これがプーチン大統領の歌声だ。そしてピアノ演奏も。

　番組の途中ですがプーチンです。

　プーチン大統領は、米国「タイムズ」誌の2014年「パーソン・オブ・ザ・イヤー（今年の人）」にノミネートされたそうだ。結局「今年の人」はエボラ熱生存者・医療関係者となったそうだが、ノミネートされた7人の中に含まれていたという事実だけは一応報告しておこう。

　さて、プーチン大統領がその歌声を披露したことがあるのをご存じだろうか？2010年、プーチンがまだ首相だった頃、ロシアのサンクトペテルブルクで開催された難病やがんに苦しむ子どもたちのためのチャリティーイベントで、ピアノを弾き、そして歌ったのだ。 　女性司会者がプーチンに、「難病の子どもたちのためにぜひ一曲」と依頼。プーチンは、「私は、歌も演奏もうまくはできないけれど音楽は大好きだ。我慢して聞いて欲しい」。と話し、舞台上のグランドピアノの前に腰掛けた。 Singing PM: 'Fats' Putin over the top of 'Blueberry Hill' with piano solo

　プーチン首相が弾いた曲は、ソ連時代の懐メロ「どこから祖国は始まるか」。だそうで、この年の7月に、米国からロシアに引き渡されたスパイたちと共に歌った曲だ。 　歌の方はジャズの名曲、ルイ・アームストロングの「ブルーベリー・ヒル）」である。たどたどしい英語ながらも熱唱した。 　このチャリティーイベントには、女優のシャロン・ストーンやモニカ・ベルッチ）、俳優のミッキー・ロークなどそうそうたるメンバーが出席していたそうだ。フィナーレでは、ロシアのバンドとプーチン、そして観客の子どもたちがひとつになって大熱唱した。 　ということでうまいとかうまくないとかじゃなく、やるかやらないかなんだ。

　つまりはそういうことだ。（どういうこと？　現場からは以上です。

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