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警察署に侵入したネズミが全員ハイに。押収品のマリファナを食い荒らしていた

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(著) (編集)

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 初手を猫パイセン部隊にお願いしてたら事態は変わっただろうか。アメリカで警察本部に侵入したネズミたちが、あろうことかマリファナ三昧という前代未聞の事態が起きている。

 今月初め、ルイジアナ州ニューオーリンズ市警察の本部長が、市議会の刑事司法委員会に対し、築56年の庁舎内で起きているすさまじいネズミの被害を報告した。

 老朽化し、不潔な環境にさらされてきた本部がついにネズミの巣窟となり、彼らは証拠保管室のマリファナにまで手をつけ、全員ハイになってるという。

New Orleans police chief says “the rats are all high” as they eat the marijuana collected as evidenc

老朽化した警察庁舎でネズミがマリファナを食べてハイに

 警察の庁舎に侵入し、証拠保管室のマリファナで恍惚とするネズミたち。

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 その異常な被害を公表したのは、ルイジアナ州ニューオーリンズ警察(NOPD)本部長アン・カークパトリック氏だ。

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 同氏は今月初めに行われた市議会の刑事司法委員会で、こう報告した。

ネズミたちが我々のマリファナを食べています。全員ハイになってます

 続けて同氏は、古くなった庁舎内はカビだらけでネズミやゴキブリが大量におり、デスクの上にもネズミの糞が落ちているなど、メンテナンスも行き届かない危険な状況が、劣悪な労働環境を招いていると述べた。

我々が大切にすべき署員をこのような容認しがたい状況で働かせることはできません

 実際、本部長自身も耐えられなかったのではあるまいか。同氏はさらに、こんなに不潔な状態を目にしたら誰もが「どん引きする」とし、とりわけ警察官を志す人の来訪は避けるべきだ、と言い切った。

本庁を高層ビルへ移転する計画。10年間で賃料総額1億円

 事情を明らかにしたカークパトリック氏が、次に議員らに提示したのは、老朽化した庁舎の移転だった。

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 急に本格的な移転先を見つけるのは現実的ではないため、まずダウンタウンの高層ビルに10年ほど移転させておき、その間にふさわしい場所を探すという計画だ。

 これを受け、一連の被害を把握した市議会議員らは、移転先のビルとの賃貸契約を承認。さらに議会全体の採決を進めるという。

 これが決定すると、市は10年間で総額760万ドル(約9960万円)の基本賃料を一般財源から支払うことになる。

 およそ1億円というのもすごいが、ニューオーリンズ市最高行政責任者のギルバート・モンターニョ氏は、この移転が現在の本部を新たに立て直するよりも安価であると述べている。建て替えだと移転の3倍の費用が掛かるそうだ。

築56年で設備の故障やカビも深刻。けた外れの不潔さ

 地元メディアによると、ニューオーリンズ警察本部は1968年に建てられたもので、ひどい衛生状態もここ数年のことではなく、15年前からずっとだそうだ。

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 以前からエレベーターの故障や配管の劣化やカビが深刻だったが、去年はついにエアコンが故障。署員の多くが最長数カ月にわたり自宅で仕事をする羽目になった。

 実のところ新設を求める動きは数年前からあったが、新型コロナの蔓延で停滞していた。それを一気に推し進めたのが昨年10月に本部長に就任したカークパトリック氏だ。

 西海岸からの移住者で、本部の新しい人材確保に意欲的なカークパトリック氏はこうも言っている。

本庁だけではありません。すべての地区が同様で、けた外れの不潔さです。清掃不能なものをきれいにしようとしてきた清掃チームは表彰に値します

建物の一斉老朽化でネズミたちが集中

 同氏のいうとおり、この庁舎がある通りは軒並み1960年代の建物ばかりで、一斉に老朽化してるためネズミたちが集まるようになったという。

 かつて庁舎勤務だった男性(匿名希望)によると、勤めていたおよそ20年の間も害虫だらけで、カビの生えた庁舎内に入った警官がよくくしゃみや咳をしていたという。

とにかくひどかった。2005年のハリケーンのカトリーナで受けた被害もそのままなんじゃないかな。あの時は地下室が洪水の水でいっぱいになったからね。壁をよじ登るネズミなんて山ほどいるよ。だから害虫も常にいるんだ。新しい本部長はネズミに耐えがたかったんだろう。私と同じだよ

