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孤児となったオポッサムの子供たちに代理母ぬいぐるみを与えたところ安心吸収ぴっとり

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(著) (編集)

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image credit:Newhouse Wildlife Rescue/facebook
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 一見おや?っとなる光景だが、ふわふわのぬいぐるみにぴったりとしがみついてるのは、生まれてまもないオポッサムの赤ちゃん。

 実はこの6匹は、母親を車の事故で亡くし、救助スタッフに保護されたばかり。

 まだみんな母親にくっついて甘えていたい時期なのに、やむを得ず引き離された彼らのためにスタッフたちが用意したのが、オポッサムのぬいぐるみだ。

 それがとってもうまくいき、赤ちゃんたち全員がふわふわの背にぴったりフィット。順調に育ってく様子がほほえましいったらありゃしないのよ。

轢かれたオポッサムにしがみついていた6匹の赤ちゃん

 アメリカのマサチューセッツ州にある野生動物救助団体、ニューハウス・ワイルドライフ・レスキュー(NWR)のもとに、孤児になった小さなオポッサムの赤ちゃん6匹が運ばれたのは今年7月末のこと。

 道端に車に轢かれたオポッサムがいるとの通報で、現場に向かったスタッフ。

 ところがそこで、亡くなったメスのオポッサムのお腹の周りに小さなオポッサムが集まっていることに気がついた。

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image credit:Newhouse Wildlife Rescue/facebook

 驚いたことに赤ちゃんは、轢かれた母親に懸命にしがみついていて、けっして離れようとはしない。その光景はあまりにもつらく切なかったが、スタッフは1匹ずつ慎重に引き離して、全員をキャリーに移し、本部へと運び出した。

2日前に道端で見つかったオポッサムの赤ちゃん。このとき全員が、車にはねられ息絶えた母親に必死にしがみついていました。生まれてすぐに孤児になった赤ちゃんに生き抜く力などありません (NWRスタッフ)

母親代わりのぬいぐるみを赤ちゃんに

 悲しいことに孤児になった赤ちゃんたちだが、幸運にもみんな比較的元気だった。大喜びしたスタッフは、彼らが自然に成長できるよう完璧な計画を立てた。

 それはまず充分な栄養を与えること、それから母親似のふわふわのぬいぐるみを用意することだった。

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image credit:Newhouse Wildlife Rescue/facebook

とても悲惨な事故でしたが、うれしいことに6匹の赤ちゃんはみんなとても元気です。保育器の中で、等身大のオポッサムのぬいぐるみにしがみついて心地よさそうに過ごしてますよ

 本当の母親ではないけれど、用意したぬいぐるみは、小さなうちは母親にしがみつく習性があるオポッサムの赤ちゃんたちにとって心安らぐ居場所になった。

 引き離された時はみんな不安だったろうけど、これで気持ちも落ち着いたことだろう。

きっと亡くなったお母さんも、赤ちゃんが安全なところで大切にされていることを喜んでくれるでしょう

みんな元気で1カ月後にぬいぐるみを卒業

 一方この頃NWRにもうれしい出来事があった。なんと大手企業6社から寄付の申し出があったのだ。

 スタッフは、支援してくれた企業に感謝の気持ちを綴っている。

 この赤ちゃんオポッサムのように、小さな動物のこどもたちを助けるために、快く協力してくださったすばらしい企業にとても感謝しています!

 そして救助から数週間後、赤ちゃんたちは、保育器を出られるようになり、ぬいぐるみにくっついたままお外を楽しめるようにもなった。

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image credit:Newhouse Wildlife Rescue/facebook

 まだぬいぐるみからは離れられないけれど、外の世界にもすこしずつ慣れていく段階になったんだね。

 そしてさらに、救助からおよそ1カ月たった様子がこちらだ。

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image credit:Newhouse Wildlife Rescue/facebook

 なんと新しい木箱のおうちにお引越し。どうやら母親代わりのぬいぐるみからも卒業したもよう。毛色も大人に近づいてるし、みんなそろって元気に育っててよかった!

子ども時代は母親の背中にくっつく有袋類のオポッサム

 見ためネズミにも似ているオポッサムはアメリカ大陸の広い範囲に生息する有袋類。カンガルーやコアラとおなじように、母親は赤ちゃんが未熟なうちはお腹の袋で育てる。

 それから少し経つと、背中に赤ちゃんを乗せて育児する姿がみられるようになる。

  基本夜行性で、主な食性は果物、昆虫、小動物などと幅広く、人間が暮らす地域に出没する個体は、夜間のゴミあさりなどで問題視されることもあるが、実は人なつっこく甘えんぼうの一面も。

 木の上で生活する個体が多いものの、台風などで木から落ちて保護されたり、路上で車に轢かれるなどの事故死も少なくない。

 NWRスタッフは生命力に恵まれた6匹が、本来の生息地に戻れる日を待ち望んでいるそう。どうかきょうだい全員これからも順調に大きくなれますように。

References: Litter Of Miracle Babies Have No Idea Their 'Mommy' Isn't Real

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この記事へのコメント 12件

コメントを書く

  1. 亡くなったお母さんにしがみつ…い…(涙)
    でもぬいママのおかげですくすく育ってよかった!!

    • +43
  2. ところでパルモさんのほよほよ文字のキャプションが無いと、ちと寂しい。。。

    • +21
  3. オポッサム「お母さんのことはよく覚えてないんだけど、とにかく無口で物静かだったのは何となく記憶にあるなぁ」

    • +34
  4. せつねええええせめておおきくそだってくれえええ

    • +32
  5. 記事タイトルに吹いたんだけど、あれ?特に吹く要素は無い・・のかな・・?
    てかそんな感じに笑って読み始めて切ねぇ・・・ってなって、
    でもスタッフさん達のおかげで元気に成長して、ほんと良かった
    でもお母さんは可哀そう、なんか可哀そうに、ほんとに

    • +20
  6. 子ザルの実験で同じようなことがあったのだけど
    抱きしめることはできても抱きしめてくれないぬいぐるみ母さんにお乳をもらった子は
    結局育ちきれなくて死んでしまったのよ
    泣きながらぬいぐるみに抱き着いて乳を吸っていた子ザルの涙を忘れられない

    この子たちは兄弟が大勢いるから大丈夫なんだろうって思いたいな

    • +17
    1. 人もそうだけど、本来は群れや兄弟姉妹の中で育ったり、育った後も群れで生きる生き物が、ずっと孤独にいるのは、なかなかのストレスだよな
      オポッサムの子達は一匹ではないから、大丈夫だと思うぞ

      • +1
  7. タオルじゃダメなんだろうか?
    誰かペットで試して報告して

    • -3
  8. やはりぬいぐるみ…!ぬいぐるみはかなり幅広い事を解決する…!!

    • +14
  9. お母さんー!みんな元気だよー!
    安心しておくれ!

    • +18
  10. オポッサムって大人になったら想像以上に大きくなるんだよね。
    だいたいメスの猫ちゃんくらいの大きさかな?
    私はエゾリスくらいの大きと思い込んでたから、人が抱っこしている動画を見て驚いたよw

    • +4
  11. いつも思うんだけど日本には野生動物救助団体は無いのだろうか?
    怪我をした猫や犬、その他はどこに連絡すれば良いのだろう?
    警察だと面倒なのですぐに保健所送りになると思うし。

    • +3

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