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怪我をした我が子を命がけで守っていた母犬、保護された後も寄り添い続ける愛情物語

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(著)

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Kentucky Humane Society
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 アメリカ・ケンタッキー州で路上をさ迷っているところを保護された一組の犬の親子が、多くの人の心を動かしている。

 母犬は、過酷な野良生活の中で生まれた子犬を守り抜いた。飢えて自分の体がやせ細っても、娘の命を優先し続けた。

 怪我を負っていた子犬の手術がすぐに行われたのだが、別の部屋にいた母犬は、心配のあまり叫び声をあげ続けた。

 これは、苦しみの中でも離れずに支え合い、再び人間との暮らしに一歩を踏み出した親子の犬の心温まる物語だ。

母犬が命を削りながら守っていた我が子

 アメリカ・ケンタッキー州にある動物保護施設「Kentucky Humane Society」に、一頭のやせ細った母犬と、その子犬が保護された。母犬はミス・ハニー、生後約2か月の子犬はマチルダと名付けられた。

 ミス・ハニーはシベリアンハスキー、もしくはそのミックス種と思われ、その体重は15kgほどしかなく、明らかに栄養が足りていなかった。

 それでも、ミス・ハニーは母乳を与え続け、子犬の命を優先してきた。

 施設のスタッフであるジェニファー・ハリスさんは、「彼女は自分の体力をすべて子犬のために使っていた。体は弱りきっていたが、その目には強い意志があった」と語っている。

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Kentucky Humane Society

脚に重い怪我を負っていた子犬の手術中、鳴き叫ぶ母犬

 子犬のマチルダは後ろ脚に重い怪我を負っていた。感覚がなく体重をかけることもできなかった。

 獣医が怪我の治療を始めると、別の部屋にいたミス・ハニーは、心配のあまり激しく鳴き始めた。

 その声は痛ましく、スタッフが思わず駆けつけるほどだった。きっと、母と子が離れたのはこれが初めてだったのだろう。

 治療が終わってマチルダが戻ると、ミス・ハニーはすぐに寄り添い、安心した表情を見せた。その姿に、スタッフたちは「この親子を絶対に離してはならない」と強く感じたという。

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Kentucky Humane Society

2匹は共に仮里親の家へ

 2匹はすぐに、一時的に預かってくれる仮里親の家へと移された。落ち着いた環境で過ごすようになり、人間に対して強い警戒心を持っていたミス・ハニーだったが、今では少しずつ心を開きはじめた。

 マチルダは人懐こく、よく母犬のあごの下に潜り込んで眠るという。

 そして今では、ミス・ハニーも人間からの抱っこやなでられることを好むようになり、人の温かさを受け入れ始めている。

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Kentucky Humane Society

 その後一週間ほどたち、マチルダの怪我した脚は、残念ながら切断を余儀なくされた。

 手術を前に、ミス・ハニーはそばに付き添うことはできなかったが、術後に麻酔から目を覚ましたマチルダにそっと寄り添い、やさしく抱きしめた。

 現在、マチルダは3本足での生活に少しずつ慣れてきており、ミス・ハニーも体重を回復しつつある。二頭は、これまで決して離れることなく困難を乗り越えてきた。

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Kentucky Humane Society

2匹が一緒にいられるずっとの家を探して

 スタッフたちは、ミス・ハニーとマチルダの深い絆を守りながら、2匹とも迎え入れてくれる最適な家族を探している。

 「マチルダは人間にも自信を持って接するようになり、ミス・ハニーもその姿に安心している。今では、ミス・ハニーも抱っこをねだり、人のぬくもりを感じることを欲している」とハリスさんは語っている。

 日本でも、野良犬や保護犬の譲渡活動が広がっており、預かりボランティアを積極的に行っている人も多い。

 母の愛に導かれて生き延びたミス・ハニーとマチルダのように、救われる命が一つでも多くあることを願いたい。

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編集長パルモのコメント

パルモの表情、普通

母は強しというが、特に動物の場合、我が子のために、あるいは強い絆で結ばれた者の為に、自分の全てを犠牲にしてでも守り抜こうとするよね。何度も何度でも立ち上がり、前を向いて子供を救おうとしていた母犬の思いはついに報われた。きっと素敵な永遠の家族が見つかることだろう。

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この記事へのコメント 9件

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  1. この親子のこれまでの辛酸を思うと辛すぎる。あたらしいおうち早く見つかれ。おじさんのぶんのこれからの幸せぜんぶもってけ。

    • +55
  2. ガイア、オルテガ、マッシュ!
    マチルダさんにジェットストリームアタック
    を、、掛けちゃ駄目!

    • +3
    1. くらえジェットストリームアタック

      ガイア   「おやつ!」
      オルテガ 「おもちゃ!」
      マッシュ 「毛布!」

      • +19
  3. 子犬のほうは昔、クラスで飼ってた犬にそっくりだ
    いい犬だったけどそれを言い出した女の子二人に問題があって
    一時期、触るには二人の許可がいるなんて事態に
    あと餌と掃除は当番制なのに、散歩は自分らと取り巻き、無断で自宅へ連れ帰りも…
    まあ関係ない話だけど、記憶って繋がってるからね

    • +16
    1. 昭和なのかな?狂犬病注射とかは学校負担だったのかな
      散歩なんていくらでも好きなだけクラス全員で行けば犬も長距離歩けていいのに謎だね

      要するに家で飼えないから学校を使ってたまに家に持って帰ったのも当番だからとか言い訳にしたのかなぁ
      よく学校側が許したなぁ。おおらかだったんだね

      • 評価
  4. よかったなぁ🥹続報があったらまた紹介してね!

    • +32
  5. もう泣いちゃうから
    暖かいおうちに迎えられてたくさん愛されて、お母さんも娘も、ずーっと一緒に暮らせるといいねえ

    • +27
  6. 愛情溢れる母犬と…子犬のぬいぐるみ???
    ぬいぐるみじゃない????
    かわいすぎじゃない???

    • +3

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