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1本の木に50種類のリンゴを実らすことに成功(イギリス)

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 「1日1個のリンゴで医者いらず」とは、イギリスウェールズ地方に古くから伝わることわざである。実際にリンゴの栄養価は高く、昔から食されてきた。

 そんなリンゴに魅せられたピーター・コラット氏(83)は、第二次世界大戦中よりずっとリンゴの栽培に情熱を傾けてきた。こつこつと接ぎ木を繰り返し、とうとう50種類のリンゴの成る木を作り上げたそうだ。

 彼の所有する、ウエストサセックスにあるタングメールの林檎園には現在130種ものリンゴが栽培されている。中でも自慢の木は1本で50品種のリンゴのなる木だ。

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 これは彼が30年かけて接ぎ木を繰り返し、育て上げてきた集大成だ。50品種のリンゴの中には希少品種も含まれている。Ashmead’s Kernel という品種のリンゴは、1700年代、イギリス南西部のグロースターシャー州で発見されたもので、最も小さいサイズのApi Noirという品種はローマ時代にまで遡るという。

 彼の林檎への愛着が初めて生まれたのは第二次世界大戦中にさかのぼる。1943年に果樹園で働き始めたことがきっかけで、そこではじめて収穫した時のリンゴの味が忘れられなくて、いつかこの味を再現しようと決意したのだそうだ。

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第二次世界大戦中のコラット氏
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どんな品種のリンゴがなるのかをタグにして木に取り付けるコラット氏
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via:dailymail・原文翻訳:Tomohide

 彼と妻のジェーンには4人の子供がいて、3人の孫、そしてひ孫までいる。彼は自分が小さい頃にしてもらったのと同じように、子供たちに色々なリンゴの食べ方を教えているという。また、食べきれなかったものや売り物にならなかったものは近所で飼育されているブタに餌として提供する。代わりにおいしいベーコンやソーセージをもらうんだそうだ。

 コラット氏の育てたリンゴは家畜の食糧となり、その家畜からできた肉をもらう。これこそが本来の食に対する正当な取引方法であると彼は考えている。

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この記事へのコメント 37件

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  1. ファンタジーノベルやゲームですらここまですごい木は存在しないw

    • +22
  2. そんな簡単に接ぎ木って出来るのかな?やっぱり長年の経験と知識で成しえた事か?

    • +16
  3. このじいさん、全身からリンゴ愛がにじみだしておるw
    でも、やっぱ日本のフジのおしいさにかなわないと思うんだよなあ。
    あれは芸術品。

    • +7
    1. うちも庭が広かったら似たような挑戦をしてみたいなぁ。
      色々な種類を楽しめると思うとワクワクするんだが、同時期に実るりんごだと、余ってしまうね
      ※3
      フジは確かに一級品!
      でも青森産と聞くだけでおいしく感じてしまう不思議。

      • +1
    2. ※3
      ふじの枝も接ぎ木させてやりたいと思ってしまうね。種子の持ち出し持ち込みみたいなことに相当するからダメだと思うけど。

      • +1
  4. 夢のような木だなあ
    日々の健康状態の管理なんかもさぞかし大変なんだろうね

    • +6
  5. このじいさんの顔もなんかファンタジーに出てきそう。

    • 評価
  6. りんごをあげて、ベーコンをもらえるなら最高だな

    • +9
  7. 自然交配して新品種できちゃったりしないのかな?

    • +1
  8. この木ってずっと50種類のリンゴの実つけるの??すごくね??

    • +1
  9. よくまぁ枯れなかったものだ
    というか元の木の品種は何なんだ?

    • +5
  10. ほんと全体像が見たい!花も少しずつ違うんだろうなぁ。なんかそんな花が違う接ぎ木のもあったよね。

    • +2
  11. 開花時期がずれまくりで木に負担が大きいから、
    おいしい実には成りにくいんだけどね。
    日本でも物好きなおじいちゃんがやってるよ。
    でも50種類はすごく多いな。

    • +4
  12. ガーデニングを愛する気さくな英国紳士って感じがするね。

    • +7
  13. そのうちりんご、梨、ぶどう、桃、みかんとかみたいに色々なフルーツがなる木とか出来るのかな

    • +5
  14. おれは「ふじ」だけなっていれば十分なんだが

    • +4
  15. ヨーロッパの妖精みたいな顔してらっさるな
    絵本に出てきそうな

    • +7
    1. ※24
      専門家じゃないから詳しくないけど、リンゴ、梨、桃は同じバラ科だから、もしかしたら可能かもしれない。
      でも防除とか収穫とかの効率を考えると、それをやるメリットはあまり無いと思う・・・。

      • +4
  16. なんかいまいち美味そうには見えないな

    • 評価
    1. ※25
      そういう木が実在すると知った世界の子供たちが狂喜して
      うち何割かが農業や林業に進むなら手間暇かけるだけの価値はある

      • +5
  17. 若い時の写真イケメンやなwこういう年のとり方したいわ。

    • +2
  18. 毎日食べても食べ飽きない工夫だね。
    でも、同じのを食べたいと思っても一年待たなきゃって事だね。

    • +2
  19. !やるよ! これやる!
    少し前に『40種類のフルーツのなる木』てのが話題になってたけど、園芸界では元より
    「多品種継ぎ」と言うのがあって、趣味で色々継いでる人もいるし、相性の良い品種を調べてくれている人も居るので。 過去にジャガイモにトマトを継いだり、一本に数種のトマトを実らせたり、梅とアンズをそれぞれ継いだりはしてたんですが。
     アンズ、桃、プルーン、スモモ、サクランボ、アーモンド、のそれぞれ各種や、
     ナシとリンゴはダメなのかあ~と思ってたら、洋梨を台木にすればリンゴも梨も両方継げるとか。
    色や形の違う果物が沢山実るという、かなりエキサイティングな世界です。 
     気の長い話だけれど、自分が(やっぱりこの方と同じ様に)ジジイになった頃には出来るはず。

    • +4
  20. 科が同じでも親和性と言うのは品種によっても違います。
    効率とか、栽培の難しさが目的じゃないよね。
    子供の頃から「これ美味しいから種蒔こう」と言う気持ちに対して、必ずと言っていい程
    「美味しいからと言って同じ性質の物は生えて来ない」という知識や、
    「何年もかかる。桃栗3年柿8年~」という現実的な話をする人が気持ちにストップをかけていたけど、そんな事はどうでも良くてあの頃に種を蒔いておけば、例え美味しくなくても今頃は大きな木になっていたはず。(ちゃんと継続して育てればね) と言うのに気づいてからは冷静な教養とかには左右されず好奇心優先でやる事にしたよ。
    想像しただけで10本の枝に違う種だってすごいのに50種だよ!

    • +4
  21. すげぇ… こういう夢を全力で追いかけられる人はあこがれる

    • +2
  22. はぁ?
    たかだか五十個?
    と思ったら五十「種類」か!!
    こいつぁすげぇ!!

    • +2

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