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ヤギコンテストに勝ちたくて、ライバルのヤギに毒を盛った17歳少女

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(著) (編集)

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Photo by:iStock
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 アメリカのテキサス州に住む17歳のチアリーダーが、別の生徒が飼育しているヤギを毒殺したとして動物虐待の罪で告発された。

 報道によると、この少女は2回にわたってライバルのヤギを狙い、殺虫剤を無理やり飲ませて殺害したという。

 彼女は自分のヤギと共に、家畜のコンテストやショーに出場していたが、「ライバルが不正行為をしていた」から、そのヤギを殺したと語っているそうだ。

ライバルのヤギに殺虫剤を飲ませて殺害

 事件は2024年10月23日、テキサス州ビスタリッジ高校の、ヤギを飼育している納屋で起きた。

 警察が入手した防犯カメラの映像には、女子生徒がヤギの「ウィリー」を押さえつけ、無理やりその口にドレンチガン(家畜の口に液体の薬などを投与するための注射器)を突っ込んでいる様子が写っていた。

 ウィリーはこの後痙攣と呼吸困難に襲われ、21時間後に飼い主である15歳の少女の腕の中で死亡した。

 その後の調べで、この女子生徒は同高校生徒のオーブリー・ヴァンランディンガム(17)と判明。事情を聞いたところ、ウィリーに殺虫剤を投与したことを認めたため、11月22日に逮捕された。

 ウィリーを検視した結果、体内から有機リン系の殺虫剤ホスメットが検出されたという。ホスメットは家畜の寄生虫駆除に使われており、死因はこの殺虫剤による有機リン中毒であると特定された。

 オーブリーの携帯電話には、以下の検索履歴が残されていたという。

  • 動物を殺すには、どのくらいの量の漂白剤が必要か
  • ペットを毒殺する際に知っておくべきこと
  • 検索履歴の消去方法
ヤギコンテストに勝ちたくて、ライバルのヤギに毒

犯人は家畜コンテスト常連の女子生徒

 オーブリーはアメリカ合衆国学校農業クラブ連盟(FFA)の同高校代表を務めており、ヤギのショーやコンテストに、自分の飼育しているヤギのレイシーと一緒に頻繁に出場していた。

 FFAは、農業を学ぶ生徒が自分で育てた動物たちと共に、州内で行われる家畜ショーに出場する機会を提供する全国的な組織である。参加者には、数千ドル相当の奨学金や賞品を獲得するチャンスが与えられるのだ。

 オーブリーは2023年に行われたFFAのコンテストで、州全体で6位の成績を収めたという。

 詳しい動機について、オーブリーはウィリーの飼い主が不正行為をしていると主張しており、「不正行為が嫌いだ」と供述しているそうだ。

Rival’s Show Goat Killed: Teen Cheerleader Charged with Animal Cruelty

被害ヤギ飼い主の母親は「嫉妬していただけ」とバッサリ

 これに対し、ウィリーの飼い主である15歳の少女の母親は、次のように反論している。

彼女は不正行為だと言っていますが、私たちの理解では、彼女は本当に嫉妬してただけです。ヤギのショーに関しては、不正行為をすることなんてできません。だからこそ嫉妬が起きるのです。

彼女は、数日間にわたって何度も毒を盛ったことを認めました。ですから、かなり厳しい状況です。彼女が反省しているとは思えません。私たちは彼女が服役して、何らかの精神的な支援を受けられるよう望んでいます。

(オーブリーとウィリーの飼い主は)友だち同士ではなかったし、うちの娘はオーブリーよりも学年が下なので、実際に交流することはまったくありませんでした。だからこそ、全てが奇妙です

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犠牲となったウィリー(生後6か月)

