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脱走したペットのミニチュアダックスが野生で16か月間生き延びて専門家もびっくり!

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(著) (編集)

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image credit: Facebook @Kangala Wildlife Rescue
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 オーストラリア南部、アデレードの南西に位置するカンガルー島でキャンプをしていた夫婦の愛犬のミニチュアダックスフンドが、突然逃げ出し行方不明になった。

 手を尽くして捜索したものの、愛犬はとうとう見つからず、夫婦は傷心のうちに帰宅した。

 だがなんと、それから1年後のある日、行方不明になった場所から約15km離れた場所で、愛犬の目撃情報が寄せられたのだ。

 さらに目撃情報は最近まで続き、箱入り娘だったはずの犬は自然の中で16カ月間も生き延びていたのだ!だが、話はそれで終わらない。

キャンプ中に行方不明になった愛犬

 2023年11月、ニューサウスウェールズ州で暮らすジョージア・ガードナーさんと夫のジョシュさんは、愛犬のミニチュアダックスフンド、ヴァレリーといっしょにカンガルー島にあるキャンプを訪れていた。

 大自然に囲まれて楽しい休日を過ごしていた彼らは、ある時島の観光スポットであるストークス湾を訪れた。美しい白い砂浜と透明な海。

 ビーチでの楽しい時間が待ちきれなかったヴァレリーは、ケージから抜け出してしまった。

 周囲にいた人たちが協力して捕まえようとしたのだが、怯えたヴァレリーはビーチ近くの藪の中に逃げ込んで、姿が見えなくなってしまった。

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image credit: Facebook @Kangala Wildlife Rescue

 夫妻は地元住民の力も借りて、1週間にわたってヴァレリーを探し続けたが、彼女の痕跡すら発見できず、夫妻は後ろ髪を引かれる思いで島を後にし、自宅に戻るしかなかった。

ヴァレリーは決して私のそばを離れませんでした。彼女はほとんど外に出ませんし、荒っぽくてタフな犬でもありません。雨の中、ずっと外にいるなんてことを想像しただけで胸が苦しくて涙が止まりませんでした……

1年後に目撃情報が!そして16か月が経ち現在に至る

 だがそれから約1年後、夫妻はSNSを通じて、ヴァレリーが生きているという情報を得た。

 現地の保護団体Kangala Wildlife Rescue(KWR)が、その情報をもとにヴァレリーの行方を探し始めた。

 だが、捜索は一筋縄ではいかなかった。KWSのスタッフは、SNSで次のように説明した。

ヴァレリーは人間や車の気配を感じると、すぐに走り出して逃げてしまいます。献身的な島民の懸命の努力にもかかわらず、ヴァレリーを捕まえることは不可能でした

 それでもKWRと島民たちによる捜索は続いた。そして2025年3月27日、捜索に加わっていたスタッフが、ヴァレリーの姿をその目で確認したと発表した。

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image credit: Facebook @Kangala Wildlife Rescue

 ジョージアさんらは愛犬の生存が確認されたことは、奇跡としか思えず、天にも昇るほどうれしかったという。

本当にずっと心を痛めていました。あまりにも奇跡的なことで現実感が得られず、最近目撃された時でさえ、私たちは2人とも「いや、期待しちゃダメだ」という感じでした

でも送ってもらった写真と、KWSへの信頼のおかげで、今の私たちは「彼女は生きている!どうやって迎えに行くかを考えよう」という気持ちになり始めています

 ジョシュさんは、当初、この情報に半信半疑だったと語っている。

当初、私たちは目撃情報に少し懐疑的でしたが、地元の人から写真を受け取った時、大きな希望が湧いてきたんです

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image credit: The Guardian @Georgia Gardner

どうやって餌を食べているのか?なかなかつかまらない犬

 とは言え、ヴァレリーの捜索はまだ続いている。KWRによると、ヴァレリーの姿が最後に目撃されたのは、行方不明になった地点から約15km離れた場所だという。

 オーストラリアのブッシュには適応していないものの、ミニチュアダックスフンドには地面で食べ物を見つける習性がある。

 一部の専門家は、誰かがヴァレリーに餌をやったり、保護したりした可能性を示唆したが、シドニー大学獣医学部のポール・マクグリービー教授はこれに反論している。

仮定の話として、ヴァレリーは鳥やカエル、ネズミを食べていたかもしれませんが、それよりもむしろ、腐肉を食べていた可能性の方が高いでしょう。

そして残念なことに、犬は臨機応変な日和見主義者なので、排泄物も食べるという現実があります。

誰か人間が保護していた可能性も皆無ではありませんが、それならなぜ、彼女のピンクの首輪に気がつかなかったのでしょうか

行方不明から16か月後、ついにその姿が確認される

 3月28日、KWSのInstagramに防犯カメラにとらえられたヴァレリーの姿が投稿された。これは彼女の捜索を行っている地域に設置されたカメラだそうだ。

 KWSではヴァレリーを見かけた人がいたら情報を共有するよう呼びかけるとともに、捜索にかかる費用の寄付のお願いもしている。

 この記事を書いている現在、まだヴァレリーが保護されたという報告はないが、無事に飼い主と再会できたという嬉しいニュースを、ぜひ続報としてお届けしたいと思っている。

 ヴァレリーが大自然の中で生きることの喜びを感じてしまっているのかどうかはちょっとよくわからないが。

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image credit: Facebook @Kangala Wildlife Rescue
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References: Experts ‘amazed’ at survival of Valerie the miniature dachshund – on the run on South Australian island for more than a year

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この記事へのコメント 14件

コメントを書く

  1. 生きて帰ったのは嬉しいが、オーストラリアか。動きの鈍い小型の有袋類や鳥のひな、昆虫などを食べていたのだろうか。やりきれない。

    • +14
  2. ヨカッター!!(涙)
    「マテ」「コイ」の徹底って大事だなあ

    • +13
  3. 先代のミニダックスの生活全般を知っているので、およそ想像できない
    気が強いのは確かだけれど、あの身体で生き抜けるとは驚き
    おっかないヘビや大きな昆虫もいるはずだし

    • +9
  4. よかったな~と思ったらまだ保護はされてなかった

    • +44
  5. 実家のミニチュアダックスさんは生き残れないと思う
    枕を使って仰向けでイビキをかいて寝るワンコ

    • +5
  6. 銀牙伝説シリーズのオリバーを思い出した。

    • +6
  7. これ飼い主が呼んでも離れてったらそのままにしたほうが本人は幸せな可能性があるな
    法律上駄目かもしれないけど

    • +2
    1. この犬の行動から言って
      飼い主に愛着がなさそうだよな

      • +3
      1. 人間でも、早いうちから旅立ちたい、遠くに行きたい衝動がやたら強い個体っているからね、犬の世界でも出現するだろうねきっと。

        • +7
  8. 飼い犬が生き延びれるってことは
    天敵がおらず、餌も豊富にあるってことじゃない?
    ディンゴやノネコもこうして誕生したんだなと

    • +3
  9. 野生どこ行った?の反対語の子って居るんだな

    • +5
  10. 謳歌してる感もあるが生態系の事考えるとやはり保護すべきなのよ
    ペットが野生に住み着くのは良くないからな

    • +14
  11. トップ画のいかにも飼い慣らされた愛玩動物感からのギャップがいい

    • +2

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