この画像を大きなサイズで見る暗闇の中、トナカイの角だけがまばゆく光って浮かび上がる。まるでジブリのアニメのワンシーンのようだし、ホラーめいた感じもするのだが、フィンランドでは実際にこんな光景に出会えるという。
これは、夜間に起きがちなトナカイと自動車との衝突事故を避けるため、トナカイの角に反射塗料を塗布する試みによるものだ。残念なことにこの試みは成功しなかったそうだ。
以前にもカラパイアで紹介したことがあるのだが、SNSで再び話題となっていたので、もう一度振り返ってみることにしよう。
「赤鼻のトナカイ」ならぬ「輝く角のトナカイ」
2014年にフィンランドで始まったこの試みは、なんとかして夜間に起きるトナカイとの衝突事故を防ごうとの苦肉の策だった。
なんせ年間約4,000頭ものトナカイが、車と衝突して命を落としているというのだから、彼らの命を守るためにも、そして車の被害を減らすためにも、とにかく「効果のありそうなことは何でもやってみよう」ということだったのだろう。
この画像を大きなサイズで見る光る角作戦、効果はあまり得られず
だがその結果は思わしいものではなかったらしい。この取り組みによって、トナカイの死亡事故が劇的に減ることはなかったそうなんだ。
画像で見るとけっこう目立ってる。というか神秘の生き物、クリーチャー?ちょっと怖くてハンドル間違って切っちゃいそうな感もある。
この画像を大きなサイズで見る次なる作戦はトナカイの居場所を知らせるアプリ
そこでフィンランドではアナログからデジタルに作戦を変更。
トナカイが近くにいると警告してくれる「Porokello(トナカイの鈴)」というアプリを開発。ドライバーへ注意を促すことにした。
結果的には反射塗料よりもこのアプリの方が効果てきめん。トナカイとの衝突事故はアプリ導入後1カ月で、前年同月に比べ300件も減少したと報告されている。
とは言え、反射塗料を使った試みは、その後も続けられている。
当初は耐久性や視認性に影響を与える気象条件という課題に直面した。しかし継続的な努力と、塗料の配合の改善により、最近では良い結果が得られるようになって来たそうだ。
フィンランド北部のラップランドでは、およそ30万頭ものトナカイが自由に歩き回っているという。これは現地に住む人間の数と同じくらい。
そして彼らの多くは半家畜化されており、交通事故の被害はトナカイを放牧しているオーナーたちを直撃する。
政府によって補償は行われているようだが、国にとっても負担が大きく、事故防止は死活問題なのだ。
ちなみに、トナカイは鹿と違ってメスにも角がある。そしてオスの角は繁殖期の秋が終わると抜け落ちてしまうので、クリスマスにサンタのそりを引く立派な角のトナカイたちは、実は全部メスなんだって。
この画像を大きなサイズで見る衝突事故を減らすための試行錯誤は続く
トナカイたちにとっても、開けた道路の方が歩きやすいのは当然で、出会いがしらの事故は今も後を絶たない。
車を運転している人ならわかると思うが、闇の中、突然現れる歩行者や自転車は、反射板などがなければ直前まで気づけないことも多い。特に雨の夜なんかは本当に危険なんだ。
反射板はトナカイたちが自分で引きちぎってしまうそうなので、光る角の方が反射が持続しやすいのだとか。
便利なアプリに加えて、この光る角の試みもきっとないよりはベターなはず。被害を少しでも減らすためなら、ぜひ続けてほしいものである。
何よりこの神秘的な姿は、我々の中二心をくすぐるじゃないか。ぜひ一度、自分の目で見てみたいと思う人も多いんじゃないかな、私だけかな。
References:People are only just realising some reindeer have antlers that glow in the dark / written by ruichan/ edited by parumo














暗い夜道はぴかぴかのおまえの鼻が役に立つのさ
>>1
ツーーーノーーーーッ!!
