この画像を大きなサイズで見る前にサミを持ち、後ろに毒針を持つサソリは、小さくても恐るべき存在だが、約4億年前のデボン紀、現在のイギリスにあたる島には、体長1mもある巨大なサソリが歩き回っていた。
英マンチェスター大学とロンドン自然史博物館の研究チームが、150年以上も博物館に眠っていた化石を最新技術で調べ直したところ、史上最大級のサソリであることがわかったという。
陸の生命がまだ始まったばかりの時代に現れた、水と陸を支配していた恐るべき捕食者の1種である。
この研究成果は古生物学の専門誌『Palaeontology』(2026年6月2日付)に掲載された。
参考文献:
- World’s largest scorpion revealed from 415-million-year-old fossils
デボン紀に存在した体長1mの巨大サソリ
日本には自然に暮らすサソリがほとんどいないが、そのイメージは小さくても砂漠の岩陰に潜む恐るべき捕食者だ。
イギリスのマンチェスター大学とロンドン自然史博物館の研究チームはグレートブリテン島で見つかった化石を調べ直し、約4億1500万年前のデボン紀に、体長1mもの巨大なサソリが生きていたことを確認した。
「Praearcturus gigas(プラアークトゥルス・ギガス)」と名付けられたこのサソリは、これまでに見つかった中で世界最大だという。
頭の先端から尻尾を伸ばした長さは約1m。日本の4歳児ほどの背丈にあたる。
現代のサソリは大きな種類でも20cmほどなので、Praearcturus gigasがいかに桁外れだったかがわかる。
さらに目を引くのが左右のハサミで、長さは16cmを超えていた。
スマホのiPhone17の本体の高さ(14.96cm)よりも長い。
このハサミで獲物をはさみこんでいたと考えられ、当時の世界では恐るべき捕食者だっただろう。
この画像を大きなサイズで見る大きくなれた理由はライバルがいなかったから
なぜこんなに大きくなれたのか。研究チームは、競争相手が少なかったからではないかとみている。
石炭紀の巨大な昆虫については、大気中の酸素が濃いことが理由の1つとして考えられていた。
ただし2026年3月のオーストラリアのアデレード大学の研究で、酸素濃度が巨大化の絶対条件ではないことが示されている。
さらに、Praearcturus gigasが生きていた前期デボン紀は、それよりも1億年以上も前で、酸素はまだ濃くなっていなかった。
小さな植物や菌類がようやく地面に広がりはじめた段階で、森林のような豊かな生態系はまだ生まれていなかった。
研究チームが注目したのは、当時の陸にほかの大型の捕食者がほとんどいなかった点だ。
ライバルがいない世界では、体を大きくしても不利になりにくい。
むしろ大きいほうが獲物を狩りやすく、まわりを支配しやすかったと考えられる。
天敵や競争相手が増えた後の時代では、これほど自由に巨大化することは難しかっただろう。
この画像を大きなサイズで見る水と陸を行き来していた可能性
化石は、このサソリが水辺で暮らしていた手がかりも残していた。
一部の標本には、腹のあたりにひれのような構造が見つかっており、水と陸を行き来できたのではないかとみられている。
研究チームが化石の数を調べなおした、サソリはこの時代の地層から特に多く見つかっていた。
淡水の環境は化石が残りやすいため、初期のサソリの一部が淡水で暮らしていた証拠かもしれない。
研究チームによると、当時は陸と海の境目が今よりずっと曖昧だったという。
Praearcturus gigasは、いったん陸に上がった祖先が、ふたたび水へ戻った系統を示しているのかもしれない。
150年以上博物館に眠っていた化石
この化石が見つかったのは、今から150年以上も前のことだ。
1871年、研究者のヘンリー・ウッドワードは、これをワラジムシに似た巨大な甲殻類だと考えた。
化石は断片的で、尾のような大事な特徴が欠けていたため、正体をはっきりさせられないまま長い年月が過ぎた。
