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崖から車で転落した飼い主を救うため、負傷しながら全力で走り続けた犬

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(著) (編集)

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 可愛がっているペットが、主人の危急を周囲に知らせたおかげで、命拾いをしたという逸話は枚挙にいとまがない。今回もまた、愛犬たちによって飼い主が救われるという出来事が、アメリカで起こったようだ。

 6月3日の午前9時28分ごろ、オレゴン州ベイカー郡の山道で、乗用車が土手から転落しているのが発見された。

 発見のきっかけとなったのは、乗用車を運転していたブランドン・ギャレットさんの愛犬だった。

 犬は怪我を負いながらも約6.4km先のキャンプ場にたどり着き、先に到着していたブランドンさんの兄弟に、彼が転落した場所を教えたのだ。

 転落現場には他にも飼い犬が3匹いたが、そのうちの1匹はずっと車を守り続けていたという。

キャンプ場に向かっていた車が崖下に転落

 今月2日、4匹の愛犬と共にキャンプ場に向かっていたブランドンさんは、車でカーブを曲がり切れず、眼下の渓谷に転落した。

 幸い命に別状はなかったが、ブランドンさんは負傷し、藪に覆われた急峻な斜面を登ることができなかった。

 落下地点から100mほど這い上がったところでブランドンさんは力尽き、その場で一夜を明かすことを余儀なくされた。

愛犬が助けを呼びに走る!

 翌3日の午前9時28分、ベイカー郡保安官事務所に1本の通報が入った。通報者はブランドンさんの兄弟で、前日の午後にキャンプ場に到着予定だった彼が事故にあい、林道沿いの崖下に車が転落したことを説明した。

 実はこの日の朝、キャンプ場にブランドンさんの愛犬の1匹が怪我をした姿で現れ、飼い主が落ちた地点まで兄弟を案内したのだという。

 だが崖はあまりにも急で車に近づくことができなかったのだ。

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捜索隊が運転手を発見、急峻な崖を引き上げ病院へ

 通報を受けた保安官事務所では、すぐに保安官はもちろん、ボランティアを含む救助隊や地元の消防隊などの捜索隊を編成して現場に駆けつけた。

 到着したアッシュ保安官が、険しい崖下に車を確認。その傍らではブランドンさんのもう1匹の愛犬が、見張りを続けていたという。

 保安官たちが現場に近づこうと、下に降りるルートを探していたところ、ブランドンさんの助けを求める声が聞こえてきた。

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 無事ブランドンさんは発見され、その場で応急処置が施されたが、藪に覆われた急な崖を上まで運ばなければ、病院へ搬送することもできない。

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 現地のボランティアと森林局の職員が、チェーンソーで茂みを切り開き、ブランドンさんの身体をバスケットに固定して、ロープで引き上げることになった。

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運転手は軽傷、同乗していたほかの犬たちも無事保護される

 その後救急車でドクターヘリまで運ばれたブランドンさんは、すぐに地域の病院まで搬送されたが、幸いにして骨折や内臓の損傷といった大きなケガはなかったそうだ。

 残りの2匹の愛犬たちも事故現場の近くで保護された。2匹とも骨折をしていたそうだが、きっとすぐに元気になるだろうとのこと。

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 ブランドンさんが目指していたキャンプ場までは、事故現場から約6.4kmも離れていた。

 愛犬が知らせに行ってくれなければ、ブランドンさんの発見は遅れ、最悪の場合、命にかかわる事態になったかもしれない。

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 ちなみにこの事件が報道されると、視聴者からは「どんな犬だったんだ?」「犬の写真が見たい」という声が殺到していた。

 今のところお手柄だった愛犬たちの写真は公開されていないようだが、ヒーローの姿が見たい!と思うのは万国共通の思いのようだ。

 そのうちに公開されることがあったら、ぜひここでも紹介したいと思ってるよ。

Dog travels 4 miles to find help after owner’s truck plunges off cliff in Oregon

References: Dog runs 4 miles to find help after owner drives over Oregon cliff, spends night trapped in ravine

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この記事へのコメント 11件

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  1. 自分も骨折しているというのに、なんて賢くて勇敢で健気なんだ!
    一方は助けを呼びに行く、一方は飼い主のそばで待つ、っていう役割分担ができてるのもすごい!もう全部すごい!
    普段から飼い主の男性に可愛がってもらえてて、信頼関係があるんだろうな~いいな~

    • +16
    1. >>2
      >一方は助けを呼びに行く、一方は飼い主のそばで待つ、
      3頭いた。
      2頭が骨折で現場待機。1頭は怪我をしていたが恐らく手足は折れていなかった。
      ちやんとよめ。

      • -9
  2. 我が家の犬も助けてくれるかな?と思いがちだが
    逆の立場なら犬のために必死になれるか?と考えるようにしたい。

    必死になれるなら、犬もきっとわかってくれるはずだから

    • +13
  3. 距離もさることながらキャンプ場の場所を知っていた(以前来ていて覚えていた?)のがすごい。みんな元気になれそうで、良かったです。ご褒美いっぱい貰えそうね。
    なおこのあたりは高地になるから、夜はまだ寒いと思います。

    • +12
  4. 安全運転を心がけてね
    特に
    いつもとは違う道を走る時
    いつもよりたくさんの荷物を乗せたり
    いつもはひとりで車に乗っているけど家族を乗せた時
    楽しみにしていたレジャーに出かける時

    • +8
    1. >>6
      軽症で助けを呼びに行った犬、車の付近で警戒していた犬、骨折で動けなかった犬×2の4頭じゃないか?

      • +7
  5. 犬4匹乗せて普段使わないような道の運転は
    集中力を犬に持っていかれる+なれない道の負荷で結構きつそうだな…

    • +5
  6. うぉおおおお
    愛犬の写真が見たい
    公開されたら是非また紹介してくださいうぉおおおおおお

    • +7
  7. 通い慣れたキャンプ場だったのかな
    すごいよね、助けを求めに行ったの自宅じゃないんだよ
    近くの民家とかでもなく約6.4km先のキャンプ場
    相当賢い子だわ

    • +5

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