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鈍感力が高ければ借りられる?凶悪犯罪が起きた海外10の事故物件

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(著)

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 格安で借りたり買ったりできる事故物件は、あまり過去のことを気にしない人にとってはお得な物件である。また、ホラー映画ではお決まりの、次々と畳みかけるように不吉な出来事が起きることを期待している人にとっても最適であろう。

 だが、その家で起きた恐るべき殺人事件の詳細を知ってしまった後では、霊感がさほど強くなくても、ゾクゾクしてくることだろう。ここでは世間を騒がせた凶悪犯罪が起きた10の物件を見ていくことにしよう。

10. ジョンベネ・ラムジー・ハウス

update look inside the Ramsey house

 1996年に悲劇にみまわれるまで、6歳のジョンベネ・ラムジーが笑顔で幸せに暮らしていた家。幼いジョンベネが殺されたこの事件は、今日なお未解決だ。このコロラド州の家は、テレビ伝道師ロバート・シューラーの娘キャロル・シューラー・ミルナーが購入するまで、長い間空き家だった。

 残念なことに、ミルナーはここに長くは住めなかった。2011年に230万ドル(2.76億円)で売ろうとしたが売れず、2014年には190万ドル(2.28億円)に値を下げた。2015年末の現在でも、子供が殺されたおぞましい家を買おうという者はなく、買い手がつかないようだ。悲劇の後の再生を考えるのとは対照的に、この家を負の記念碑として残そうとする者もいるという。

 ミルナーはこう言っている。死は売り物としてもてはやされるものではないし、神が死に束縛されているわけでもない。神がわたしたちを見捨てるようなことはしないと信じているし、この家を見て、そこに美しいものを見るわたしの能力に影響を与えるとも思わない。

9. カムデン・リッパー・ハウス

The Hunt for the Camden Ripper

 カムデン・リッパーとは、連続殺人犯アンソニー・ハーディにマスコミがつけた分身名。彼は、北ロンドンにある自分のアパートで3人の女性を殺害して逮捕された。ジャック・ザ・リッパーと違って、たったひとつの致命的なミスを犯してすぐに法の裁きを受けた。犠牲者の体のさまざななパーツをアパート近くのゴミ箱に捨てたため、ある日、ゴミ箱をあさっていた浮浪者が足を見つけて御用となった。

 2003年に終身刑になった彼が住んでいたアパートは、現在複数のテナントに貸し出されている。住民はおそらくハーディのことを知っていると思われるが、この事件は記憶に新しく、殺人犯も部屋の同じ壁を見つめていたのかと思うと、よけいに恐ろしさが増す。

8. クロスボウ・カニバル・ハウス

Killers Behind Bars – Stephen Griffiths – The Crossbow Cannibal

 アザリアス・フォンテーンは、イギリス、ブラッドフォードの学生で、格安でアパートを借りている。広いスペースがあってかなりの価値があるはずなのに、家賃は月わずか360ポンド(約6.5万円)だ。だが、そんなに安くそこに住めるのには理由があった。そこは、クロスボウ・カニバルこと、スティーヴン・グリフィスの住まいだったのだ。

 グリフィスは、自宅の風呂場で3人の女性を殺してバラバラにした。そして、遺体をキッチンで料理して食べたのだ。フォンテーンは、賃貸契約の前にアパートの過去について説明を受けたが、気にしなかった。風呂場やキッチンはリフォームされていたので、もう犯罪現場ではないと考えたのだ。しかし、彼の母親はこの部屋を訪ねてきたときに、霊に肩を触られたのを感じたと言っている。

7. ガルデ=ラプリート・ハウス

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 すべてのバルコニーに美しい模様の鋳鉄の手すりがつけられた見事な外観のこの家には、暗い過去がある。だが、ニューオリンズの歴史地区にあることもあって、2013年には日本円にして2億6500万円もの値がついた。

 1830年代に最初にこの家を購入したのは、ジャン・バティスト・ラプリート。ラプリートは建物を改装して、この家をスルタン(皇帝)のきょうだいだという噂の裕福なトルコ人男性に貸した。夜毎、音楽が奏でられ、香の香りがたちのぼる、ミステリアスはパーティが開かれていた。

