
まあそんな本能的収集欲をもった人間なのだが、中には極端に変わったものを集めるコレクターも存在する。ここではちょっと変わったものを集めている10人のコレクターたちを見ていくことにしよう。
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10.ボブ・ギビンスとリジー:ラブドール240体

もともとボブは人形に興味があったというが、その情熱が真に開花したのは、ふたりの子どものためにぬいぐるみやおもちゃを買い始めたときだという。数年前にはマネキンの店を買い、コレクションし始めた。しかし、オンラインフォーラムでシリコン製の人形を見つけたとき、本当に集めたかったものはこれだと初めて気づき、妻の協力を得て、2007年に最初のシリコン人形、ベヴァリーを4000ドルで購入。しかし、これは始まりにすぎなかった。
夫婦は639ドルの安い膨らます人形から、11202ドルもの出費となった、本物の女性そっくりのジェシカまでさまざまな人形を集め続けた。これまでラブドールにかけた金額はを16万ドルにもなるという。ラブドールとはたいてい性的欲求を解消するために求めるものだが、ボブは彼女たちをそのような目的に使ったことはないという。かわいいし、完璧なプロポーションをしているからとても魅力的で、全員家族の一員だと考えているとのことだ。
9.グラハム・バーカー:世界最大の(そして唯一の)臍のごま収集家/span>

オーストラリアのパースに住むグラハムは、ある夜、自分の臍のごまに気がついて、人の臍の中にはどれくらいごまがたまっているのか興味をもち、その答えを得るために、毎晩、シャワーを浴びる前に自分の臍のごまを集めるという作業を続けた。
その量は、その日に着ていたものによって変わり、保温性の高い下着を着たときはよりたくさん採れることに気づいた。集めたごまはビンにため、26年間ためるうちにビンは3つになり、4つ目に突入しているという。重さは全部で22グラムだそうだ。最大の臍のごまコレクションとしてギネス記録にも登録されている。
8.エリック・ダハルメ:ラテックス製の人魚の尾コレクター

エリックは子どもの頃から人魚に魅了されてきた。2006年の16歳のとき、初めてリトルマーメイドショーで人魚の王子役をやった。現在、エリックはマーテイラーという会社を設立し、シリコンやウレタン、ラッテクスゴムで人魚の尾をオーダーメイドするビジネスをやっている。
7.バリー・チャペル:噛み終えたニコチンガム

それが積み重なり、噛み終わったガムのボールはだんだん大きくなっていった。そこでバリーは思いついた。どうして、世界最大のガムボールを作らないんだ? そうすれば完全にタバコをやめられるじゃないか、と。そして、6年かけて95200個のガムを噛み、バリーは重さ175ポンド(79キロ)もの世界最大のニコチンガムボールをこしらえたのだ。
6.ポール・ブロックマン:妻のために自ら選んだドレス55000着

最初の10着はタダだった。ドイツ、ブレーメンの港町で働いていたとき、作業員は商品の積荷の荷解きがあると、なんでも好きなものがもらえた。ポールは当時恋人だったマーゴに手に入れたドレスをすべて贈った。
結婚したふたりはダンスが好きで、毎週のように社交ダンスのホールに出かけたが、ポールはマーゴに毎回違うドレスを着て欲しかったため、新しいものを買い続けた。マーゴはショッピングが好きでなかったので、ドレスはすべてポールが見繕った。仕事の前後、時には仕事中にもドレスを買いに行き、シーズンオフのセールや中古品などからも選んだ。もっとも高いドレスは300ドルのものだったが、マーゴはこれを着なかったという。
5.チアン・ヤン:バービー人形6000体

ヤンはのメディアグループの取締役だが、バービー人形への熱は13歳のとき、ターコイズのスパンデックス製のジムウェアを着て、レッグウォーマーをつけたモデルを買ったときに始まった。彼の熱狂ぶりを友だちや家族も次第に受け入れるようになった。20年で25万ポンド以上の費用をコレクションに費やしたという。注)ヤンのコレクションはかなり大規模だが、ギネス記録を持っているのは、15000体のバービーを所有しているドイツのベッティーナ・ドルフマン。
4.クリス・リード:世界最大のスーパーソーカー社製水鉄砲コレクター