 また、オーブリーに対しては、厳しい処分を望んでいるという。

他にもいろいろあるんです。彼女は獣医学の授業を受けていたので、自分が何をしているのかわかっていたはずです。

私たちは正義が行われることを望んでいます。軽い処罰は望みません。彼女が確実に罰せられることを求めます。

現時点では、彼女は自分が罰せられるとは思っていないようですが、彼女は罰せられるべきです。自分がしたことの責任は、きちんと取らなくてはなりません

 オーブリーは動物虐待の容疑で起訴され、5,000ドル(約75万6,900円)の保釈金で釈放された。

 その後彼女は自分のペット以外の動物の世話をすること、大人の同席なしで被害者の家族と連絡を取ること、高校への通学を禁じられ、裁判を待っている。有罪となった場合は、最高2年の懲役刑が科せられる可能性があるそうだ。

Teen Accused of Poisoning Rival’s Goat to Win Competition

References: Texas cheerleader, 17, charged with animal cruelty for fatally poisoning her rival’s show goat in ugly ‘jealousy’ act / Texas teenager accused of using poison to kill rival’s competition show goat | Texas | The Guardian

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この記事へのコメント 35件

コメントを書く

  1. 仮に本当にウィリーの飼い主が不正をしていたとしても、不正をしたのは飼い主であってウィリーじゃない
    ウィリーには何の罪もなく殺したことに正当性は一切ない

    • +82
  2. 仮に不正があったとしても罪のないヤギを殺すことはあってはならない。こんなことをする子が本気で自分の所のヤギを大事にしているはずがない。ただこの子が欲深かったとしか思えない

    • +67
  3. 1403年中世舞台のゲームやってるんだがこの件まんまそのゲーム内の感覚というか倫理観でやらかしてるな。
    もう2025年やぞ。

    • +9
  4. アメリカの素晴らしい事は州によっては小学生から大人と同じ罪を受ける場合があること
    日本も見習うべきと思う

    • +45
    1. 日本の場合は少年法があるのは環境要因特に貧困が原因で犯罪に手を染める児童が多かった時代の名残だが、これはもちろんアメリカにも存在します、普通に。
      しかも貧困から犯罪に走る児童の件数はアメリカの方が日本の数倍多いし、アメリカでは今もって深刻な問題。
      違うのはアメリカは犯罪のケースによって被疑者である未成年にどちらを適用するかフレキシブルに判断するところ・・・と思いきや、ちゃんと調べるとわかる事ですが日本も「少年法を絶対適用する」なんて規定は存在しないんです。
      なのであまりに凶悪な犯罪なので少年法が適用されなかったケースは幾つか存在しますし、中には死刑になった例(近年だと2021年10月、甲府市の夫婦殺害および放火事件)もしっかりあります。
      つまり未成年だから罪の一部免除をされるシステムの有無が短絡に良い悪いではないし、日本とアメリカでそういうシステムがある無いという話でもないんですよ。

      • +40
      1. 14歳未満  保護処分のみ(刑法の規定により処罰されることはない)
        14歳以上17歳以下 原則として保護処分、一部の犯罪については処罰
        18歳及び19歳※ 原則として保護処分だが、17歳以下より処罰となる場合が広い
        ※2022少年法改正より (甲府市のは19歳

        • +4
      2. その説明は正しいですがコメ主は「州によっては小学生から大人と同じ罪を受ける場合がある」と言ってますからシステムの有無は語ってませんよ。
        あと凶悪犯罪の例を出すのも大分的外れだと思います。そんな極端な例を出して「日本だって未成年も処罰対象になるんだ」と言われましても、動物虐待との比較にはならないでしょう。
        個人的にはシステムがどうのの説明より、現状の日本でこのようなケースが起きた場合どんな処分が下されると想定されるかが知りたいですね。