 だが、そんなパーティも恐怖の惨劇でお開きになった。正面階段に血がしたたっていたので、警察が不審に思って踏み込むと、パーティの招待客たちが手足を切断され、トルコ人が中庭で生き埋めになっていた。

 身の毛もよだつこの事件以降、家は荒廃した。1960年代まで打ち捨てられ、朽ち果てたままになっていたが、フランク・ダミーコとアンソニー・ヴェジク・ジュニアが買い取って、改修した。ダミーコの妻は、男の幽霊がベッドの足元に立っていたのを見たと言い張った。この不気味な家は、現在は分割されていくつかのアパートになっている。

6. タイラー・ハドリー・ハウス

Friend says Tyler Hadley let him see crime scene

 17歳のタイラー・ハドリーは、フロリダ州ポート・セント・ルシー、グランデュア・アヴェニューNE371に住んでいた。思春期になってドラッグに手を染めるまでは、両親のブレークとメアリ・ジョーとの関係はよかったという。より強く陶酔感の違うドラッグに手を出すようになると、ますます暴力的になって、両親を殺したいと複数の友人に話していた。

 2011年、タイラーは家でパーティを開いた。これまでは許されていなかったが、両親が町を出ているから、構わないと言っていたという。200人もの友だちが彼の家にやってきて、警察沙汰すれすれのやりたい放題をした。朝、タイラーはパーティの前に両親の頭をハンマーで殴って殺したことを親友に告白した。

 まず母親、そして父親を殺し、主寝室に遺体とすべての証拠を隠して鍵をかけたという。その後でフェイスブックで声をかけて友人を招いたのだ。遺体を見た友人が驚いて警察に通報して、事件が発覚した。タイラーは自殺をほのめかしたが、そのまま逮捕された。2015年、全米銀行団体が転売目的で空き家になっていたこの家を買い取った。

5. デニス・ニールセン・ハウス

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 緑豊かなロンドンのかなりの値のつく人気の場所。グランリー・ガーデン23Dのアパートのバルコニーからは、町の北側の展望がすばらしい。だが、2015年4月、このアパートがわずか30万ポンド(5320万円)で売りに出された。

 こんなに格安な理由は、前の持ち主のデニス・ニールセンのせいだ。この連続殺人犯が犯した異常な殺人は近所を恐怖に陥れた。ニールセンは、若い男性を酒や食事に誘って家に連れ込み殺害し、その遺体を何か月もそばに置いた。死体とともにテレビを見たりしていたという。

 ニールセンは遺体を細切れにして、トイレに流した。アパートで殺されたのは3人だが、引っ越すまでに少なくとも9人は殺しているとされている。もう少しで完全犯罪になるところだったが、切り刻んだ遺体の一部が大きすぎて、排水管が腐肉で詰まってしまった。これがきっかけで犯罪が露見し、逮捕された。

4. バーニー・ハウス

Australian Families of Crime: David and Catherine Birnie

 デヴィッドとキャサリン・バーニーは、異常なカップルのシリアルキラーとして歴史にその名を刻まれている。オーストラリア、パースでその恐怖は始まった。メアリー・ニールソンという若い女性が、ムーアハウス・ストリート3番地のバーニー夫妻の家に、車のタイヤを買いにやってきた。しかし、彼女はベッドに縛りつけられてレイプされ、刺されて首を絞められ、近くの森に遺棄された。

 これが1986年の10月のこと。その年の終わりまでに、さらに3人がバーニー夫妻の毒牙にかかった。15歳のスーザン・キャンディというヒッチハイカーと、ガス欠で困っていた31歳の女性が次に誘拐されて、繰り返しレイプ、拷問されて、最後は殺された。別のヒッチハイカー、21歳のデニース・ブラウンも彼らの手にかかって早すぎる死を迎えた。

 バーニー夫妻の悪行は、17歳の少女を拉致しようとした11月末に終わりを告げた。少女は逃げ出して警察に駆け込み、ふたりの残忍な犯行が発覚したのだ。ふたりは正式には結婚していなかった。キャサリンは、一九八五年に夫と子供を捨ててデイヴィッドと暮らし始め、彼の姓を名乗っていた。

 この20年、バーニー夫妻の住んでいた家は何度か持ち主が変わり、2015年10月、57万9000ドル(6960万円)で再び売りに出された。パースのビジネス中心地区の近くという抜群のロケーションにあり、三つの寝室にふたつの浴室がある。だが、購入者は、まさにこの家で4人の女性が殺されたという過去と折り合わなくてはならない。しかも、寝室のひとつがまさにその現場なのだ。

