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ロシアが開発中の飛行機事故から乗客を守る機体分離型旅客機が更なる進化を遂げた!

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(著)

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 さて前回お伝えした、ロシアが鋭意開発中の飛行機事故から乗客を守るコンセプト旅客機だが(関連記事)、更なる進化を遂げていたようだ。

 不測の事態から乗客の安全を守る実に革新的なその方法は、客室を飛行機から丸ごと切り離して脱出させるというものだ。「飛行機の墜落事故から生き残ることは可能です」と航空技師のウラジーミル・タタレンコ氏は説明する。

 世界の航空技師は飛行機の安全性を高めようと日々努力しているが、ヒューマンエラーによる事故を避けることはできない。

Drastic invention that could save you life during a plane crash

 そこで過去3年にわたって研究されてきた設計コンセプトでは、客室の天井に切り離されると直ちに開くパラシュートを取り付けることにした。

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 客室下部にはゴム製のチューブが備え付けられ、着陸や着水の際に膨らみ衝撃を吸収する。これは海上で浮き輪としても機能する。

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 胴体、主翼、フラップ、スポイラー、補助翼、水平尾翼には、ケブラーや炭素複合材といった既存の技術を採用する。これによってパラシュート装置による重量増を相殺することができる。

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 さらに客室の下の貨物室は一体となっているため、脱出によって荷物が失われることもない。

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 こうした設計思想について、最先端の設計と評する向きもあるが、実用的でないとの声もある。そうした懐疑派は、例えば客室が着陸したときの衝撃、客室が切り離された際に山や建物に衝突する危険性、あるいはパイロットの脱出方法などを問題視する。

 毎年に数百万人が飛行機を利用するが、墜落事故による犠牲者は500人未満であることを考えると、費用対効果に乏しいという意見もある。切り離し構造によって機体の強度が大幅に弱まることも指摘される。

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 しかしアンケート調査を実施したところ、回答者の95%が安全のために追加料金を支払うことを厭わないという結果が出ている。

 なお、タタレンコ氏が発表した設計はこれが初めてではない。昨年などは、乗客を守る脱出カプセルの設計で特許を取得している。このカプセルは緊急事態に、飛行機の尾部に開く後部ハッチから数秒で排出される。排出後、2機の火薬エンジンが速度を低下させ、パラシュートが開く。

 だがタタレンコ氏によれば、このカプセルシステムには、飛行機の内部が爆発したり、ミサイルによる事故の場合は乗客の命を救うことができないという欠点があるのだそうだ。

via:dailymailmetro ・written hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 83件

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  1. 絶対にこれで極秘の実験してる基地の中に落ちるホラー映画できるぞ

    • +15
    1. ※1
      いいねそれ、この発明には賛成しないけどそのホラー映画がつくられるならぜひ発明して一般的になってほしい
      ※18
      そのお金でもっといい方法があるかもしれないからしかたない、ほんとはそのお金でもっと基本的な欠陥を叩きなおすべきなんだよ

      • 評価
  2. えー……いかにもロシアな、大まかな解決策という感じががが。
    客室内でなんかあった場合どうしようもないよなあと思ったら、さすがに最後にそう書いてあった。

    • +2
  3. これ切り離さなくても羽根パージするだけでいけないのかね
    ともあれ急死、精神病、テロその他理由でパイロット達に何かあったら確実に助からない状態は非文明的なので期待したい

    • +2
  4. パイロットが着陸後に振り返り「どこかで乗客を落としてきちまったらしいな」

    • +19
  5. ロシアは軍事大国だからこういうの得意だろ

    • +1
  6. ミサイルによる事故って、そりゃ事故と言わんやろ!

