世界の象徴的建物がすべて廃墟に。ポスト黙示録的世界を表現した終末20年後のビフォア・アフター画像

　この世界の有名な場所がすべて廃墟になってしまったら、どういう風になるか考えてみたことがあるだろうか？　アーティストのジョン・ウォルターズとピーター・バウテダーによってデジタル処理されたこれらの絵は、人類の所業のせいで世界の象徴的な建物（ヨーロッパ中心）が廃墟と化して20年朽ち果てたらどうなるかを表したものだ。 ■1.ベルリン中央駅　ドイツ　ベルリン 2006年に開業。マインハード・フォン・ゲルカン設計。

■2.アムステルダム運河　オランダ ■3.ベルサイユ宮殿の庭園のポセイドン像　フランス ルイ十四世の治世、1661年から1680年代後半にかけて建設。アンドレ・ル・ノートル、ルイ・レ・バウ、ジュール・アルドゥアン=マンサール、シャルル・ル・ブランらが設計。

■4.アビラの要塞壁　スペイン　カスティーリャ・レオン州 11〜14世紀に完成。

■5.ワルシャワの城楼　ポーランド イタリアルネッサンスの建築家ヤン・パプティストによって、1540年に建設された半円の要塞壁。

■6.ザ・シャードとシティ・ホール　イギリス　ロンドン ザ・シャード（2012年　レンゾ・ピアノ）、シティ・ホール（2002年　ノーマン・フォスター）

■7.カルモ広場にそびえたつサンタ・ジェスタのリフト　ポルトガル　リスボン ■8.バタシー火力発電所跡　イギリス　ロンドン南西 1929年から1935年にかけて建設。設計はレナード・ピアス、テオ・Ｊ・ハリデー、ジャイルズ・ギルバート・スコットら。

■9.ケンブリッジ大学　キングス・カレッジ・チャペル イギリス　ケンブリッジ　1446年から1515年にかけて建設。

■10.ハドリアヌス霊廟（サンタンジェロ城）イタリア　ローマ 130年から139年にかけて建設。

■11.アルバートドック　イギリス　リバプール 1846年、ジェッセ・ハートリーとフィリップ・ハードウィックの設計により開業。背後に見えるのは、ロイヤル・リバー・ビルディング（1911年　ウォルター・オーブリー・トーマス設計）とドック・ビルディング（1907年　サー・アーノルド・ソーネリーとＦ・Ｂ・ホッブス設計）

■12.シドニーのオペラハウス　オーストラリア 1973年　ヨーン・ウツソン設計。

■13.クリフトンのつり橋　イギリス　ブリストル 1864年開業。イザムバード・キングダム・ブルネル設計。

■14.バッキンガム宮殿　イギリス　ロンドン 1703年に最初の大きな屋敷が建設されたが、19世紀にジョン・ナッシュとエドワード・ブロアによって拡張された。

■15.コロセウム　イタリア　ローマ 70〜80年にかけて建設。

■16.ノートルダム大聖堂の南面　フランス　パリ セーヌ川からの眺め。1163年に着工、1345年完成。

■17.クライドアーク（スクインティ橋）スコットランド　グラスゴー 2006年開業、ハルクロウグループにより設計。

■18.ブライトン・マリン・パレスと桟橋（ブライトン・ピア）イギリス 1899年開業。Ｒ・セント・ジョージ・ムーア設計。

■19.エッフェル塔　フランス　パリ 1889年完成。ステファン・ソーヴェストルとモーリス・ケクランらが設計。

■20.エンジェル・オブ・ザ・ノース　イギリス　ゲーツヘッド 1998年完成。アントニー・ゴームリー設計。

■21.ベルリン大聖堂　ドイツ　ベルリン 現在の建物は1905年に完成。

■22.モスクワ川からのクレムリン　ロシア ルネッサンス期のイタリアの建築家によって、1482年から1495年にかけて建設。

■23.テージョ川にかかる4月25日橋　ポルトガル　リスボン 1986年に落成。

via:io9・原文翻訳：konohazuku

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