この画像を大きなサイズで見る彼らは変わりゆく環境の適応し、生き残るために様々な変化、進化を続けている。だが最近の変化は、どうやら人間の影響が大きいようだ。
産業革命の時代、煤(スス)で環境が汚染されたために、そこに生息する蛾が白から真っ黒に変化したことが知られている。煤でおおわれた樹木では、白よりも黒い方が生き残りやすかったからだ。
人間の影響による変化への適応は、世界のそこかしこで起きている。この記事では、人間中心の世界で生き抜くために進化した6種の動植物を見ていこう。
衝突事故を防ぐために翼が短くなったツバメ
米国ネブラスカ州南西部に生息するサンショクツバメは、橋の下に巣を作る習性があり、そのせいで車との交通事故が頻発していた。
ところが2013年の研究では、この状況への適応進化としてツバメの翼が短くなっていることが明らかになっている。
短い翼は長いものに比べて小回りがきき、猛スピードで走っている車を避けやすい。この発見をした鳥類学者によれば、その違いは「U-2偵察機と戦闘機のようなもの」であるそうだ。
この画像を大きなサイズで見る小型化するマホガニー
丈夫で腐りにくく、赤みがかった色合いが美しいマホガニー(桃花心木)は、高級木材の代名詞だ。そのおかげで伐採が進み、1970年以降、国によっては70%以上も減少し、大木はほとんど姿を消した。
決して絶滅したわけではなく、今でもさまざまな地域で見ることができる。だが、その姿は昔とは違う。
かつてマホガニーは高さ20mを超えることもある巨木だった。ところが、現代のマホガニーはずっと小さいのだ。
大きな個体が伐採されてしまったため、その背の高さを支えていた遺伝子を残せなかったことが原因だと考えられている。
この画像を大きなサイズで見るビール瓶を好むヒトデ
カリブ海の海底300mで2018年に発見された新種のクモヒトデ「Astrophiura caroleae」は、意外な場所が大好きだ。
生きている個体は、おそらく漁師が海に投げ捨てたと思われるビール瓶のうえでしか発見されたことがないのだ。唯一の例外は、ゴムのタイヤである。
このクモヒトデは、岩のような硬い場所を好むと考えられている。だから人間によって捨てられたゴミのうえでもかなり快適に過ごせるらしい。
この画像を大きなサイズで見る鳥よけ用スパイクを利用して巣をつくるカササギ
都市部では、鳥よけスパイクのうえに鳥が巣を作ることはそう珍しくない。だがカササギはそれをもっと積極的に利用している。
もともとカササギは、巣を棘のある枝などでおおって、カラスのような卵を狙う外敵から子供たちを守る習性で知られていた。
ところが最近のカササギの中に、棘枝の代わりに、鳥除けスパイクを利用するものが現れたのだ。これはほんの一例で、最近の鳥たちは巣に人工素材を当たり前のように使っている。
鳥を除けるために設置したスパイクが逆に有効活用されるとは皮肉なものである。
この画像を大きなサイズで見る暑さ対策として殻の色を薄くした都会のカタツムリ
オランダで行われた調査によると、都市部に生息するモリマイマイ(grove snail)というカタツムリの殻が薄くなっていることが判明した。
これは暑さ対策だと考えられている。都市部は田舎より最大8度も気温が高い。殻の色が濃いままだと熱を吸収しやすく、暑さで死んでしまう恐れがある。そこで色を薄くすることで、暑い環境でも生きられるよう進化したのだ。
この画像を大きなサイズで見る密猟者から身を守るため牙を失ったゾウ
モザンビーク内戦中、密猟が原因で、ゴロンゴサ国立公園のアフリカゾウは個体数が1割にまで激減した。
現在、その数は元に戻り、動物の個体数回復の重要な成功事例となっているが、乱獲の爪痕は残されている。牙のないメスの象が増えているのだ。
これは牙がない方が密猟者に狙われにくいためだと考えられている。こうした変化はタンザニアでも確認されている。
この画像を大きなサイズで見る環境に適応した進化は人間にも
こういった環境に適応した進化は人間にも現在進行形で起きている。
標高3500mを超えるチベット高原で暮らす女性たちを対象にした2022年の研究では、1つのヘモグロビンが運べる酸素の量が多いことが明らかになった。
これは、酸素の薄い高地で暮らすために適応していったものと考えられている。
また、子供をたくさん産んだ女性は、肺への血の流れがよく、心臓の左心室(酸素を運ぶ血液を体に送り出す部屋)が平均よりも広いことが判明している。これは、これは現在進行形の自然選択の一例と言えよう。














進化論を受け入れない人はこういう変化も神のご意志にしちゃうのかねぇ。
自然選択と人為選択の差こそあれ品種改良も進化というメカニズムがなければ実現しないのだが。
人間を飼いならすため甘え上手になった猫
ニャーと鳴くのも人間用アピールらしいからなぁ
最後の審判が降ろうとしている
マホガニーの例は高くなり難い遺伝子が残ったのか
単に老大木が伐採されて若い木しか残ってないのか
いまいち分かり難い気がする。
遺伝子の変異が確認されたりしてるのかな?
