人肉に限りなく近い味のハンバーガーが無料配布される（イギリス）

　ロンドンのあるシェフが、人肉に限りなく近い味とうたったバーガーを作った。ジェームズ・トムリンソンというこのシェフ、仔牛肉、豚肉、鶏のレバーや骨髄をミックスして、このおぞましい食べ物を作り出した。人気テレビドラマ「ウォーキング・デッド」のシーズン5を記念して、ロンドン東部にある秘密のポップアップレストランで、この問題のバーガーをふるまうらしい。 　トムリンソン曰く、『ウォーキング・デッド』の第4シリーズで、イギリス人俳優アンドリュー・リンカーン扮する主人公リック・グライムスが、ゾンビに食われたらしい人間の残骸を見つけたシーンから着想を得たという。 　ロンドンでレストランを経営するトムリンソンは、人肉を食べたことはないはずだが食人を研究し、1920年代のニューヨークタイムズのジャーナリスト、ウィリアム・シーブルックが医学生を説得して事故で亡くなった人の体の肉をもらったということまで調べ出した。

　シーブルックは自身の著作「ジャングル・ウェイズ」の中で人肉の味について、“若すぎず熟成した子牛のようでありながら牛肉まではいかない”味で、これまでに味わったことのない風味と表現している。 　また、トムリンソンは、1981年にオランダ人女性ルネ・ハルテベルトさんを殺して食べた日本人男性、佐川一政が“人肉はツナのような味がする。寿司屋の生のマグロのように舌の上でとろける”と言ったこともヒントになったという。トムリンソンが作り上げた人肉バーガーは、9月30日、秘密のレストラン「ターミナル・タバーン」で無料で配布されたそうだ。

via:dailymail・原文翻訳：konohazuku

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