サイトからダウンロードしたデータセットである

Chang’e 3 data: Lander Terrain Camera (TCAM)
Chang’e 3 data: Rover Panoramic Camera (PCAM)
popularmechanics written hiroching

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この記事へのコメント 37件

コメントを書く

  1. 中国では月にヒキガエルがいるという伝説があってな…それは嫦娥という名前なんじゃ…

    • -5
    1. ※1
      うん、知識をご披露したかったようだけどちょっと違う。
      嫦娥は中国の伝説上の月の女神。非の打ちどころのない美女とされる。
      この美人な女神さまの妹がなぜか醜いヒキガエル。
      女神さま、このヒキガエルの妹を嫌ってひどい扱いをする。
      あるとき虐待に耐えかねた妹が仕返しに姉の顔にぺったり張り付いた。
      月面の影というかシミのように見えるのは
      この張り付いたヒキガエルなのだという。

      • +6
    1. ※2
      純狐さん出てくると思ったら出てきた

      • 評価
  2. かぐや姫もここまで高感度のカメラだと
    シミソバカスなど粗が見えるのでそう簡単に
    出て来れないぞ

    • +1
  3. 中国、やるやないか。
    次に飛ばすという奴で、アメリカのアレも写真に収めてきてくれよ

    • 評価
  4. 月のふりをしたゴビ砂漠だったりして

    • +15
    1. ※7
      小説十八史略だと女神が仙丹飲んで変化した姿、てなってたわ
      色々説があるんじゃね
      ともかく嫦娥と玉兎って名前のセンスは好き

      • 評価
  5. 随分高い解像度だな やるな中国。
    次は先行者を乗せて旗立てようぜ。

    • +4
  6. 宇宙基地作るならやっぱり最初は月だと思うんだよね。

    • 評価
  7. サンキュー中国。
    こういうのはどんどん協力していってほしいねぇ。
    現実は政治的思惑が無くならないのが残念。

    • +3
  8. 自身の陰を撮影したものは非常に興味深いですね。陰に近いところほど明るいから、まっすぐ反射してくる粒が多いってことで、たぶん粒は透明なガラスのようなモノで内部で 180 度反射して、粒の形は球形のものが多いってことを示唆してるのではないかと

    • +2
  9. スマホでリンク先を開いても大丈夫だろうか?(通信量的な意味で)

    • 評価
  10. 是非中国には、NASA極秘アポロが撮影したというアジア人女性的ミイラとクリスタルピラミッドの様な謎の物体を撮影し公開していただきたい。

    • +1
  11. 中国の場合は科学的探究心というより領土欲って感じ濃い気がするわ
    宇宙開発ってそういうもんなんだけどさ

    • 評価
  12. 不倶戴天の敵 嫦娥よ、見ているか

    • 評価
  13. 地球でもさ、田舎の方の山とかから夜空を見上げれば視界に収まらないくらい星がいっぱいだったりするんだけど、何でこの手の映像って地表じゃない部分って真っ黒なんだろう?

    • +1
  14. 新幹線より月面探査の方が簡単なのだろうか…

    • +4
  15. >40年ぶりとなる月面の写真を公開
    これに違和感があったんだけど、ようやくわかった「写真」かぁ。
    日本のNHKで数年前にハイビジョンで月周回軌道から撮影した月面の「動画」を放送してたもんな。

    • +1
  16. んん?
    岩に侵食の形跡があるような・・・

    • +2
    1. ※26
      月面は強烈な日光が降り注いで通常の露光だと地面が輝いて白く飛んでしまうから 輝度をかなり押さえてる。その結果空の星は消えてしまう。
      個人的に中国だから何か加工があるんでは、と思ってジロジロ見たけど特におかしなところはない。探査車のチープなアンテナが気になるくらい。水平に向けて何と通信するんだろう。

      • 評価
    2. ※26
      地球上でも昼間に星は見えませんが不思議ですか?

      • 評価
    3. ※26
      星映ってんじゃん…とか思ったらディスプレイのホコリだったw
      掃除しよ…

      • +4
  17. そろそろ、月面でゴッドジンライ&グランドマキシマスVSオーバーロード&ブラックザラックの死闘が始まる頃だな。

    • 評価
  18. 高速鉄道もこのくらい気合い入れてやれよ。

    • 評価
    1. ※30
      月面から撮られた写真って意味じゃないか?

      • 評価
  19. 中国は大本営発表しかないからなぁ・・・

    • +3
  20. 真偽が気になるなぁ
    ということで日本も月面で写真なり動画なり撮ってこようぜ
    ってオリンピックのゴタゴタでそれどころじゃないかw

    • 評価
  21. なんで自慢しいの中国がもっと世界に大々的に宣伝しなかったんだろ?

    • +2
  22. 中国の技術者は一刻も早く国内の何処か砂漠に行って直してこいよ。

    • 評価

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