トナカイ的には角が光るのはまぶしくないんだろうか
ツノ抜ける時ポロッと落ちて
ちょっと血らしきモノも見えて怖いのよね
光る君へ
これが電車みたいにレールのある限られた場所なら日本みたいにライオンの糞尿撒いて寄せ付けないとかできるんだけど、自動車用の道路となると守備範囲広すぎるな
捕食者の目印にもなりそう
放牧って事だけど車からの視認性は高まるとして、捕食動物に狙われ易く成る心配はないのかな
アプリの方が安全かもね
突然出てきたんならしようがないが、あんな大きいもんヘッドランプだけで充分気がつくと思うけど、年4,000頭も亡くなってるってフィンランドの運転けっこう荒いのかな
>>9
夜間にニホンジカにぶつかりそうになった身としては、記事に共感する。
>>9
シカと同じ習性なら
明るい地面を歩きたがるから、道路が照らされた瞬間に飛び出てくる
もちろん、当たるタイミングで
夏場ならブレーキ間に合うかも知らんけど、アイスバーンなら当たるかもね
俺も唯一避け損ねたのは冬道だわ
ついでに、日本の自動車保険の支払い額の約1/3は道東で車対エゾシカの事故
東京海上なんて、対シカ特約を用意するほど…
捕食者はいないのかな? いたら逆に目立ってダメじゃないの?
捕食者がいないか。そんなに賢くない?
光るぅ~ 光るトウシカ♪
家畜化されてるトナカイはかなり人懐っこい
一部にはうざいくらいに絡んでくるのもいる
>>12
しかも呼気が臭い
生まれてからこの方トナカイは歯磨きしたことがないからだろうか?
捕食者捕食者言ってる奴はもっと本文をよく読め、反射塗料だから光を当てないと光らない、道路標識みたいなもんだ
というか自発光型の蓄光・蛍光塗料を長期間に渡って角に直塗りはまず間違いなく健康被害があるから余程の愚か者でなければ検討すらしない
>>13
喚いている奴はそのレベルなんだろうけど
そもそもの自然光(月明かり)に対する反射と動物の目の受光能力に関しては未知数
>>29
反射が戻るのは月の方向に限定されてるかも
ちなみにX(元Twitter)画像にある、撮影光を反射して白色に見える角と体毛(スプレーなので付着した)は実際の写真で、建物に挟まれた道で赤っぽく”発光”している画像はこの取り組みにインスパイアされたイラスト作品とのことです。
エクスペクト・パトローナム!
>>14
正確にはお父さん、鹿に変身できたのな。
夜でも車に人や動物が解るようにサーマルスコープをメーカーが付ければいいのよ!
軍事用に悪用されるからって理由でメーカーが自主規制してるんだけど
既にサーマルスコープが軍事用に出回ってるんだから
パーツ単体の値段を軍事用より高くして
下請け業者からの横流し防止の認証コードとか主要パーツの独占化とかすればいい
ま、解除する輩は絶対居るだろうけど
>>15
キャデラックが登載したことがあるよ。
熱線追尾ミサイルのサイドワインダーのメーカーと共同開発してたけど、センサーを冷却したり熱線を通すゲルマニウムレンズとかで軽自動車1台分の価格でした。
おっまっえっのっ角がっ
やっくっにっ
立たなかった…
ゲーミングトナカイ
トナカイ娘もアニメ化希望!
※よこ
ちなみに漢字で書くと「馴鹿(じゅんろく)」
アイヌ語呼称の「トゥナッカイ」が定着したんだと。
インターネットって便利
サンタさんのトナカイはすべてメス…!
ったく男共は何してるんだ?
しかのこのここしたんたん
>>21
シカじゃないのでアウト
>>23
トナカイは仲間だからセーフ
アプリ、人力なんですね。
ドライバーが目撃したらアプリを押して今の位置をセンターに通知、登録されると目撃が過去数時間以内にあった地点に接近するドライバーのアプリで警告が鳴る。
アプリがリアルタイムの動物追跡するわけではないので夜間は高輝度反射材の助けがやはり有効な可能性がある、と。
交通整理や工事の反射ベスト、リュックやランドセル、スニーカーの側面やカカト、雨具などに縫い付けられたりプリントされていたりしますけれど、夜間のドライバーからはどの程度視認されるものなのでしょう。
強い光が来た方向に強く返すわけですけれど車の速度によってはわりと限界あるものなのかしら。町と町の間の真っ暗道などだと他の光源に紛れず目立ってくれるのかな。
奈良公園の鹿達は自動車事故にあまり遭わないのかな?
私は聞いたことないけど、角に塗料を塗ったら夜なんか神秘的で観光資源にもなりそう。
まぁ、抜けちゃうみたいだけども。
ゼルネアス…
ゲージマックス感がやべえ
アラスター!
体も光ってくれるなら気づくと思うが角だけじゃな
車のほうを光らせたらトナカイさんが避けてくれたりしないのかな?
その方がトナカイ以外にも有効な気がするし