遺伝の変異はあると思うよ(確認されたかわからないけど)
日本の森林業界(?)では成長の早い奴とか枝の少ない奴、最近だと花粉の少ない奴など種を残して品種改良してる
おそらくマホガニーはそういう人為操作なく伐採していったんだろう
成長の早い奴(大きくなりやすい)はどんどん出荷、遅い奴は「もう少し待ってから…」と残され、種を播種する
日本と逆の淘汰圧だよね、その結果だよ
自然選択ってなんだろう
人間がここまで高速かつ大規模に”環境”へ影響を与える事が出来得ると思われてなかった時代の、環境の変化=自然の変化という固定観念が生んだ言葉の選択ミス
ここで例に上がってるものは環境の変化に対応できたからいいけど、ほとんどの生き物はそんなすぐに対応できないから問題なんだよね。
でもカササギだけ遺伝子関係なくない?
進化ではなくて、生存バイアス?
生存バイアスは違わん?
生存バイアスってのは、対処しきれずに死滅した同類は大量にいるのに
見逃された牙のない象だけを見て「密猟者が居たって そんなに撃ってこないよ」と言ったり
翼が短くなった小回りの利くツバメだけを見て「ツバメは俊敏な生き物で車を回避できるから、乗り物がビュンビュン行き交う交通量の激しい道路と営巣地が交錯していても大丈夫」と判断したりする、
“偏ったサンプルに基づく、誤った認識”の意味では?
身近なところだと日本のツバメも建造物に依存していて自然状態でどのように営巣していたのかわからない。壁面排水管に巣を作る都心のカワセミもいずれ自然の土手に穴を掘る能力を失うかもしれない。
毒耐性が上がった🐟、甘いものを食べないゴキさん、ワーファリンに強いネズミ
etc
人類はどうしようもなく最大勢力の生き物なんだから、影響力与えてるでしょうね。
それも自然の摂理だと思うけど。
アフリカゾウなら、木があるところより草原で草を食べることが多いだろうし、牙のアピール以外の役目が減るから、無くしても大丈夫なのかな?
戦闘スタイルの変化もあるのだろうか。
肉食獣相手に母が戦うケースなど、牙を使った攻撃行動はできなくなるので戦い方を多少は変えていると思うのだが、それも本能レベルで変化しているのだろうか。
人類はこれまで何を得て何を失ったんだろう。
魚も漁網をすり抜けられたり小さい個体をリリースしたりするため成熟しても小さいままの個体が増えてるとかなんとか
す、すごい。わかっちゃあいるが、
なんでそんなことができるんだ?遺伝子って。
遺伝子が「そうしている」のではなくて、
そういう遺伝子(特徴)をもつ個体のほうが生き残りやすく、子孫を残しやすい ということ。
立派な牙をつくる遺伝子(仮)をもつゾウは大量に人間に狩られてしまって個体数が減り、
そうなると牙をつくらない遺伝子(仮)をもつ個体ばかり残るので、
世代を重ねるほど、牙をつくらない遺伝子を受けつぐ個体の割合が増えていく。
かんたんに言うとそういうことだけど、長い時間をかけて進化してきた今のゾウを人間が一気にムリヤリ変化させたとも言えるので、もしかしたら人間に狩られないようになるかわりにどこか別のところで不具合が出ているかも。
「かんたんに言うと」というより「ざっくり言うとそんなイメージ」というかんじ。