不適切な職場や住まいはやる気に影響

 ただ一時移転も簡単ではなく、モンターニョ氏は「至難の業」だという。

この古く老朽化した建物を処理する間に、刑事司法機関のほとんどが一時収容されることになりますから

 一方、本庁移設を最優先にするカークパトリック氏は「不適切な職場や住まいはつねにやる気に影響する」ときっぱり。確かに部屋が汚いと気分もとっ散らかるというか集中しにくくなるよね。

 というか、てっきり誰も掃除してないのかと思ったら、清掃チームがいるのに追いつかないなんて想像を絶するレベル。その通り一帯がネズミの住み家になってそう。

 ネズミの大増殖といえばアメリカのシカゴで1000匹以上の猫部隊がパトロールに出た話もあったっけ。ここまでくると手遅れかもだが、前もって猫部隊の予備要員がいればあるいは、なんて思ってしまうよ。

References:people / usatoday / theguardian / youtubeなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 21件

コメントを書く

    1. >>1
      そう言う笑える記事かと思ったら深刻だったね
      警察官すごい可哀想
      アメリカの警察って命の危険あるしよく殉職した警官の写真がずらっと各警察署に載ってて、正義感強い人がすごい多いけど…
      無理だわ
      ゴミ溜めで仕事してたらスラム出身だからと貧乏を盾に悪事働く人は余計許せなそう…
      可哀想

      • +11
      1. >>8
        無関心が解決法だってことは、よく分かるんだよ。イヤってほどにな。人生に立ち向かうより、ドラッグに逃げるほうが楽だ。手に入れるより、盗んだほうが楽だ。

        • -8
      2. >>8
        >ゴミ溜めで仕事してたらスラム出身だからと貧乏を盾に悪事働く人は余計許せなそう…

        あなたがスラムで生まれ育つとはどういうことなのか
        まるで解ってなさそうってことだけは解った

        • +3
  1. 猫・ヘビ・ふくろう「処理班に呼んだ?」

    • +4
  2. ネコ吸いならぬネズ吸いが流行って大惨事になりそう

    • -3
  3. この状況になるんじゃたとえ猫がいても猫の糞だらけになるだけな気が…

    • +9
  4. 本庁でコレなら所轄はどんだけ酷い事に成ってんだろう

    • +10
  5. それとも人間やめますか?が通じない、いやチューじないな

    • +1
  6. マリファナの食べ過ぎって健康的にどうなってしまうのかな
    急性中毒で亡くなるとかある?

    • 評価
  7. マリファナはダウナー系の薬物だからハイにはならんやろ。

    • 評価
  8. もしかしたら、横流ししたマリファナを誤魔化すためにネズミを放った話かと思ったら…
    汚部屋の話だった。いや、汚部屋から脱却するためにネズミを放ったかも?
    しかしこんなになるまで修理とかしないのかしら。エアコンも直せないなんて。
    新しい庁舎に旧庁舎からの荷物を移す時はGのeggを持ち込まないように細心の注意をはらわないとね。

    • +1
  9. 建ててから50年以上たったらそれなりに劣化はしてくるだろうけど……ここまでひどくなるものなんだろうか。
    日頃のメンテもちゃんとしてたかどうか怪しそう。

    • +5
  10. 「コカイン・ベア」というコカイン食べたクマが暴れまわる映画ならあるよね

    • 評価
  11. 恍惚ねずみはかわいいんだけど糞がデスクにあるのは笑えんwww
    マジで病気になるぞ

    • +1

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