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見ているだけで足がつりそうになる、ギリシャの衛兵交代式がすごい!

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(著) (編集)

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 世界各地の王宮や霊廟などでは、その場所を護る近衛兵や衛兵が立っていて、決まった時間になると伝統的な交代の儀式が行われ、観光客の人気を集めている。

 ギリシャの首都アテネにある「無名戦士の墓」でも、毎日正時ごとに衛兵の交代式が行われているのだが、この時の衛兵の動きが何ともユニークで、足がつりそうだと話題になっていたので、ちょっと見てみよう。

 合わせて、他の国の衛兵交代式も見ていこうじゃないか。

Changing of Guards, Athens (2017)

独特な歩き方で交代の儀式を行う衛兵たち

「足がつりそう!」と話題になっているのは、ギリシャの首都アテネの旧王宮前にある「無名戦士の墓」の記念碑を護る衛兵たちである。

 交代の時間になると、銃を肩に独特の足運びで移動し始める衛兵たち。

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 これはどこかの筋肉を鍛えるストレッチか何かだろうか。昔、こんな感じで「足を振るだけで痩せる」みたいなダイエット法があったのを思い出した。

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 この衛兵たちは「エヴゾネス」と呼ばれていて、大統領警護隊や儀仗兵も務める精鋭部隊なんだそうだ。最低でも身長195㎝あることが入隊の条件とされる、いわばエリート軍人なのである。

オスマントルコの占領時代を忘れないための制服

 彼らが着ている制服は、「フスタネーラ」と呼ばれるスカートのような民族衣装。古代ギリシャの時代までさかのぼる伝統的なコスチュームだ。

 オスマントルコによる占領時代には反オスマン活動を行っていたクレフテスと呼ばれる一団が着ていたらしい。

 エヴゾネスの着るフスタネーラは、このクレフテスの服をアレンジしたもので、オスマントルコに支配されていた年数を表す400本のヒダが入っているんだとか。生地の長さは30mにもなるんだそうだ。

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靴には国王の馬への愛が詰まっていた

 靴の先についたボンボンは、可愛いだけの代物ではない。独立戦争が行われた当時、このボンボンで、靴に仕込んだナイフの刃先を隠していたんだそうだよ。

 彼らの独特の動きは、馬の動きを模したものだと言われている。バイエルンから来てギリシャの初代国王となったオソン1世が、故国で愛してやまなかった馬の動きを衛兵に真似させたのが始まりだとか。

 靴の底には、馬の蹄の音を再現するために60本もの釘が打ちつけられていて、3㎏以上もの重さになっているんだって。よく歩けるな。

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 この衛兵交代式は1時間ごとに行われるが、日曜日の午前11時からの回は人数も多く、楽隊も登場するそうなので、この時間帯をおすすめしたい。

各地の衛兵交代式も見てみよう

 ギリシャの衛兵交代は非常にユニークな歩き方で興味深かった。世界の各地にも有名な衛兵交代式がいくつかあって、それぞれ観光名所にもなっている。そのいくつかを紹介するので、ヒマなときにでも見てほしい。

 台湾で行われる衛兵交代式も、観光客に人気がある。下の動画は台北の「国民革命忠烈祠」で行われている衛兵交代式だ。

 この他中正紀念堂や国父記念館でも行われており、それぞれ統制のとれた美しさは世界でも屈指と言われている。台湾に行く機会があったら見に行ってみよう。

Changing of the Guards Taipei, Taiwan

 次はロシアのモスクワにある、「無名戦士の墓」を護る衛兵の交代式の様子だ。凍り付いていそうな床を、よく滑らずに行進できるものである。

Russia/Moscow (Changing of the Guard at the Tomb of the Unknow Soldier-Kremlin) Part 10

 こちらは韓国の徳寿宮の守門将交代儀式の様子。

Changing of the Guard at Deoksugung Palace in Seoul Korea

 日本の皇宮護衛官の交代の様子も貼っておくよ。

皇居正門前の皇宮護衛官 💂 の交替

 ちなみに衛兵交代じゃないけど、印パ国境で毎日繰り広げられているこの兵士たちによる儀式もなかなかのエピックである。ぜひ見に行きたい。

Pakistan & India Border Flag lowering ceremony | 印パ国境・ワガのフラッグセレモニー

References:Video: March Of Greece’s Presidential Guards Goes Viral For Its Unique Style / written by ruichan/ edited by parumo