3. ローズアングル殺人ハウス

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 スコットランド、ダンディーの芸術大学の向かいにある家は、立地が良く4つの広々とした寝室がある。この大きな家が2015年9月にたった50万ポンド(8920万円)で売りに出されたとき、かなりの掘り出し物に思われた。だが、その暗い過去を知ると、見込みありそうだった買い手が次々と手を引いた。

 ローズアングルハウスは、教会とも向き合っていて、本来なら地元の司祭が住む場所としては最適のはずだが、それが間違いだったのかもしれない。実際には年老いた医師とその妻がふたりで住んでいたのだが、1980年、聖職者を襲ったことのあるヘンリー・ジョン・ギャラガーという男が、次のターゲットとして偶然にこの家を見つけた。

 ギャラガーはこの家に押し入って、ハンマーでふたりを殴り殺した。残念なことに、ギャラガーはこの罪では裁かれず、ケント州のラムスゲートでも、聖職者とその家政婦を殺した。大暴れしたことが原因で、ブロードムーア精神科刑務所に送られた。この家は最初、大学が学生寮として買い取ったが、今は民間の所有になっている。レストランにする建築許可がおりていることは、この年末まで知られていなかった。

2. ベッツ・ハウス

D.C. School Principal Found Fatally Shot

 この家のことを知ったら、呪いというものが本当にあるのだろうかと思うだろう。わずか数年の間に、このメリーランド州シルバースプリング、コロンビア・ブルヴァード9337の家で、3人が殺される事件が起こった。家は2011年に51万5000ドル(6120万円)で売りに出された。

 2002年、アンソニー・ケリーという男が家に押し入り、9歳のエリカ・スミスをピストルで殴った。エリカは父親に助けを求めたが、至近距離で撃ち殺され、娘を助けに駆けつけた父親のグレッグ・ラッセルも、ケリーに6発撃たれて殺された。ケリーは、新約聖書ただひとつだけを盗んで逃走した。

 2003年、中学校の校長ブライアン・K・ベッツは、この家の購入契約後に事件のことを知った。手を引こうとしたが、時すでに遅く住むはめになった。ベッツはチャットで知り合った、ゲイのアランテ・サンダースという18歳の少年を家に招いた。サンダースは友人3人とベッツの家で強盗を働こうとし、結局ベッツを撃ち殺した。ベッツの遺族は、家の解体を望んだが、売り出されることになった。

1. エドモントンハウス

Edmonton mass murder suspect’s family troubles

 エドモントン史上最悪の大量殺人事件は、この地域の住人にとって忘れてしまいたい出来事だろう。83番地に住んでいた53歳のフー・ラムは、2014年12月29日、酔っぱらった勢いで妻を射殺し、家の中でほかの6人の家族や友人たちも殺した。

 ラムは、町の南側でも女性ひとりを殺してから、ベトナム料理のレストランに向かい、そこで自殺した。この日、彼が殺したのは全部で9人で、その中には子どもも含まれていた。だが自分の1歳の娘と赤ん坊の甥には手を出さなかった。

 銀行がこの3寝室つきの家の抵当権を行使し、2015年8月に36万5000ドル(4400万円)で売りに出した。家はとてもいい環境にあるが、あまりにも多くの人が殺された血塗られた家とされ、忌まわしい記憶から逃れようと引越していった隣人もいる。

via:listverse・written konohazuku / edited by parumo

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この記事へのコメント 22件

コメントを書く

  1. どんだけ連続猟気殺人事件起きてんだよ・・・。
    自殺や孤独死、住人が犯罪者などと訳が違い過ぎる。日本だったらこんなのソッコー取り壊しだろ。
    事件現場そのものは当たり前だけど、近隣の家の資産価値の目減りもとんでもなかったんじゃないかな。訴えたって 死刑だし泣き寝入りかー。
    そーいや数年前、知り合いが自殺者が出たマンション(高くて1800万円ぐらいの元々安い所で、さらに近所にいくらでも新しいのあるので全然人気ないトコw)を、確か800万ぐらいで嬉々として買いおった。当然だけどな~んにも起きてないみたいw

    • 評価
  2. 7ってニコラス・ケイジの買ったラローリー婦人邸とはまた違うやつなん?
    調べてもよくわからんのだけど?