    • +25
    1. ※8
      こんなん思いついた
      In the US, you make a misterious accident clear.
      In Soviet Russia, a misterious accident make you clear!
      どっかで既出だったりするかな?(・ω・`)

      • 評価
  7. コレが機能する状況で墜ちる事の方が少ないんじゃなかろうか

    • +7
  8. 安全を高めることを目的とした技術で、特許を取って、図らずも広まりにくくしてしまうってのは、残念だな

    • +2
  9. これに似たものは既にアメリカで特許が取られてるよ。
    1987年「Airplane safety body passenger compartment」
    ttp://www.google.com/patents/US4699336

    • +1
  10. なんだウラジーミルくん、こんなのは簡単だよ!飛行機の上に飛行機を乗せればよい!分からないのか?飛行機の上に飛行機を乗せるんだよ!有事の際は離脱して飛べばいいんだよ!
    え?その飛行機が故障したらだって?それなら更にもう一機(ry

    • +3
  11. このサイズのパラシュートで保持できるのかね

    • 評価
  12. 人命救助目的の発想であって、非難あってもめげずに
    頑張って開発して貰いたい。失敗なくして成功はない。
    そもそも事故がおきるのは避けられないのを、解っていても
    利用せざるをえない人達には受け入れられる考え方だね。

    • +7
  13. こういうので費用対効果とか考える冷たいヤツもいるんだな

    • 評価
  14. いやパラシュート展開した瞬間に根本からモゲるだろ!?

    • +5
  15. 衝撃を吸収するゲルで包みこむのはだめなのか?

    • +2
  16. 呆れられて、まじめに突っ込んでもらえない「発明家」なんじゃねーの? この人。

    • 評価
  17. 以前救命胴衣やあらゆる安全装置を乗客につけた値段って
    1ドルにも満たない数字だった。
    それに落ちることを想定した設計よりも、大手のように
    10年以下で交換したり、怪しい中古ではなく正規部品を
    使ったメンテナンスするだけでも十分安全保てる

    • +3
  18. 都市の上空で切り離されたら悲劇だね。
    コントロール出来なさそうだし、、

    • +3
  19. 機長「やばっ、間違えてスイッチ押しちゃった」

    • +4
  20. 向こうで爆発してるのはもしや操縦席のある残った機体ですか?

    • +11
  21. 謎の電気トラブルによる誤作動が意図的に起こされそうで怖い

    • +1
  22. まー無理だよね。先日のバス事故、時速数十キロで数mの落下で半数が亡くなった
    落下傘も速度は出るし、十数mの高さの物に引っかかっただけで、中は大惨事か。
    予備パイロットを一人増やして、メンテの回数を一回増やす方が
    確実に事故は減るし安いと思うがw

    • +4
  23. パラシュートじゃこの手のアイデアは重すぎて㍉って決まってる

    • +1
  24. こうも都合良くXPの壁紙草原に着陸できるだろうか?
    まずそこの議論からだろう。

    • +4
  25. なるほど、パイロットは死亡するんだね。

    • -1
  26. 小学生向けの図鑑に載っていそうな未来の乗り物ですね

    • +1
  27. 客室乗務員は一緒に投下かな?
    墜落まで時間あれば場所選定可能だね。
    高度だって下げるだろ。ツンドラ広い。プーチンつおい。

    • +6
  28. まずロシア軍に民間機を撃ち落とさないように言って><

    • +5
  29. 今の旅客機は十分安全で費用対効果考えたらまったく割に合わないだろうな
    こんなこと考えるよりテロ対策考えたほうがはるかに実用的

    • 評価
  30. エンジントラブルで堕ちる確率に
    客室を機体に固定してる機構のトラブルで
    堕ちる確率がプラスされます
    追加料金よろしく

    • +1
  31. パイロットの判断が遅すぎてパラシュートが間に合わない事故が起こるだろうな

    • +1
  32. 客室を誤って捨ててしまう事故が起こりそう。

    • 評価
  33. こんなサンマの切り身みたいな状態で本当に助かるのか?エンジンの爆発に巻き込まれるよりかは生存率が上がるんだろうけど、高度下がってる状態だったらパラシュート開かなくてガツンってのもあり得る。それとこういう非常脱出装置って点検漏れしやすいからいざって時に使えなかったりするんよね。