3.ロビン・アマート:赤毛のアン人形3000体

これまで人形やクッキー用ジャー、赤毛のアン関係のグッズにに20000ドル以上費やしてきた。アマートは人形たちの着せ替えをするのが好きで、貴重な人形を旅行に連れていったりする。アンたちのためにしつらえた特別な寝室で、ティーパーティを開いて、日々時間を過ごすという。
2.ヴィク・クリンコ:世界最大のホットソースコレクター

フォーシーズンスホテルのコックであるクリンコは、17年前からソースを集め始め、世界的な個人コレクターで知られている。これまでソースひとビンに払った最高額は400ドルだという。
1.ポール・ルーク:世界最大のミルクビンコレクター

via:World's Craziest Collectors & Their Collections・原文翻訳:konohazuku
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コメント
1. 匿名処理班
地震の多い日本でには向かないコレクションもあるね
2. 匿名処理班
日本の某珍品コレクターなんか目じゃないくらいのサイコが混じってる気がする
3. 匿名処理班
やっぱこの手の常軌を逸したコレクターは男が多いなぁ
実際気持ちは凄く分かるし
4. 匿名処理班
臍のごまがダントツできもい。
5. 匿名処理班
うげっ
「臍のごま」と「ニコチンガム」は匂いそうだ
6. 匿名処理班
へそのゴマ、
イグノーベル賞でなんか受賞してたな。
体毛で集まってくるんだっけ?
だったら毛深い人の方がよりたまるってことだよね。
だってどうがんばっても垢みたいのはあっても
あんなもやっとしたもんはたまらないもん。
7. 匿名処理班
辛い物好きの俺としては是非2番の人のお宅にお邪魔したい
8. 匿名処理班
世界は広いなーと思いました
とくにへそのごま…一つ一つこんなに大きいの見たことない。不思議だー
9. 匿名処理班
食べ物系のコレクターは賞味期限が来たらどうするんだろう
10. 匿名処理班
ラブドールの中にトミー・ロッドさんが混じっている件
11. 匿名処理班
10の人はオリエ○タル工業の存在を知っているのかな?
知らないなら是非とも教えてあげてほしいよ。
12. 匿名処理班
・・・・・・(°д°;)・・・・・・。
13. 匿名処理班
言葉がでない・・・
14. 匿名処理班
へそのゴマは【グロ注意】だな、おええ
15. 匿名処理班
死んだあとコレクションはどうなるんだろう…
16. 匿名処理班
「へそのごま」ていうよりは「へそ毛に絡まった服の繊維」だな。
17. 匿名処理班
リアル吉良吉影か
18. 匿名処理班
へそのゴマには殺意を覚えた。
19. 匿名処理班
半分は多少理解出きるが、半分は理解したくない。
20. 匿名処理班
トップの人魚男が割とマジで美しい
21. 匿名処理班
コレクションって趣味自体が奇なるものだしな。 人は正常な生活だけだと張り合いがないから奇を求める。 それの度合いの差だけだから別に変には思わないよ。
22. 匿名処理班
みんな顔つきが違ってて面白いw
女性ドール系の人はいかにもな感じだし
人魚の男性はナルシスティック
ホットソースのはちょい辛口なカッコイイおっさん
水鉄砲の人は少年がそのまま大人になったようないい笑顔
共通してるのは、コレクションの前でとても幸せそうだってこと
23. 匿名処理班
臍ゴマコレクターを見て、ドラえもんには出てきた
ハナクソをボールにしてたやつを思い出した。
24. 匿名処理班
6の右端でドン引きしてるのが奥様のマーゴさんかな?
25. 匿名処理班
地震が来たら…と考えると震えるな
26. 匿名処理班
※3
オレはモノを集める人間の心理が、さっぱり理解できん。ジャマになるだけだと思うが。
27. 匿名処理班
妻のためのドレスなのに妻の顔が…
28. 匿名処理班
みんなきれいに整頓してるなー
29. 匿名処理班
>*11
オリエンタル工業のラブドールなら、写真でソファーに座ってますw
30. 匿名処理班
こういうの見るの大好き
なんでも鑑定団でもやってるけどワクワクする
31. 匿名処理班
自分も収集癖があるから気持ちはわからないでもない。
でもこれだけの量を保管して置くスペースも無いし羨ましい。