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ハクチョウの夫婦愛の尊さよ。釣り具が刺さった妻を救出後、猛ダッシュで駆け寄る夫

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(著)

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 ハクチョウの夫婦の愛の絆はとても強い。死がふたりを分かつまで、生涯同じ相手と寄り添い、共に助け合いながら暮らしていく。

 イギリスで、コブハクチョウのメスの首にトゲのついたルアーが刺さり、巻き付いているのを発見した動物救助団体は、すぐに助けなければならないことを悟った。

 団体スタッフはこのコブハクチョウを至急捕獲し、首のルアーを安全に除去。さらに他に異常がないか検診した後、いつもいる湖に帰した。

 この間約1時間。だが彼女のつがいのオスにとって、その1時間は、いつ終わるとも知れない喪失と悲しみのひとときだ。急に伴侶が連れ去られたことに愕然とし、うろたえていたことだろう。だがやっと戻ってきた。

 メスの帰りに気づいたオスは、これ以上ない速さで駆け寄り、その身を案じ、長い首を絡めながらたっぷりの愛情を示したのだ。

コブハクチョウのメスの首に針のついたルアーが絡まる

2024年11月のある雨の日、リンカンシャー州北東部にある、クリーソープスの町で、クリーソープス野生動物救助隊 (CWR)のボランティアたちが、首に黄色いものを巻き付けて苦しんでいるコブハクチョウを発見した。

 このコブハクチョウのメスは、釣り針のついたルアーが首に刺さり、からみついていた。

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 このままでは命の危険があるとボランティアたちはすぐに行動を起こした。ハクチョウを囲い込み捕獲すると、ルアーを取り除こうとしたが、うまく外れない。

 そこで彼らはCWRに連絡して手伝ってもらうことに。

 数分後、野生動物救急チームが現場に到着。彼らは慎重に作業を進め、釣り針のトゲを切り取り、安全に取り除くことに成功した。

 以下がハクチョウの首に巻き付いていた釣り具である。

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 釣り針が取り除かれた後、救急チームにより健康状態がチェックされた。他に異常はなく、元の場所に戻すことができると判断された。

 とは言え、救助が遅れていたら深刻な怪我を負い、命を脅かす可能性があったという。それほどまでにこういった釣り具は野生動物にとってダメージを与えるのだ。

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水に返したところ、心配したオスが猛ダッシュで駆け寄る

 このコブハクチョウのメスが無事で本当によかった。なぜならこのハクチョウは、生涯を共にしている愛すべきオスがいるからだ。

 もしもメスの命が奪われるようなことがあったら、オスは絶望に打ちひしがれ、途方に暮れてしまっていたことだろう。

 救助隊員らがメスの釣り具を外し、健康状態をチェックして、いつもいる湖に戻すまでの時間は約1位時間くらいだった。

 その間、メスのことが心配で心配でいてもたってもいられなかったオスだが、無事に水に戻ってきたのを確認すると、猛ダッシュで駆け寄ってきた。

 そして首を絡めてこれ以上ないくらいの愛情を示したのだ。

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 ハクチョウのツガイの愛情の絆は本当に強いってことがよくわかるね。

 救助隊員らは、その後もずっとここにきて、コブハクチョウの様子を見守っているそうだが、メスの傷の状態は良くなっているという。

 オスがつねにそばに寄り添い、愛情というお薬をたっぷりと与えているのだから、回復もきっと早いはずだろう。

 2羽が末永く幸せに暮らせますように!

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コブハクチョウの夫婦の絆

 コブハクチョウは繁殖期にペアを形成し、死がふたりを分かつまで、一生のうち同じペアでいることが一般的だ。

 繁殖期には、オスとメスが協力して巣作りを行い、メスが卵を温める間、オスは巣の周辺を守る。特に巣やヒナを守るとき、オスは命がけで侵入者に対して果敢に立ち向かう。

 コブハクチョウの夫婦愛は、その行動からも見て取れる。

 互いの羽をつついて整える「グルーミング」や、湖面で首を絡ませ合うような仕草は、絆を深める行為とされている。

 また、パートナーがけがをしたり危機に陥った場合はそばを離れず、常に寄り添い見守ることも多いんだ。

 とても美しい夫婦愛だよね。繁殖時に敵認定されると、人間でも容赦なく襲ってくるので大変なこともあるけども。

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この記事へのコメント 15件

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  1. 感動の再会なんだけど、勢いのズシャシャシャーって感じでちょっと笑えるんだよね

    • +26
  2. マジで ⊂(゚Д゚⊂⌒`つズザー って感じで来ててかわいい

    • +24
  3. 日本でもテグスに絡まって足の欠損やら首にからんで死ぬ海鳥が結構いるよ

    • +14
  4. 人間はなぜうまくつがいになれない人が多いんだろうね。かく言う私もそうだが。

    • +11
  5. 昔、早朝に芦ノ湖畔を散策していたら、あんな感じで水上を走ってきた白鳥に蹴られたんですが…何もしてないのに…

    • +3

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