この画像を大きなサイズで見る驚異の繁殖力を持ち、放流された先で増殖し、他の生物を駆逐してしまうと恐れられている外来種の魚。まるで地球を侵略しにきたエイリアンのごとく、行く先々で生態系を破壊しつつある。そんな恐るべきと侵襲的な魚が特集されていた。
12.ナイルパーチ
アフリカ大陸熱帯域の淡水に生息する魚。最大で全長2 m、体重200 kg に達する巨大淡水魚。肉食性で、小魚や甲殻類などを貪食する。食用として、アフリカ各地に放流された結果、放流された水域では外来種として在来生物群集に大きな影響を与えている。特にヴィクトリア湖では、ナイルパーチの放流が原因で固有種のシクリッドなど多数の淡水魚が激減、絶滅し、生態系に深刻な影響が出ており、IUCNの「世界の侵略的外来種ワースト100」に選定されている。日本にも輸入され、環境省による要注意外来生物にリストアップされている。
この画像を大きなサイズで見る11.コイ
もともとは中央アジア原産とされるが、環境適応性が高く、また重要な食用魚として養殖、放流が盛んに行われたために現在は世界中に分布している。繁殖力が高い為、コイを食す習慣のない北アメリカでは、在来の水生生物を圧迫するまでに繁殖している。人為的放流を禁じている州もあるほどで、北アメリカ以外でも猛威を振るっている例が報告されている。アメリカ合衆国では、中国原産のコイであるハクレンとコクレンが五大湖周辺に進出しており、これが五大湖に流れ込んだ場合、五大湖固有の魚が駆逐される可能性が指摘されている。
この画像を大きなサイズで見る10.カムルチー(ノーザンスネークヘッド)
東アジアに分布する肉食性の大型淡水魚。日本や中央アジアなどにも移入され、分布を広げている外来種である。成魚は全長30-80cmほどで、大型個体は90cmに達する。空気呼吸ができるため、溶存酸素量が少ない劣悪な水環境でも生存できる。歯が鋭く、水生動物の他、時には水鳥の雛やネズミなどの小動物など幅広く捕食する。日本でのカムルチーの定着は北海道から九州までの広い範囲にわたり、人為的な放流によるものと推測されている。
日本では外来生物法によって要注意外来生物に指定されているほか、北海道、群馬県、愛知県、滋賀県、山口県、長崎県では漁業調整規則にもとづき移植禁止の措置がとられている。アメリカでは輸入と州間の移動が法律で禁止されており、イギリスでは保有と放流は許可がなければ原則として不可能となっている。
この画像を大きなサイズで見る9.ブラウントラウト
一般にヨーロッパとアジアに生息していると思われているが、実際には極付近まで周遊する。食用として、また、スポーツフィッシュとしてフィッシング競技としても使用されている淡水魚。釣り目的の自然界への放流や釣堀への供給のため、北アメリカ、南アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、日本などに持ち込まれた。ニュージーランドではブラウントラウトのフィッシング競技が盛んで年間3億ドルの利益を得ているという。
ところがその優れた環境適応能力と繁殖力の為、いくつかの国、特にオーストラリアや北海道などでは地域の淡水生態系が破壊されて問題となっており、北海道ではサケやマスの卵や稚魚を活発に捕食するため、2000年代に入ってからは特に注目されてきている。
この画像を大きなサイズで見る8.オオクチバス
北米が原産地だが、釣り(スポーツフィッシング)や食用の対象魚として世界各地に移入された。成魚は全長30-50cmに達するが1メートル近くになる個体もいる。日本ではほとんどの都道府県で多くの湖・池に生息している淡水魚で人為的に移入された外来種である。1970年代以降、日本での分布が急速に拡大し、環境問題に発展している。釣り人による密放流(ゲリラ放流)、琵琶湖産のアユ種苗やゲンゴロウブナへの混入などによりその生息域を広げたと考えられている。
この画像を大きなサイズで見る7.ウォーキングキャットフィッシュ
東南アジア、インドを原産地とするナマズの一種。全長55cm。黒褐色の体に、4対8本のヒゲをもつ。ウォーキングの名前の通り、餌である虫を追いかけで地上を這うように歩くことができる。日本では2000年代に沖縄島で定着が確認された。捕食によって在来種の生物相に悪影響を与える恐れがある。世界の侵略的外来種ワースト100に選定されている。日本の外来生物法による指定は要注意外来生物にとどまっており、飼育などへの規制はないものの、野外へ逸出しないように注意する必要がある。
この画像を大きなサイズで見る6.コクチバス
