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「デューン(砂の惑星)」のサンドワームそっくりな新種のキノコを乾燥地帯で発見

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(著) (編集)

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 ハンガリーの乾燥地帯でが新種のキノコ(真菌)が4種発見された。

 そのうちの1つは、フランク・ハーバートの小説「デューン(砂の惑星)」に登場する伝説的なサンドワーム、シャイ・フルド(Shai Hulud)にとてもよく似ていることから、その名にちなんで「Tulostoma shaihuludii」と名付けられた。

 砂漠の環境で進化したこのキノコは、その生態系と多様性について重要な情報をもたらしてくれるとともに、中欧ヨーロッパの草原地域にほかにもまだまだユニークなキノコが隠されている可能性を示唆しているという。

 この研究は『MycoKeys』(2023年11月29日付)に掲載された。

砂の惑星のサンドワームそっくりなキノコの新種発見

 ハンガリーの乾燥地帯「パンノニア平原」で発見された新種のケシボウズタケ属(Tulostoma)の仲間は、曲がった柄の先に白いボールのような子実体を結ぶ。

 その姿はフランク・ハーバート原作のSF小説『デューン砂の惑星』シリーズに登場するサンドワーム「シャイ・フルド(Shai-Hulud)」にそっくりだった。

 砂漠の環境で進化したこのキノコは、その名にちなんで「Tulostoma shaihuludii」という学名が授けられた。

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「デューン/砂の惑星」に登場するサンドワーム、シャイ・フルドにちなんで名前が付けられた新種ノケシボウズタケ「Tulostoma shaihuludii」 / image credit:Tulostoma shaihuludii and an illustration of a ‘Shai-Hulud’ sandworm.

 砂漠の惑星アラキスに生息するサンドワームは、全長数百メートルに達する巨大なミミズのような生物で、振動を察知すれば、砂の中を突進して手当たり次第に飲み込もうとする。

 そのあまりのインパクトに『風の谷のナウシカ』の王蟲や『スター・ウォーズ』の宇宙ナメクジなど、さまざまな作品に影響与えたらしい(ちなみにモンゴルの砂漠にもサンドワームに似たUMAが生息すると実しやかに伝えられる)。

 そんなサンドワームは怪物のような存在だが、新種のケシボウズタケは、ずっと小さく穏やかだ。

1984年に公開された映画「デューン/砂の惑星」に登場するサンドワーム、シャイ・フルド。監督はデイヴィッド・リンチ

ユニークなケシボウズタケの仲間たち

 Tulostoma shaihuludiiは、ハンガリー、エトヴェシュ・ロラーンド大学をはじめとする研究チームが発表したケシボウズタケ属の新種4種のうちの1種だ。

 ほかの新種は「Tulostoma dunense」「Tulostoma hungaricum」「Tulostoma sacchariolens」の3種。

 いずれもユニークな仲間たちで、たとえばTulostoma sacchariolensは、ケシボウズタケとしては唯一いい香りがする種として注目株だし、Tulostoma hungaricumは世界最小のケシボウズタケだ。

 これらのキノコは、柄の先に小さなボールのような子実体を作り、成熟すると塵のような胞子を空気中に放出する。

 だがその仲間の大半は、自分の力で胞子を放出する力を失っている。

 そのため、動物に踏みつけてもらったり、風を受けたりするなど、外から受ける圧力で破裂して胞子を飛ばす。

パンノニア地方はケシボウズタケの聖地

 ドナウ川とティサ川に挟まれたパンノニア地方(現在のハンガリー西部とセルビア、クロアチア、スロベニア、オーストリアなどの一部)に広がる乾燥した砂地の草原は、ヨーロッパでも有数のケシボウズタケの生息地だ。

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パンノニアにある国立保護区公園 photo by iStock

 今回の新種4種を含め、ハンガリーでこれまでに発見されたその仲間は19種。ヨーロッパで確認されたケシボウズタケ属の66%が生息している。

 ヨーロッパのケシボウズタケは、地域によってはかなり生息しているところもあるが、一般には珍しいキノコで、ヨーロッパにどれほど存在するのかあまりよくわかっていない。

 今回の研究は、中欧地域にはまだ知られていないケシボウズタケがまだいる可能性を期待させてくれるという。

References: Fungus from Arrakis: New species named after | EurekAlert! / Pensoft.net

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この記事へのコメント 13件

コメントを書く

  1. これなら、たけのこの方が似てると思うが…

    • +3
  2. いうほど似てるかな

    それよりも知りたいのは食えるか否か、旨いか否か

    • +7
  3. 新種のネーミングに創作物系使うのがかなり多くなったな
    発見者の名前よりは話題になるし覚え易くて良いかもね

    • +1
  4. こいつをキメると超光速航行ができるようになるのか

    • +1
  5. う~ん……デカイアンテナ?っぽい様なフォルムですね。

    • 評価
  6. あの・・・・これは
    どうみてもアレに・・・
    いえなんでもないです

    • 評価
  7. サンドワームを名のるのならばもっと大きくないと、これじゃあうなだれstickだよ。

    • 評価

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