1980年代には一度サソリではないかという説も出たが、決め手に欠けていた。
転機となったのは、近年見つかった保存状態のよい他の化石との比較だった。
最新の画像技術を使って細かく調べることで、サソリだけが持つ特徴がはっきりと確認できた。
論文筆頭著者のリチャード・ハワード博士は、古い時代に集められた標本でも、現代の技術で見直せば新しい発見につながると語っている。
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原始人一家の晩餐として塩茹でされて絶滅したのかしら
美味しそうな感じするわ
サソリってそんな昔からいたのか
ってことはあの体が案外生存に適してるんだな
約4億3,500万年前、最初期に海から陸へ進出した生物の一つだよ。
脊椎動物が上陸したのはこういう先行して上陸した獲物を
追いかける目的もあったと言われてるね
まあこのサソリを捕食できる奴はあまり居なそうだけど
巨大トンボも巨大サソリも脊椎動物の上陸であっさり滅んでるのだからドン臭かっただろうな
身体がデカくても捕食者がひしめく水中で鍛えた連中にはかなわないよ
性格がおとなしければ、サソリに乗って仕事や通学に使える
自転車やバイク代わりに使えたかもな
遅刻するのでは。。。
(「急いで!」と言われても、自重で足が骨折するので走るの無理数)
ウミサソリじゃなくてマジのサソリなのか。
いや、淡水にも適応してたのならカワサソリ?
体長1mの虫って嫌やなw
こいつが毒持ってるかは分からないけど
毒なくてもこの巨体じゃ刺されただけで重症だろう
水中にすむ海サソリは巨大な化石が見つかってたけど、、
陸上でこのでかさは、、酸素濃度の問題でないというが、
呼吸法が気門による、拡散を利用したものだったら
肉の中のほうがガス交換できないような気もするが、、
何か補完するシステムがあったのかな。
書肺で血液に酸素を取り込むのと、体液圧で足を伸ばす仕組みが発達しているから筋肉が少なくても体重を支えられる、それと単に昆虫より足の数が多いことも大型化に有利に働いたのでは
いったい何食ったらこんなに大きくなるんだろ
ロマンや…
こんだけデカいと呼吸や動作音がはっきり聞こえるから
もはや動物の存在感だっただろうな。「もしも虫が〇倍大き
かったら」みたいな話は昔からあるけど2~3倍デカくなる
だけでもパワーや咀嚼音、鳴き声がハンパない事になる。
砂地や泥に潜ったり草木や岩に擬態して、ジッとして獲物を待つか
音が大きくても関係なく敏捷な動きで獲物を捕らえるか
まさかの草食とか
どうやって暮らしていたか想像すると夢が膨らむね
サソリのケツ穴が尻尾の先の方にあると聞いてからちょっと可愛く見えてる
書肺呼吸で呼吸音するかなぁ?
これがエイリアンでお馴染み、口に突っ込むの好きな奴の祖先ですよ。
隕石に乗って来たんでしょうね。
怖いですよ。
皆さんはアクシデントに恵まれてそうなので、間違ってお尻にいかれるかもしれませんね。
最大クラスのヤシガニのハサミが15cmぐらい。同程度の力があったのかも。
古代生物はもれなくお名前がかっこいい…。
書肺…初めて聞いた。
みんなよく知ってるなぁ。
学名のラテン語はかっこよく聞こえるよね。
ガンダムのデンドロビウムとかも。
怖すぎておしっこ漏れちゃう
巨大なサソリって意外と簡単に想像できるね
ファンタジーの定番だし
でけー!
ハリーハウゼンの映画で観たような奴だな
戦士とチャンバラしそう
こういうのはまず美味いか考えてしまう
中華街で食べるのと変わらないのか
ヤシガニくらいがっつりしてるか(どちらも食べたことないけど)
きっと美味すぎて後発のイクチオステガ目に食い尽くされたんだよ
バリかっこええやん
個人的に、蠍が美味かった試しがないんだよな。
でかいと少しは砂が少ないとか、食いごたえがあるとか良いところあるんだろうか。
そらオリオンも余裕で殺せますわ()
EDFのデスストーカーかな?