北アメリカ原産の淡水魚。成魚は全長30-50cmほどで、体長の44%から66%までの体長の小魚を補食している。オオクチバスよりも低水温を好み、流れの速い河川でも生息できるという性質から、オオクチバスが侵入できないような渓流域や流水域にも侵入し、在来生物へ影響を与えることが危惧されている。捕食が確認されている生物種は、アユ、イワナ、ウグイ、ヒメマス、ヤマメ、ヨシノボリ、ワカサギなど幅広い。こうした悪影響を考慮して、日本生態学会では本種を日本の侵略的外来種ワースト100に選定している。
この画像を大きなサイズで見る5.カダヤシ
北アメリカ原産で、、流れのあまりない淡水域や汽水域に生息する。全長はオス3cm、メス5cmほどで、メスのほうが大きい。日本でも外来種として分布を広げている。食性は肉食性が強く、プランクトンや小型の水生昆虫、魚卵、稚魚などを捕食するが、藻類を食べることもある。蚊の幼虫であるボウフラを捕食することが、名前の由来となっている。
日本に分布するカダヤシは、1913年にアメリカから、また1916年に台湾経由で持ちこまれた。繁殖力が強く成長が早いうえ、自種を含む淡水魚の卵や稚魚を多く捕食するので、日本における近年のメダカ減少の原因の一つにも挙げられている。いつの間にやら水域のメダカがカダヤシに置き換わっていたということもあるが、一般にはカダヤシという種の存在さえあまり知られておらず、置き換わっていると気づかれないことが多い。汚染に強い性質もあり、都市や市街地周辺では次第にカダヤシがメダカを駆逐する場合が多い。
この画像を大きなサイズで見る4.コモン・ラッド
世界に広く分布するコイ科の小型の魚である。外洋域や淡水に住む底生生物でもともとヨーロッパから中東にかけて生息していたものが世界中に人為的に持ち込まれ定着していった。ニュージーランドやカナダでは、自然の生態系への影響が大きいことから、害魚(侵略的外来種)とされている。
この画像を大きなサイズで見る3.ティラピア
もともとアフリカと中近東に分布したが、食用にするため世界各地の河川に導入された。雑食性で淡水、汽水の様々な環境に適応するが、冷たい水には棲まない。日本に導入されたティラピアと呼称される魚はナイルティラピア、カワスズメ、ジルティラピアで、第二次世界大戦後の食糧危機においてタンパク源として注目された。このうち食用として普及したのはナイルティラピアで、鯛に味や食感が似ていて美味なのだそうで、流通名は「イズミダイ」又は「チカダイ」と呼ばれ養殖されている。
近年、日本では鯛そのものが大量に養殖されるようになり、価格も下がったため、ほとんど見かけなくなった。近似種のシクリッドは観賞用として輸入されている。また、荒子川では、異常繁殖(数万匹も)しているため、外来種に指定されている。
この画像を大きなサイズで見る2.ジャイアントスネークヘッド
主にマレーシアやタイ、インドネシアなど東南アジアに生息している体長約60センチほどの淡水魚だが中には超巨大クラスのものも存在する。その鋭い歯と獰猛さはピラニアをはるかにしのぐと言われている。カナダ、アメリカでは生態系を破壊する最上位捕食者として危険視されており、ジャイアントスネークヘッドの驚異の繁殖力で、年間30億ドルの漁業被害がでているという。イギリスでも2008年、リンカンシア川でジャイアントスネークヘッドの存在が確認され、在来種と生態系を守るため、急きょ結成されたパトロール隊が、この魚が発見された川や湖を監視しているのだそうだ。
この画像を大きなサイズで見る1.ミノカサゴ
太平洋の南西部とインド洋にかけて、日本では北海道の南部以南の沿岸部に生息する。背鰭を中心に毒を持ち、腹鰭(はらびれ)の間にある剣も鋭い。夜行性で、昼間は珊瑚や岩場の影に潜んでいる。そのため、誤って手を伸ばして触れてしまうこともあり得る。優雅に泳ぐさまとは対照的に攻撃的な魚で、ダイビング時の水中撮影などでしつこく追い回すと激昂、人に向かってくることがある。刺された場合、激痛を伴って患部が腫脹、人によってはめまい・吐き気を起こすことも。
近年カリブ海でミノカサゴが猛繁殖しているという。ミノカサゴはわずか5週間でサンゴ礁エリア内の他の魚79%を食い尽くしたそうで、生態系の破壊が懸念されている。
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ジャイアントスネークヘッドでけー
こんな魚居るんだ こわっww
>>1
別名レッドスネークヘッドだね。
実はすごく安く売っていたりするよ。
>>2
別にメダカに限った話ではないけど、この手の貪欲な魚はとにかく何でも食べる。
腹が膨れるとかそんなこと関係なくとにかく食う。
大口バスって本名ラージマウスバスじゃなかったっけ小口もスモールマウスバスだよね?