    • +1
  34. 大型トラックにして自走可能にしたらどうかな。

    • +1
  35. 機体内の別機構を任意に射出する脱出カプセルというのは、東西冷戦時の航空母艦搭載爆撃機として知られるビジランティに似ている。
    胴体内の筒状格納庫に核を積み込み、目的地で機体後部から射出する。大陸間弾道弾の射程延長と低空進攻能力の高い戦略爆撃機の配備で、運用上の価値が失われて退役した航空機だった。
    軍事技術というのは時に金食い虫で左巻きの批判にも曝されるが、別な形で使われたりヒントを与えたりするものだ。単純に軍事を否定する輩が居るが、人間の歴史は争いと不可分という事実を弁えれば、決して無駄にはならないだろう。

    • -1
  36. どうなんだろう?使ってるうちに接合部が弱くなったり、緊急時に作動しないんじゃないの?
    機械って案外壊れやすいものよ

    • 評価
  37. 費用はともかく実現可能なアイデアなら
    実用化して、事故時に1%でも生存率上がるならそっち使うな。
    護るものがない人は・・・

    • +1
  38. やるんならサンダーバード2号みたく、
    上下に貫通した胴体に、客席の入ったコンテナを
    横からはさみ込む様にとりつけないと、
    背骨だけ強くしても、与圧したときに背骨に沿って
    金属疲労しやすくなるとおもうんだ。
    あと、航空機事故ってたいがい離陸か着陸のときに起きるっていうけど
    こんなデカブツを支持するパラシュートが
    十分に開くぐらいの余裕あるのかな?

    • +1
  39. でもたしかに乗ってしまったら
    一蓮托生な感じがするもんなぁ飛行機って
    もう運命託すしかない!みたいな
    そんな気持ちになる乗り物って飛行機だけやで

    • -1
  40. 言い方は悪いけど
    こんな小学生でも思いつきそうな案が実現可能なら、
    なぜ今まで世界中のどこもやろうとしなかったんだろ

    • +1
  41. いや、、、だから
    飛行機に直接パラつければいいんだよ

    • 評価
  42. パパーン!が、いろんな突っ込みどころを強引に打ち消しててギャグかと。

    • +1
    1. ※52
      最近は夜行バスや高速バスもそんなかんじ

      • +1
  43. 切り離した客席側に新たに翼とエンジンとコクピットが生えてくるようにしたらいいんじゃない?

    • +2
  44. なんだか未来少年コナンのギガントみたい

    • 評価
  45. 50年前くらいの少年画報か少年マガジンで見た未来の絵そのままだな。

    • 評価
  46. こういうギミックを増やすことがそもそもの事故につながる。
    例えば飛行機から分離できなかったら?とかパラシュートが開かなかったら?とかって不安要素が増えるだけ。
    素直に今までの方法で事故らないことを考えた方がまし。

    • 評価
  47. 500人という数を減らして行こうという哲学は崇高だ。
    オレは応援席に座る。

    • +3
  48. このシステムが使える飛行機事故がどれぐらいあるかだよね
    人肉食べたアンデスの飛行機事故は、飛行を間違えて山脈スレスレを飛んでしまい
    すぐに機体が山と接触、取れたプロペラが飛行機を切断しながら回転し
    機体はすぐ下の地表に落下、そのまま雪に覆われた山を滑り落ちてるし
    機械のトラブルなら、機体を切り離すシステム自体動かせるかも疑問
    機長、もしくはテロリストや自〇志願者など、操縦席に入った人物が意図的に墜落させるなら乗客は道連れだろうし
    飛行機は墜落の運命にあるけど客席だけは切り離せるっていう状態がそもそも少ないかもなぁ

    • +2
  49. 面白いことはこの為に金を払う人がいる事だ
    飛行機に乗って死ぬより車に乗って死ぬ方が遥か数が多いのは周知の事実だ
    何故ほぼ起きない事故で必ず助かるとはいえない仕組みに縋ろうとするのか
    これに金を払うよりも車に金を払う方が死ぬ確率が下がるのではないか
    と慮ったのだが金を払っているのは事実である事を考察すると
    空中での事である故にこうなるという結論を出した

    • +2
  50. サンダーバード2号が実用化されるほうが早いかもな。フライングパンケーキとか飛んでるんだよね?