    • 評価
  3. >7. ガルデ=ラプリート・ハウス
    >パーティの招待客たちが手足を切断され、トルコ人が中庭で生き埋めになっていた。
    おいおい、これだけ、何があったのか犯人が誰なのかわかんないのかよ・・・!

    • +19
  4. こっちにも借りる住民すべて全員が家族を殺めてとうとう
    拝み屋が来て収まったみたいだけど、事件を知る
    住民にはいまだ覚えてるし、場所もいいのに誰も
    借りる人がいない

    • 評価
  5. 佐伯家みたいな家が本当にあったら
    安くても借りたくないなw

    • 評価
  6. 不動産屋の営業のおっさんによれば「お金に細かい人(ドケチ)」「経済的に困窮している人」「霊魂や幽霊など全く信じない人」は自殺や事件があった部屋でも幽霊や超常現象にはゼッタイ遭遇しないそうです。
    逆に普通の物件を紹介してもお化けが出た、超常現象が起きたと騒ぎまくるモンスタークレーマーのほうがよっぽど問題みたいです。こういうところでお金の残る人と残らない人の差になるのだと思います。

    • +4
  7. 無知無知で申し訳ないのだけど…なんで誰も取り壊そうとしないの?法的に権利がなくて不可能なの?費用が莫大なの?外国なら犯罪被害者とか遺族がこういう忌まわしいものを残さないよう解体するための基金とかNPOとかありそうな気がするのになあ。

    • +2
  8. あの~みんな高いような気がするんですけど・・・
    500万とかなら格安だと思う

    • +1
    1. 日本でもアパートやマンションなどでは
      自殺や孤独死などの訳あり物件ならあるね
      かなりお安くなるらしい
      自分は条件次第なら気にしないで住んじゃうかな
      ※9
      敷地や家の大きさ考えれば安いと思う

      • +1
  9. こういうの全く気にならないので事故物件とか大好物です

    • +1
  10. 全部よんだ結論は、オバケよりも生きた人間が一番怖いってことだな。。

    • +6
  11. どこの世界にも基地 という者は居るとは思うが、何か暗澹たる気持ちになった。なんでこうも簡単に人を殺すのか?と、逆に疑問を感じるわ。また、こういう建物はホラーハウスか記念館にでも転用しない限り、立て直した方が精神衛生上もよろしいのではないかと思う。

    • 評価
  12. 幽霊がどうこうとかではなく、ここで殺された人はどういう気分だったんだろうかと考えてしまう質の性格だから無理だろうなあ。

    • +6
  13. >オバケよりも生きた人間が一番怖い
    全く。人間が何もせず、普通に生活してるなら事故物件になりようがないしな。幽霊より怨恨の念が嫌だな…

    • +3
  14. 住む人間が変わっても何件も事件が起きる物件というのは呪いとか言われてるが実際には物理的な欠陥があるからだと思う
    例えば壁が薄くてなおかつ近所に騒音の元があるような環境ではストレスもたまるし不眠になって精神的に不安定にもなる
    精神が不安定になればそれだけ事件も起こしやすくなる
    日当たりが悪ければ鬱になって自殺率も上がるし、治安の悪い地域で人通りが少ない通りに面していてオートロックがない物件だと犯罪者に狙われやすくもなる

    • +4
  15. まあ、これらの物件は事件が明るみに出たから、事故物件になった訳で。まだ世の中の明るみに出ていない物件で、あなたの隣りで普通に暮らしている問題有りの例も有るかもよ~?(こっちの方が、普通に怖いわw)

    • 評価
  16. こないだ借家に引っ越したんだけど、肺炎やら皮膚炎やら捻挫やら、病気やケガをくらいまくってる。
    この家、引き払った方がいいかな?

    • 評価
    1. ※19
      床下腐ってるとか、カビの原因がどっかにあるとか?
      シックハウス症候群 ググれば色々出ると思う
      手間と被害と金等々書き出して天秤にかけて
      借家なら引っ越ししてしまえー

      • +1
  17. 過去に、人間以外の生物も含めて生命が死んだことのない土地なんてそんなにないのではないか

    • +1

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