外来種って生命体の数を少なくしてるって言ってるけど実際どうなの?バスがめだかを食べるとか聞くけど、喰わないと思うんだ、喰っても腹みたしにもならないと思う
※2
最初からあの大きさなわけないだろう
このくらいのあいてならワラスボさん一匹で全部やれるだろ
ブルーギルが入っとらんねぇ。
幾億年の進化の果てできた生態系が100年を待たず滅茶苦茶になるんだから恐ろしいな
遊びの釣りの為、外来種を放流するとか償いようもない罪だと思う
コイあたりは国内での移入も問題になるよね。
まークニマスはそのおかげで生き延びたわけだが。
1m近いブラックバスなんて見てみたいわw 60cmですらそう簡単に釣れないってのに
食べるやつは食べつくせば解決すると思うんだ。
でも生物は自分にあった環境を求めて移動するし、どんな方法でもそいつはそこに住み着いちゃったから人間が文句は言えないと思う。
まあでも生態系が崩れてしまうのはよくないね。その辺はきっちり管理してもいいと思う
5
センセーショナルな書き方したいのはわかるが,どんな魚だって腹が膨れりゃ食わなくなるよ
なんでもってのも言い過ぎだし好き嫌いもある
問題なのは満腹の閾値が高いことであって,際限なく何でも食べるようなイメージを吹聴するのはデマとしか言えないよ
※12
何を食べて何を食べないとかの能天気な問題じゃないの。
10匹の肉食動物を100匹の草食動物で支え、その草食動物を1000株の草が支えてバランスが取れてる環境に、新しい肉食動物や草食動物や、餌にならない草をぶち込んだらどうなるかって話なの。
地味だけどグッピーによる生態系破壊も深刻。
温水を排出する工業地帯や温泉地域の川をよく見るとすごいことになってる。
湯河原あたりじゃブラックバスとティラピアとブルーギルしかいない川さえあるよ。
こういうの紹介するとわざわざ手に入れて日本国内で放流しちゃう輩がいるから心配なんだ
スネークヘッドはライギョって名前の方が親しみがある
*14 まったく逆じゃない?安易に放流すると大変なことになるし、そういう情報を知ることで、放流している人がいる可能性を示唆できる。何も知らないで「変わった魚が泳いでる」レベルで終わりにするより、「外来種かも」と役所などに通報することで未然に拡大を防げたりするでしょ。
しかもこういうのは大抵マズイからタチが悪いんだよね
※18
ブラックバスはスズキに似た味で美味らしい、ライギョも戦時中はヒラメに似た味がすると食いまくってたらしい、おまけに美味いから放流までしてたらしい。
アングラーが喜びそうなのばっかり
進化してあらゆる環境に適応できるようになって、人間に利用された後は邪魔者扱いか…
人間が環境保全とか生態系保護とか全くやらずに自然淘汰していったらどうなるのか気になる
こいつらはまさにエイリアンだな。てかコイてここまででかくなるのか
カサゴは美味いよね。
余裕で食えるよな
(´¬` )<タベタイナァ
ブラウントラウトは実は桜鱒のほうが魚食性が強い。日本(北海道)では人間の桜鱒(ヤマメ)の過剰な放流も問題。
外来生物関連は、煽ってる連中が胡散臭すぎて鵜呑みにしたくないんだよなぁ…
フィッシュイーターは基本的に自分と等身大の魚ですら呑み込む
体長が1メートル超え始めると鴨や水鳥を餌にし始めるが
ピライーバやジャウーなど数メートルに達する淡水魚が多いアマゾン川では
川で遊ぶ子供がナマズに呑まれた都市伝説もある
デカいコイ見たとき、こち亀のニシキゴイの回を思い出した。
アメリカではバスは在来種で
雷魚が侵略者で大変なことになってるのか
日本じゃ雷魚が日本中に広がって
定着した頃にバスの大放流で追いやられる側。
その辺が不思議なんだよな
なんであれ新しい移植生物がいい住環境であれば
バランス崩すぐらい繁殖しちゃって問題になるんだね
ミノカサゴがナンバーワンなの?
あれってカサゴと同じで唐揚げにするととてもおいしいことを教えてあげれば、
一気に採りつくされそうな気がw
日本以外ではあんまり食べんのかねー?
妙にデカイ魚に恐怖を感じる俺
>>32
同感.