    • 評価
    1. ※64
      客室だけを守るって理念から考えると
      分離操作は操縦席以外から操作可能にすべきだろうね。
      そうすれば最近もあった操縦者による故意の墜落からは逃れられる。
      ただ、それはそれで自壊機能を操縦席外に準備することになるから
      それこそ都市上空でそんなもの使われたら惨事が起こる未来が見える。

      • 評価
  51. 機上の空論ってやつさHAHAHA!

    • 評価
    1. >機上の空論ってやつさHAHAHA!
      ※65がパラシュートなしで空挺降下訓練を熱望しているそうだ、手伝って差し上げろ

      • 評価
  52. だがしかし個人用のパラシュートだって7万円で買えるんだぜw

    • -1
  53. ムサイからコムサイを射出するようなデザインにできないかな

    • 評価
  54. 実現性はともかく、いかにもロシア式発想で格好いい。

    • +3
  55. ウクライナ上空も含めれば、ロシアのミサイルは大韓航空と50年の間に少なくとも2度民間航空機を撃墜し、2つで合計500人以上の死者を出している。今後も起きるかもしれない。まず、民間航空機識別の技術・訓練を徹底的に開発したらどうだろうか?

    • +1
  56. 航空事故のかなりの割合が離着陸のきわ、数十分(何分か忘れた)に起きてる。
    つまりその時には高い確率でパラシュートの安全高度を切っているわけで、そうした事故にはこのシステムは無力なわけ。
    じゃあ良く言われる射出座席は、ていうと、個人脱出でよい戦闘機でも、生還率はあまり高くない。射出そのものの時に死亡や負傷、また海上ならそのまま遭難・・。
    まして密集配置の旅客機に?半分も助からない。

    • 評価
  57. 客室を丸々支えるほどのパラシュートがあるなら、飛行機全体をそのパラシュートで支えたらいかんのか?
    切り離し関連の構造を省略する分機体が軽くなり、燃費も良くなると思う。

    • +1
  58. パイロットは常備のパラシュートで脱出するのかな?

    • 評価
  59. 客室分離はバートル型ヘリコプターの実用化時の副産物であった。
    電車やバスの客室として地上を移動し、軍用にあっては移動式司令部としても機能できる。
    パラシュートをつけるアイデアもあったが当時の技術では実用的ではなかった。

    • 評価
  60. まさかの続報!いいぞもっとやれ
    と冗談はさて置いて、コクピットも一緒に切り離せないのかな?それこそ操縦者が居た方がいいと思うのだが。

    • -1
    1. ※76
      ほう、残った機体を変なところに落とさないよう誰が面倒を見るんだい?

      • 評価
  61. これ、射出装置にしないと、分離したとたん、バランス崩してぶつかり合うように思うけど。分離された側はあっというまに墜落でパイロットは完全に脱出する暇ないんじゃない?

    • 評価
  62. 事故も起きていないのにいきなり分離してしまう事故が起きそう

    • 評価
  63. 航空機を利用している人は、1日に百万人で年に数億人ですよ

    • 評価
  64. これ分離した後の客席側じゃないほうはどう処理するの?
    まさか爆砕じゃないよな…

    • 評価
  65. 逃げ遅れや、見落として救助し損なった!だけはやめて欲しい!((((;゚Д゚))))))):(;゙゚’ω゚’):

    • 評価
  66. そもそも航空機事故の大半は着陸失敗とかが多いしなあ
    それに「もうだめか!」と思った所からパイロットの懸命の努力で持ちなおした、というケースもある。何が起きたか分からない内にあっという間に、というケースも結構ある
    ハドソン川の奇跡みたいな大都市上空でも使えないし、使える場面相当限られるんじゃないか?

    • 評価

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