この画像を大きなサイズで見る広々とした野原を木がのしのし歩いているように見えるよね。映画『ロード・オブ・ザ・リング』に出てくるエントを思い出した人も多いのではないだろうか。
これはニュージーランド固有種のノーザンラタという木で、もっとも背が高くなる花木の一種だ。最長で1000年も生きることもあるという。
二股に分かれた足のような根と長い腕のような枝は、まさに中つ国を守る木の種族エントの姿そっくりだ。
その高さはなんと32mもあるという。この巨木は、2024年度のツリー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたそうだ。
木が歩き始めた?なぜこんな姿に
このノーザンラタ(Metrosideros robusta)の木は、南島の西海岸カラメア近くの墓地に隣接する広い牧場の真ん中にポツンと立っている。高さは32mで、7階建てのビルとほぼ同じだ。
樹齢は正確には不明だが、およそ150年前に周辺の森がまとめて伐採された際に唯一生き残った木だという。ということは樹齢は150年をはるかに超えていることになる。
この画像を大きなサイズで見るなぜ、これだけ残されたのかはわからないが、当時の人々がこの木を特別視していたことがうかがえる。
ノーザンラタは半着生植物で、ほかの宿主の木の表面で成長して、やがて地面まで気根を伸ばすタイプの木だ。
おそらくこの歩く木は宿主の樹冠の高いところで成長し始め、地面に根を下すまで空気と雨水で生きていたようだ。
宿主自体はもう枯れて消失しているが、非常に大きな木だったためノーザンラタの根が二股のようになったか、あるいは別の木が倒れかかってきて宿主の木に寄りかかったため、根が地面近くで分裂し、足を開いて歩いているような格好になったのかもしれない。
この画像を大きなサイズで見る2024年ツリー・オブ・ザ・イヤー賞
この歩く木は、ニュージーランド樹木協会の2024年ツリー・オブ・ザ・イヤー賞で見事勝者となり、ニュージーランドの人にとって特別な存在となっている。
確かに指輪物語のエントのように見えるよね。
ノーザンラタはかつてニュージーランドでもっとも一般的な種のひとつだったが、この数十年でその数は減少し、現在では全国的に絶滅が危ぶまれている。
伐採による森林破壊に加えて、侵入種であるフクロギツネが葉や根を食べてしまい、枯死に追いやられているという。
また、近縁種のポフツカワとの交雑によっても脅かされている。2017年にニュージーランドで初めて検出された南米原産の病原菌ギンバイカさび病にもかかりやすいという。
References:100-foot ‘walking tree’ in New Zealand looks like an Ent from Lord of the Rings — and is the lone survivor of a lost forest | Live Science / written by konohazuku / edited by / parumo
















エントとか樹木系のモンスターってもっと足は短いというか地面擦ってるイメージだったんだけど、こいつめちゃくちゃスタイルいいなwww
私有地にあるんだってね
北海道の例の木みたくならないといいね
カシの木おじさんみたいな老木と思っていたら、
素敵に華やかな花を咲かせるのね。
ちゃんと股間を隠している奥ゆかしさ
アイゼンガルドを攻略中のエントかフオルンという感じだ
映画にもなった食肉植物のトリフィドかな?
そのうち踊りだすんかな
>およそ150年前に周辺の森がまとめて伐採された際に唯一生き残った木だという
画像は背景もいいなと書こうとしたけど昔は森だったのか
森のほうがいいね
作中のエント自体も滅びゆく種族だったからなぁ……最後の1人、みたいな感じだ…
誰も見てない時に絶対動いてるって!