カサゴってアクアパッツァにするとうまいんだよな, つか現地でも
そうやって食べてた筈なんだがね.
見た目で「コレ食えねぇヤツだ」ってなってるだけかも.
そうだとすれば, コマーシャルしさえすれば消費されるように
なるかもね.
スネークヘッドやばすぎると思ったらジャイアントまでいて吹いた
カムルチーってスネークヘッドっていうんだ。
知らなかった。
ライギョとかタイワンドジョウとか言ってたのとは微妙に違うんかな?
琵琶湖はブラックバスよりブルーギルのほうが圧倒的に多いんだけどね
79パーセント・・・?半端ないな。
koiの予感
最近だとバスがサイズ小さくなって生息数も減ってるよね
圧倒的なのはコイ
バスもブルーギルも追いやられてコイだけになってる池が近所に沢山ある
魚の類は天敵いないと際限なくでかくなって全然違う種類に見えるな
バスよりハス(琵琶湖周辺の固有種)のほうが、ヤバいんだけどね
琵琶湖産のアユ種苗やヘラブナ(人間が作り出した新種)への混入などにより、全国にバラまかれている
でも、誰も叩かない
外来生物関連叩いている連中が見えてくるよな
結局は人間の利権
いきなり荒子川と書いて判るのか?
管理人は名古屋市中川区在住のなの?
>45
ハスってそんなに増えてるん?
琵琶湖だとほとんどブルーギルとブラックバスって感じなんだけど他府県だとハスの食害結構あるんだ。
ブルーギルには菊の紋章が付いてるのでメディアで害魚扱いし難いんだ。
それやっちゃったばかりに右翼に攻撃されたメディアもあったし。
はじめてワラスボを見た時から感じ続ける佐賀への恐怖感
これもまた一つの自然淘汰だと思うよ
でもブルーギルってバスより軽くてビクンビクン引くから竿から伝わるアクションが手軽に楽しめて結構面白いんだぜ。
問題は釣れすぎるってことだが…、餌なんてホント何でもいいしな。
>>49
それもあるけど、ブルーギルが叩かれないのは、ブルーギル狙いの釣り人がいないから
バスなら釣り人を悪人に仕立て上げれば、色々誤摩化せるからね
在来種が減ってるのはダムだの護岸工事だの、利権が関わってるものが大きな要因
それに、バス以上に増え続けているブルーギルは、漁業関係者の無責任な放流のせい
ミノカサゴが意外だった。
淡水の外来魚の方はよく耳にしてるけど・・・、これは弱ったな~。
釣り人とペット好きが諸悪の根源。 免許性にすとかやり方はいくらでもあるのに。
カムルチーは浮遊性の卵を産むので、止水域でかつ、産卵に適した浮草がある場所にしか生息できない。
昔はそういった溜め池が日本にも沢山あったからカムルチーもあちこちに居たんだけど、最近じゃそんな溜め池が減ったせいで、すっかり減ってしまって、もう在来種への影響を考慮するレベルじゃないくらいの魚になってるけどね>カムルチー
在来種ならどこに何を放流してもいいと解釈してるバカのおかげで
日本の生態系なんて既に滅茶苦茶。アユがいないはずの川にアユ放流して
清流が戻ったとか喜んでる。
ウォーキングキャットってなっている1枚目の写真はデンキナマズではないですか?
好きでやってることを知らない奴からごたごた言われたら気分わるいだろ
なんにでも言い方ってのがあるが,環境原理主義の輩はなんかしらんが揃って喧嘩腰なんだよな
共生とか棲み分けとか現実的な話ができなくて,「殺せ」「根絶やし」「戦争」「侵略」「凶悪なエイリアン」とかいう言葉を好んで使う
この手の話題が水掛け論になりがちなのはお互いに歩み寄る気が端からないからだと思うんだ
まあ人間ばっかり和解しても水ン中が元に戻るわけじゃないけど
環境原理主義者は人間同士の言い合いに勝ったら環境が戦前に戻るとでも思ってんのかね
スネークヘッドは美味しのにねw
ジャイアントスネークヘッド
キレイな色してるな~。
どこにでもいるんだな迷惑バザーって。
利権?ダム工事?護岸工事?
確かにそれも在来種を圧迫する大きな要因だけど
だからと言って科学的にも根拠のあるバスの在来種への被害が許される理由にはならんね。
共生や棲み分けができないから問題なってるのに当面の問題を無視し
自分に都合のいい持論ばかり展開し水掛け論にしてるのはどちらさまよ。
マスク・ラッドは地味に琵琶湖下流の瀬田川でも生息が確認されてる
間違い、コモン・ラッド