この画像を大きなサイズで見るアメリカで母親に見捨てられた一匹の子羊が、唯一心を開き、強い絆を結んだのは、同じ羊たちではなく、番犬だった。
生まれてすぐに育児放棄された羊のリチャードは、レイシーさんという女性に哺乳瓶で育てられた。
成長したリチャードに同種の仲間が必要だと考えたレイシーさんが、新たに2匹の羊を迎え入れたが、彼は一切関心を示さなかった。
彼は、家畜を守るために飼われていた番犬のチャムレーにしか興味を示さなかったのだ。チャムレーも自分を慕ってくるリチャードを受け入れ、朝も昼も夜も、彼らは寄り添いながら暮らしている。
これは種を超えた深い愛情で結ばれた大型犬と羊の物語である。
母親に見捨てられ人間に育てられた羊、他の羊に興味を示さず
アメリカの山間部で暮らすレイシーさんのもとに、ある日、義理の姉から「母羊に育児放棄された子羊がいる」と連絡が入った。
レイシーさんは羊の飼育経験がなかったが、「リチャード」と名付けられたオスの赤ちゃん羊を引き取ることにした。
哺乳瓶でミルクを与え、愛情を注ぎながらお世話していくと、元気な子羊に成長した。そこで彼女は、羊としての社会性を育むため、すぐに2匹の羊を迎え入れた。
しかし、リチャードは同種の羊たちとは距離を取り、近づこうとしなかった。
この画像を大きなサイズで見る唯一心を通わせたのは番犬
そんなリチャードが唯一心を許したのは、家畜を守るために番犬の役目を果たしていたアトリアン・シェパード・ドッグのチャムリー(オス)だ
どこへ行くにもチャムレーのあとをついて歩き、寝るときも寄り添って眠る。
2匹はまるで兄弟のように行動を共にし、リチャードはチャムレーに安心感を求め、チャムレーもまたリチャードを特別に思っている様子だった。
この画像を大きなサイズで見るある日、ニワトリがチャムレーに近づこうとしたところ、リチャードが間に割って入り、そのニワトリを追い払ったこともあったという。
リチャードが羊でありながら、犬のチャムレーを守ろうとしていたのかもしれないし、チャムレーが他の動物たちと仲良くするのが嫌だったのかもしれない。
チャムレーはリチャードだけを特別扱い
一方チャムレーは家畜を守る番犬として育てられており、他の動物たちにも目を配っている。
しかし、リチャードに対する態度だけは特別だった。
例えば、もう1匹の番犬クロエ(メス)がリチャードを追い回した際には、チャムレーがすぐに割って入り「やめろ」とばかりに制止した。
チャムレーはリチャードを自分の仲間、大切な家族と認識していたのだろう。
また、チャムレーは屋内に入ることを嫌い、屋外でリチャードと過ごすことを望んでいる。朝になると2匹は同じ場所に寄り添っているのだ。
この画像を大きなサイズで見る羊と犬の類まれなる愛情で結ばれた絆
一般的に羊はあまり感情をあらわにしないと考えられているが、リチャードの行動はそのイメージを覆す。
自分の名前を憶えており、飼い主に呼ばれると、どこにいても駆けつける。人に懐き、他の動物と強い絆を築く能力を持っているのだ。
レイシーさんは「動物たちは私たちが思っている以上に賢く、他の生き物と心を通わせることができる」と話している。
リチャードとチャムレーの物語は、「種の違いを超えた友情」が実在することを私たちに教えてくれる。
動物にも、守りたい存在や心を寄せる相手がいるということ。そして、愛は言葉を必要としないということを、2匹の姿が静かに語っている。
リチャードとチャムレーの仲睦まじい様子はレイシーさんのInstagramかTikTokで見ることができる。
本当にすごく仲がいいんだ。前世は本物の家族だったのかな?
編集長パルモのコメント

これまでカラパイアで投稿してきた動物系ニュースの中にも、群れで飼われているのになぜか1匹だけ牧羊犬に懐いている羊がいたよね。羊の中にはもしかしたら羊の皮を被った別の何かが存在するのかもしれない。前世で犬だったか、あるいは犬の飼い主だったりしたのかな?
















尊い。かわいい。もうこれ優勝でいいんじゃないか(劣敗おじさん
チャムレースたん。名前が可愛いよチャムレー❤️
リチャード、自分は犬だと思っているんだろうなあ
種を超えた愛情は心がほっこりすると同時に、勇気をもらえる。
人間だって他種族ともっと上手く付き合っていけるはずだし、
種族が違ってさえそうなのだから、
人間同士だってもっと争いを少なくできる余地はあるはずだと。
相思相愛.....
羨ましくなりほど仲良しさんだね♥️