        • -3
        1. >システムの有無は語ってませんよ。

          >日本も見習うべきと思う

          • +2
  5. 唯一良かったのはこの子が獣医になることはもうないってことかな…怖すぎでしょ

    • +64
  6. ロクにタイトル読まずカラパイアだからほのぼの動物記事だと思いこんで開いてしまった
    ヤギに罪はないから悲しい

    • +24
  7. 人間が勝手にやってるコンテストで、人間が勝手に恨みつらみを募らせて、犠牲になるのは何の罪もないヤギ
    口に無理やり毒物を流し込まれたなんて、ひどい苦しみだったろうな……本当にかわいそう
    同じ人間として恥ずかしいし申し訳ない

    • +49
  8. 写真のヤギは可愛いのにこんな酷いことされたのだと思うと…。

    • +28
  9. ひひーん🐴
    もーもー🐮
    めーめー🐑
    やーぎー🐐

    • -19
  10. 不正行為をしていたからって理由がまたなんとも
    正義感は本当に厄介

    • 評価
    1. これは正義感ではない
      自分のやってることを正当化してるだけ

      • +47
        1. 無い筈の正当性を主張することが正当化
          正義感を装うことにより心象を良くしたり、本来の動機を隠そうとしたり、自分は悪くないと自己暗示に掛けたり
          本人は本気で正義を果たしたつもりであっても、あまりに常識的な価値観とかけ離れていたり、独善的すぎる場合は認められないだろうね

          • +7
          1. 非がある相手には何してもいい(されて当然)という独善的制裁感情は、正義感から来るものだから正義感で間違いないし、そもそも他人が認めるものじゃないよ

            ネット民にとって身近だから否定したいんだろうけど、度が過ぎると警察沙汰になる。誹謗中傷から器物損壊、あおり運転、果ては殺人。
            正義感イコール正義じゃないぞ?

            • -1
          2. 「独善」の時点でそれは正義感じゃなく正義を履き違えた人の勘違いですしねえ。
            独善でも正義感だとか唱えたい人も居るようですけど、独善は正義感からじゃなく単なる自己満足。
            自己満足だからこそ正当化がしたいのであり、正義感ではないことを自ら証明してる一種のパラドックスでもある。
            同じにしたら正義感に失礼ですよね。

            • +4
  11. 不正行為をしていたからって理由なら
    制裁すべき相手は飼い主の方ではなかろうか
    そもそも誰相手だろうと毒を盛った時点で犯罪だし
    私刑に正義はないんだけども

    • +19
  12. 自分の命が大切なら他人の命も大切に
    自分のペットが大切なら
    他人のペットも大切と思えないなら
    他人から何をされても文句言えないぞ

    • +17
  13. 得られる物が大きすぎるとこういう事が起きる。

    • 評価
  14. 品評会で良い成績だとその後のオークションで高く売れるんだよね。
    自分のヤギを高額で売りたかったのにそれが出来なかったのが悔しかったのかな。
    サイテーだね。

    • +18
  15. チアリーダーなら向こうじゃカースト上位だろうな
    格下相手に負けるのが我慢ならなかったのかな

    • +9
  16. ゲームで負けると「チートをしてたに違いない!」とか言い出してスワッティングやるタイプなんだね
    この調子で自分の努力は全て報われるべき、みたいな意識のまま社会に出てたらと思うと、割とゾッとする話だ

    • +19
  17. 不正をしたからとか、賞金が欲しかったからとか、いい成績を取りたかったからとかの理由で10代の女の子か生き物を殺すって恐ろしいね。

    • +13
  18. コンテスト用だとしても同種のペットを育てているのによくそんな事ができるな
    押さえ付けた時に自分のヤギの感触を思い出さなかったんだろうか

    • +16
    1. きっと自分のヤギに対しても愛情なんてなくて、虚栄心を満足させるためのただのトロフィーとしか見てないんだろうね……

      • +19
  19. 不正が嫌いだって、相手のヤギを殺すのも不正や・・・・

    • +20
  20. 具体的にどんな不正があったのかを告発していないから言い訳でしかないね

    • +13
  21. それより加工されてる写真?と右側の未加工の写真が別人じゃない??!
    え…
    こわ
    やってることもそうだけど写真加工こわ

    • 評価

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