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離れ離れになっても・・・4歳の少年と90歳の老人に育まれた心の絆。真の友情物語

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(著)

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 アメリカ、ミネソタ州ファーミントンに住むエメット・レイチナー君は3歳となり、初めて外の世界に冒険に出た時、彼が一番興味を持ったのは、隣の家に住む当時89歳の第二次世界大戦の退役軍人であるアーリン・キンデムさんだった。

 二人は自然に会話を始め、すぐに友達となった。それから毎日エメットくんは、隣人の家を訪ねては、キンデムさんとともに語り、遊ぶようになった。

WWII veteran and toddler: Friends for life

 エメット君の母、アニカさんはキンデムさんがどれだけレイチナー家にとって大切かを語ってくれた。「キンデムさんは息子にいろいろなものを見せてくれ、絵を描きながら説明してくれるんです。彼からは実にたくさんのことを学びました。」

トラクターでレースを始める2人

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 第二次世界大戦の退役軍人と幼い男の子がガチでレースをしているなんて信じられない光景だ。

キンデムさん:これはこれは、エメットに後れを取ってしまったな。やっぱりエメットは早いと思ったよ。

エメット:そうだよ!僕はめちゃくちゃ早いんだ。

今度は、エメット君、クロケットの棒を持ち出してきた

エメット:クロケットで遊ぶ?

キンデムさん:どのスティックを使うんだい?

 エメット君はトマトが大好き。キンデム氏の庭に初めてやってきたときも、キンデム氏がトマトの手入れをしている時だった。

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 キンデムさんがトマトをいじっていると、「トマトがとれた?見せて!」と叫びながらいつも駆け寄ってくるという。すでに高齢者のキンデム氏もエメット君に誘われたら断れない。

 こんなエピソードもある。ある日、エメット君のお父さんが自転車を修理していたところ、それに興味を持ったエメット君。そこでエメット君に自転車を与えたところ、なんとキンデムさんも自転車に乗り始めたという。どうやらエメット君が、一緒に乗ろうと誘ったみたいなのだ。

 高齢のキンデムさんが自転車に乗っている姿を見て、エメット君の母親は、心の中で「救急車を呼ぶべきかしら、どうか転ばないで」とあたふたしたという。

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 しかし、その幸せはいつまでも続かなかった。レイチナー一家は十年住んだ今の家を売り払い、もっと広い新しい家を買うことに決めたのだ。

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 そして、キンデムさんも高齢となったため、家族が持ち家を売り払い、老人施設に移るようにと説得を続け、ついに承諾したという。離れ離れとなってしまった2人だが、物語はまだ終わらない。

 キンデムさんが老人施設で90歳の誕生日を迎えたその日、エメット君が遊びにきたのだ。

90th birthday reunites WWII vet with 4-year-old BFF

 再会を喜ぶキンデムさんとエメット君

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 エメット君はこの日、キンデムさんに誕生プレゼントを渡した。それはおそろいで、お互いの名が記されたドッグタグ(軍隊において兵士の個人識別用のタグ)だ。

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 キンデムさんはエメット君の首にそのタグをかけ、この日を楽しく過ごした。

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 実は、キンデムさんが新たに暮らし始める老人施設は、エメット君の新しい家から約5分のところにあるという。何かあったらすぐに来られる場所だ。これからも2人の友情が消えることはないだろう。

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原文翻訳:melondeau
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この記事へのコメント 51件

コメントを書く

    1. ※1
      それだけじゃない。人種も民族も無関係さ。
      妙に馬の合う人がこの世界の何処かに必ず1人くらいはいるんだ。
      それは本当に素敵な事であり、みんなに必要な事さ。
      「隣人」の中にもそういう人がきっといる。

      • +9
  1. おいちゃん最近涙もろくてな・・・こういうのに弱いんよ・・・
    じーさん長生きしてくれよ・・・

    • +16
  2. ついでにこの2人のほかの動画も見たけど
    ほんとに微笑ましい^^
    90歳の方に言うのは失礼かもしれないけど
    2人とも可愛いと思ったw

    • +89
  3. 嫌な事件のニュースばかり見てたので
    こう言う映像を見るとホッとする

    • +16
    1. ※7 ほんとそうですねぇ(*ˊ˘ˋ*)
      この記事みたいに明るいお話が増えるといいな

      • +1
  4. 少年が成長をして、いつか御老人がこの世を去っても
    心象風景としてずっと生き続けるんだろうな。
    いつか去る日が来ても、幸せに過ごしてほしい。

