この画像を大きなサイズで見るイギリスを拠点として活動する非営利団体「Fresh Start For Hens」では、かつて劣悪な環境で採卵鶏として飼育されていたメンドリを引き取って、彼らに第二の鳥生を与えている。
ここでボランティアをしているケリーさんとソフィーさんのバージェス姉妹は、ある養鶏場へ赴いたとき、ストレスで羽がほとんど抜け落ちてしまっている一羽のメンドリと出会った。
2人はメンドリに「クッキー」という名前をつけ、健康を取り戻すまで、自宅で引き取って面倒を見ることにした。
養鶏場から救出されたメンドリには羽がなかった
まずこちらの映像を見てもらおう。クッキーは昨年11月にFresh Start For Hensによって行われた救出作戦の際に、養鶏場から保護されたメンドリである。
大量の卵を産まされてきたクッキーの身体は弱り、羽はほとんど抜け落ちていた。トサカは青白く、目も力なく悲しげだった。
クッキーのあまりの健康状態の悪さに心を痛めたバージェス姉妹は、彼女を家に連れ帰り、しばらくの間面倒を見ることにした。
この画像を大きなサイズで見るクッキーは孵卵器の中で生まれ、その後は養鶏場の狭いケージの中で、毎日同じ餌を食べ、卵を産むだけの日々を過ごしてきた。
狭い場所に閉じ込められている鶏たちは、ストレスでお互いの羽をむしり合ってしまうことがある。また、ケージの柵で身体をこすられ、仲間たちに踏みつけられ、羽が抜けてしまうのだ。
たっぷりの愛情と栄養満点の食事で健康を取り戻す
11月のイギリスは、冬へ向かって寒さが厳しくなる時期。羽のないクッキーにとって、外で過ごすのは厳し過ぎる。
そこで姉妹はまずクッキーの健康を取り戻すため、最初の3か月は家の中で飼うことに。栄養が豊富な餌を与え、飲み水にはビタミンを添加して、たっぷりの愛情を注ぎ続けた。
この画像を大きなサイズで見る下の映像は、保護してから4週間目のクッキーの姿だ。抜け落ちていた羽も少しずつ生えてきて、元気に歩き回っている様子が確認できる。
彼女が正常な鶏の姿に戻るまで、それほど長い時間はかかりませんでした
体調が良くなるにつれ、クッキーが生まれ持っていた個性も輝きを取り戻した。
クッキーはちょっと変わった子なんです。いつも誰かの後をついて回るし、食べ物にとても執着している。食べ物を手に入れるためなら、何だって押しのけていくんですよ
クッキーは、養鶏場では食べたことのなかったさまざまな食べ物にもトライした。そしてブルーベリーがお気に入りのオヤツになったそうだ。
外の世界を満喫するクッキー
温かい日差しに恵まれたある日、姉妹はクッキーを外に連れて行くことにした。生まれて初めて、外の草の上を歩くクッキー。
この画像を大きなサイズで見る外の世界を知らなかった彼女にとって、緑の草や柔らかい地面、そして顔に当たる風はどんな風に感じられたのだろうか。
そして数か月が過ぎ、春を迎えたクッキーに姿がこちら。もうどこから見ても健康な鶏の姿を取り戻している。
この画像を大きなサイズで見るクッキーは生後72週間で保護された。Fresh Start For Hensによると、商業養鶏場の鳥たちは72週を過ぎると卵を産む数が減るため、屠畜されることになる。
だがクッキーの状態を見てもわかる通り、ストレスでやせ衰えた鶏たちは食肉には向かないため、ペットフードやベビーフード、あるいは安価なパイなどの材料にされるのだそうだ。
クッキーのように一時預かりで健康を取り戻した鶏たちは、改めて引き取り手を探すことが多いのだが、バージェス姉妹はクッキーをすっかり気に入ってしまっており、今後も自分たちのもとで飼い続けることにしたとのこと。
保護されてから現在までのクッキーを、ダイジェスト版にまとめた動画がこちらである。ぜひチェックしてみてほしい。
References: Featherless Chicken Makes The Most Incredible Transformation After Rescue













祖先が恐竜とか、何となく感じがある
軽んじられるけどやっぱり生き物の一番の敵はストレスだよな…
わかってはいるんだよ。美味しく卵をいただけるのも、うちの子達(ペット)が食べるご飯の裏で、こうやって苦しめられている鶏たちがいるのは。せめて広くて清潔な飼育方法をと思うけど、そうすると経費がかかって、卵とか高くなるんだろうなぁ。
過去に細木数子さんがテレビ番組で問題提起した様に、環境が悪い所で鶏が飼育されてる。
長生きしてくれー
ケージに入れられてない鶏の卵、普通の5倍の価格で売ってる
何回か買ったけど、続かなかった
知ってる養鶏場で毛の抜けたのなんていない
(抜けたのは大抵皮膚の病気)ので
あいつらは、意外に幸せなんだな
卵もお肉も、感謝を忘れずに頂きます。
こういう記事読むと、人間に生まれた時点で罪を背負ってるような気になる
鳥が魚食べるのと同じ、猫がネズミ食べるのと同じって言われても、人間のそれはとっくの昔から何かが決定的に違ってしまっている