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この記事へのコメント 17件

コメントを書く

  1. この衣装や歩き方ってここのシーン以外で見たことないからどういう謂れがと思っていたけどオソン一世とかいうおっさんの所為か。
    最初に命じられた部下もさぞや困惑したことだろうなあ。

    • +7
  2. 3kgの靴といい、真似したら筋肉痛待ったなしだなあ
    民族衣装も素敵だね

    • +12
  3. これに限らずだけど、よく兵隊さんの儀式的な歩き方見てると金属鋲のついた軍靴で石畳をガッチンガッチン叩きつける様にしてるのが多い。
    いい年をした身からすると膝とか足首一発でいわしそうで震えるのだけど彼らは平気なんだろうか。
    たまにじゃなくて毎日のようにやってるのに。

    • +7
  4. 脚長ぇ~と思いながら見てたけど、身長195cmないと入れないとかそりゃスタイルいいよね。見映えもするわ

    • +8
  5. 靴が可愛いい履いてみたい!
    え…3キロ?

    • +5
  6. 壁の文字に何が書いてあるんだろう?と思って機械翻訳してみましたがよくわからない💦

    【上段】
    アンドロピファノン・パサギタフォス

    【下段】
    クライソウラ・プレメティ・オストロヴィツァ・ポグラデッツ・ルペルス・ペリタリ・クレタ島・エル・アラメイン・ピミニ・ルビコン・ドデカニサ韓国・キプロス・エーゲ海イオニア

    軍隊の行進と言えば特撮の「サンダーバード」のマーチングバンドの行進がメッチャ素敵でした

    • +1
    1. >>6
      上はトゥキュディデスってアテナの将軍の書いた本に出てくる一節で「全ての場所が栄光ある人にとっての墓である」みたいな意味で
      下はバルカン戦争以降でギリシャ軍が参加したあらゆる戦いの場所が記されてる
      らしい

      • +1
  7. これが仕事なのか…何年従事するんだろう

    • +1
  8. 申し訳ないけどモンティパイソンのシリーウォークを思い出した

    • +2
    1. >>8
      同じく

      あのスケッチが高度な風刺に思えてきた
      パイソンズならあり得ないとも言い切れないのがまた

      • 評価
  9. この衣装、むしろ可愛い女の子の方が似合うと思うのだけども・・・

    • +2
  10. どこの国の儀仗兵もまず身長在りき
    さすがに195cmは滅多にないが、最低でも180cmないと儀仗兵に推薦もされない

    • -1
  11. この足の動きのストレッチ、わりと毎日やってる…衛兵交代か…スッキリはするけど3キロの靴じゃ捻挫しそう

    • +1
  12. 印パ国境・ワガのフラッグセレモニー
    カラリパヤットの影を見た

    • +2
  13. インドとパキスタンの国境開閉門はセレモニーになっちゃってるけど国同士はまだバチバチなんだよね
    最後にお互い握手するけど笑顔はいっさい見せないし足音や動作で相手国へ威嚇してる

    • 評価
    1. やはりこの手の仕草ではロシアが頭ひとつ抜けてる
      武骨で素朴だけどうつくしい
      さすがはバレエの国よな

      >>14
      仲の悪さをこうしてひとつの儀式、ひいてはエンタテイメント的な表現として昇華しているところに、むしろ両国の関係の複雑さとか、文化の深さを感じるわねえ。

      一発ぶん殴りたい気持ちはあっても、ぶん殴ったらただじゃすまなくなることをお互いよく理解してる。だから生の言葉や力は表に出さない。感情や関係性をデフォルメしてお芝居にしてしまう。
      こういう儀礼化は前時代的なようでいて、実のところ、物事を俯瞰できる知性がないと実現し得ないものではないだろうか。

      はじめて見たけど、悪くない国境の交流だと思うわ

      • +1
  14. この手の儀仗兵というか衛兵の交代儀式で印象的だったのは今は無き東ドイツ軍儀仗兵の交代儀式だったな、今回の儀式記事を読んで思い出した。

    • 評価

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