    • +10
  5. 二つ目の動画のコメントにあるKent Valdezさんの体験談もまた泣ける

    • +8
  6. 老いると子供に戻ると言うが自然なことなんだなあ

    • +18
  7. 俺も町内会の爺さんに可愛がられてたな・・・
    亡くなる前にもっと会いに行っておけばよかった

    • +2
  8. こうゆう友情が
    世界を救ってくれる事を
    願うね。

    • +9
  9. 小さいときのことを思い出してしまった。
    近所のお世話になったお年よりも大分亡くなられたからさびしさ倍増。
    世代を超えた人の触れ合いっていいね。
    近年は冷たい人間が多いからね・・・。

    • +13
  10. 私も仲良いお婆ちゃんいたなー。缶コーヒー一つでずっと喋ってた。じーんとしてきた。

    • +14
  11. カパライアには雑学的なものを求めてやってきていたのに……
    涙腺が大変なことになってしまった
    どうしてくれるんだパルモ姐。・゚・(*ノД`*)・゚・。

    • +10
  12. 死んだ戦友が少年として生まれ変わってきたみたいだ

    • +5
  13. なんか…涙がでてしまった。
    おじさん長生きして欲しいね…

    • +17
  14. 遠くに離れ離れになったのかと思ったら徒歩5分のところでほっとしたw
    今までみたいにいつでも自由には遊べないだろうけど、会いたい時は会いに行ける距離だね
    良かった

    • +15
  15. 素敵なお話だ
    お爺さんと男の子の組み合わせって良いね
    5分というオチまで付いて完璧w

    • +5
  16. もしかしたら保育園と老人ホームを一緒にすれば、すごく良い作用が生まれるんじゃないか?
    子供は知識を得、老人は生活の張りを取り戻せそう

    • +6
  17. いい話だ
    でも老人はこれから体弱ってくけど、2人の友情が続くことを

    • +3
  18. こういうのは理屈じゃなくて魂のふれあいなんだよな。2人に幸あれ。

    • +2
    1. ※30
      それ、保育園ではなく学童って形で昔の友人がやってる。
      もう10年以上経つかな。私は考えて実行した友人を尊敬してるよ。

      • 評価
    2. ※30
      うちの子どもの幼稚園が、老人福祉施設も経営しててよく先生と一緒に訪ねてたよ
      もう成人した今でもご老人は大好き
      小さいころ自分の祖父母も含めていろんなお年寄りにかわいがってもらったおかげだと思ってるよ

      • +1
  19. 私のおじいさんが初めてくれたトマト
    それはヴェルタースオリジナルで私は四歳でした。
    その味は甘くてクリーミーで
    こんな素晴らしいトマトを貰える私は
    きっと特別な存在なのだと感じました
    いまでは私がおじいさん
    四歳の友人にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル
    なぜなら彼もまた特別な存在だからです。

    • +1
  20. じいちゃんと男の子が仲良くしてる光景は本当に和むわ

    • +8
  21. キンデム氏・談(妄想)
    「神様はもう残り時間の少ない私に、とても素晴らしい贈り物を与えてくれました。彼は私にとって最高に特別な存在なのです」
    しかし、俺いい歳して涙腺崩壊。映画化もしくはTVドラマ化キボンヌやねこれは

    • +12
  22. いいな。
    私も小さい頃にお隣のおじいさんによく遊んでもらったよ。
    そう、おじいさんにお迎えが来るまでは。

    • +5
  23. クリントイーストウッドが映画化しそうだなあ
    アメリカンスナイパーではなく、もう一度こんな映画を撮って欲しいよ

    • +4
  24. 目から汁がでてきたよ
    いいね、厚い友情かっこいい

    • +3
  25. ここまでじゃないけど若いのがじじいの友達欲しかったら地元の赤ちょうちん半年くらい通うとできるぞ。

    • +1
  26. 「5分の距離」の一文で心底ホッとした
    年の差を超えたこの友情が崩されてはいけない

    • +3
  27. こういうあったかい関係ってじーんと来ちゃうなあ。5分のとこに笑ったw
    最近の世の中は暗いニュースが多くて嫌だったけど、ハッピーな記事を見つけて和んだよ。

    • +1
  28. ちょっと泣いた(;ω;)豊かな経験として男の子の心に残り続けるだろうね。

    • +3
  29. 残念ながら昨年の11月にキンデムさんは亡くなられたそうですね。すばらしい友情を知れてよかったです。

    • +3
  30. この坊やが天国に召される時には、おじいさんが迎えに来て手を引いていってくれるんだろ、私には分かるよ!
    分かるよ…!

    • +3

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