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ドローンにミヤコドリがブチ切れ!攻撃を繰り返し海に沈める

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(著) (編集)

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 各地で梅雨明けを迎え、夏本番を迎えた今日この頃。学校も夏休みとなり、ビーチも海水浴客でにぎわいを見せることだろう。

 だが海の中には危険もいっぱい。水面下を静かに近づいて来るサメから人々を守るために、ニューヨーク市警ではドローンを導入し、サメの接近を監視してたのだが、これにイライラしていたのが水鳥の一種、チドリ目のミヤコドリだ。

 この時期、海岸近くでミヤコドリが繁殖期を迎えているため、子育てで気が立っている。うろちょろと巣に近づいてくるドローンを敵認定し、激しく攻撃を加え、海の撃沈させているのだ。

サメを監視するドローンをミヤコドリが攻撃

 アメリカのニューヨーク州にあるロックアウェイ・ビーチでは、海水浴客の安全を守るため、ドローンを使ってサメの接近を監視している。

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 ドローンが実際に撮影した、ロックアウェイ・ビーチの映像がこちら。ドローンは上空に留まって、サメの接近をいち早く感知し、海水浴客の安全を守っているのだ。

子育て中の水鳥たちと共存する術とは

 だが夏を迎えたこの時期、ビーチで営巣するアメリカミヤコドリが、卵を守るためにドローンを攻撃するようになってしまった。

 彼らはドローンを威嚇し、体当たりを繰り返し、時に海に沈めてしまうといった被害が続出したそうだ。

 公園管理局の野生動物コーディネーター、ヴェロニカ・ウェルシュサンはこう語る。

彼らはヒナたちを捕食者から守っているつもりなのです。彼らにしてみれば、ドローンは非常に迷惑な存在です

 厄介なのは、水鳥たちを無視してドローンを飛ばし続けると、彼らは巣と子育てを放棄して、海岸から去ってしまう恐れがあることだ。

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image credit:photoAC

ドローンの飛行ルートを変えることに

 ミヤコドリは体長は45cmほどの、くちばしと足が赤いのが特徴のチドリ目の水鳥だ。体の上面は黒く、胸から腹、翼に白い部分がある。

 主にカキなどの二枚貝を食べるため、英語では「オイスターキャッチャー(Oystercatcher)」と呼ばれている。

 ヨーロッパ、アジアの沿岸地域などに広く分布していしており、季節によって移動する。海岸で小さな群れを作って過ごすことが多い。

 この海岸にはアメリカミヤコドリのほか、絶滅危惧種に指定されているフエコチドリなども生息している。

 彼らとうまく共存しながら、サメの接近を監視するには、水鳥たちの営巣地から離れた場所にドローンを飛ばすしかないようだ。

 ニューヨーク市消防局のローラ・カヴァーナ長官は、新しく変更したドローンの飛行ルートは、海水浴客の安全に影響しないと述べた。

ビーチには十分なスペースがあります。ですからドローンが鳥たちの生息地に近づいたかもしれないと気づいてすぐに、ドローンの飛行ルートを調整できたのです

 今シーズン、ロックアウェイ・ビーチでは既に少なくとも2回、海岸線に近づくサメの様子がドローンにとらえられている。

Shark sightings shut down NYC beach as drone video shows predators lurking below surface

 当局ではビーチを数kmにわたって遊泳禁止とし、安全が確認されるまで海水浴客が海に入るのを禁じた。

 幸いにしてケガ人は出なかったが、迅速に対処できたのは、ドローンによる監視体制があってこそだと言えるかもしれない。

公園局では、ビーチドローン運用パートナーであるニューヨーク市警(NYPD)や消防局などとの連携を緊密にし、海水浴客の安全を守ると同時に、野生動物が繁栄できる空間と環境を確保しています

 ニューヨーク市公園局の広報担当者はこう語る。また、NYPDのカズ・ドートリー警察委員も次のように述べ、市民の安全を守る決意を新たにしている。

私たちの目標は市民の安全を守ることであり、新しく改良されたドローン技術によって、それを実現することができるのです

 野生動物たちの保護は、人間の安全の前には往々にして後回しにされがちである。

 うまく共存できるような飛行ルートを確保して、鳥たちにストレスフリーで育児に専念してもらえる環境が整えられるといいんだけれど。

FDNY Drones flying on Rockaway Beach following reports of “Angry Birds” Fighting the Drones

References:Angry birds are attacking NYC beach drones flown to track sharks and save drowning swimmers / written by ruichan/ edited by parumo

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この記事へのコメント 13件

コメントを書く

  1. ミヤコドリ一家「野郎ども、やっちまえ!」

    • +5
  2. ミヤコドリ型のドローンを開発するしかないか
    ローターじゃなくて羽ばたいて飛ぶような奴を

    • +4
  3. 外的脅威から身を守るための航空機器に対して攻撃的になる…なんか仄かに社会問題の匂いのする話だ

    まあこの話の場合、鳥にとっては人間の都合なんて知ったこっちゃない話だからね

    • -1
  4. ドローンは低周波騒音を出すので、ミヤコドリがイラつくのも理解出来ます。
    ごめんなさい。

    • +5
    1. >>4 ワタシも趣味で飛ばしてる音を聞くとイラつきます。

      • +1
  5. よくやったぞ、さすが都鳥一家の親分だ

    • 評価
  6. これからは海のバイトやるときドローン操縦できますと言えば一発採用だな

    • +1
  7. 猛禽とかも割とドローン攻撃するよね。
    こういうの見ると新たな飛翔生物が生まれるのは結構難しいのかも知れない。
    鳥の制空権が想像以上に強力。

    • +1
  8. 攻撃してくるだけじゃなく子育てを放棄するとなるとかなり問題。代わりに水中ドローンを採用するのはどうだろう……今度はサメに捕食されるかな。

    • +1
  9. サメが接近してくるビーチで泳ぐガッツがすごい
    波打ち際が精一杯だわ

    • +1

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