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母親と幼児が車にはねられ下敷きになるも、高校生20人が力を合わせて無事救出

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(著) (編集)

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 その時間、その場所に居合わせたのは、偶然ではなく運命によるものなのかもしれない。

 この20人の高校生たちが悲劇の瞬間に立ち会ったのも、偶然ではなく何かに導かれたのかもしれない。そして彼らは自分たちがやるべきことを適切に行った結果、尊い命が救われたのだ。

 アメリカで、太陽の光に一瞬目がくらんだ車の運転手が、母親と幼い子供をはねてしまった。その直後、事故に気付いた高校生20人とアメリカ空軍兵がすぐに駆け付け、力を合わせて車を持ち上げ、下敷きになった母子を救い出すことに成功した。

‘I didn’t grasp the realness of the situation;’ Students, airman relive rescue of mother, children

母子が車に撥ねられ下敷きに

 12月5日の午後ユタ州午後3時45分頃、レイトン・クリスチャン・アカデミーの駐車場を横切って歩いていたブリジット・ポンソンさんと2人の子供が、日光により一時的に目が見えなくなった運転手に誤ってはねられてしまった。

 3歳の上の子は、なんとか車の下から這い出すことができたが、ブリジットさんと2歳の子は下敷きになってしまった。

 女性の叫び声を聞いて事故に気付いた高校生の生徒ら約20人と、近くのヒル空軍基地の飛行士たちは、すぐに車に駆け寄った。

 ブリジットさんは、子供の上で身動きができない状態だったという。

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image credit: youtube

力を合わせて車を持ち上げ母子を車の下から救助

 学校の監視カメラは、10代の若者たちが車を持ち上げようと奮闘する救出活動の一部始終を映像に収めていた。

 最終的に高校生たちは、空軍の上級飛行士ドミニク・チルドレスさんが母親と幼児を安全な場所まで引っ張り上げるのに十分な高さまで、車を持ち上げることができた。

 後のメディアの取材で、救助に駆け付けた高校2年生のテオ・ローチさんはこのように話した。

騒ぎが聞こえてきて、みんなが「助けに来い、助けに来い!」って言うから、荷物を置いて駆け寄ったんだ。

 また、ウトゥレイ・シマウメアさんは事故当時の状況をこのように回顧した。

僕は、事故を知ってみんなに「警察を呼んでくれ」って言ったんだ。

車の下を見たら、小さい子が横たわっていた。お母さんは「助けて!助けて!助けて!」って叫んでいたよ。

 学校関係者によると、ブリジットさんは同校の入学事務局で働いているそうだ。

 空軍飛行士のチルドレスさんは、息子の幼稚園教諭に事故の手助けを求められたとき、ちょうど子供を迎えに来ていたという。

軍事訓練が役に立ったようです。私たちが車を十分な高さまで持ち上げるとブリジットさんは立ち上がり、私たちが車を持ち上げている間、彼女は自分の背中で車を支えることができました。

下敷きになった子供の顔は紫色になっていて意識はなかったのですが、子供の鼻に指を当てて呼吸があるかどうか確かめ、脈を見つけることができました。

10代の若者たちは、それが学校の管理事務室の人間だとは知らずに、閉じ込められた母子から車を持ち上げるために一致団結して助けようとしていました。彼らは母子を救うことだけに集中していました。

 ブリジットさんが学校内の事務職員だと生徒たちが知ったのは救助後だったようだ。

僕らはおそらく車を持ち上げることができるタイプではないように見えますが、それができたんです。アドレナリンが放出したおかげです。(ローチさん)

生徒たちは賞賛と崇拝に値するとチルドレスさん

 チルドレスさんと学生らは、力を合わせて母親と子供を安全な場所まで引きずり出す作業に尽力した。

 それが成功したのは、みんなの団結力によるものだ。

 学生たちが通うLCAはインターナショナルスクールで、関係者によると言葉の壁もあるという。

 だが、救助に奔走した生徒たちは車の周りに配置し、さまざまな言語で「リフト(持ち上げろ)」と叫んでいたそうだ。

みんなの団結力が示されていたと思う。僕たちは神のお導きによって何をすべきかを知っていました。(ローチさん)

 チルドレスさんは、「制服を着ていたのは自分だが、母子を救ったのは生徒たちの功績に値する」と語った。

彼らはヒーローという言葉の最も純粋な形であり、彼らがしたことは10代の若者にとって容易なことではなかったので、あらゆる賞賛と崇拝に値するでしょう。

 ブリジットさんの2人の子供は幸いにも、骨折や重傷はなかったそうだ。末っ子は、小児病院に緊急搬送されたが軽傷で退院した。

 ブリジットさんは入院中で手術を受けたようだが、完全回復の見込みだ。

References:‘I didn’t grasp the realness of the situation;’ Students, airman relive rescue of mother, children pinned under car/ written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 10件

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  1. >さまざまな言語で「リフト(持ち上げろ)」と叫んでいたそうだ。
    事故自体は不運だし回復をお祈りしますけど、関わった人々に良い影響を与えていそう
    良い意味で「あいつら意外と伝わる」って体験ができた人は今後もそのさまざまな言語の人に対する偏見がなくなりそう

    • +11
  2. 運良く助けられたけど事故起こさないのが最善
    やっぱり昼間の運転中はサングラスかけよう
    なぜかからかってくる人がよくいるんだけど事故しちゃうよりずっといいわ

    • +9
  3. 良かったね
    軽傷でも車くらいの重さのものに下敷きになって圧迫されると10分もしないで死ぬよ
    圧迫って本当にやばいから
    子供も救出されたとき顔色紫色だったみたいだし……
    みんなが助けてくれたおかげだね

    • +9
  4. 山手線で電車とホームの間に落ちた人はみんなで助けたよ。
    何人かで落ちないよう掴んで、ホームの人の多くが電車を押したんだが上手くいかない(私も押した)。
    それで車内にいる人に反対側に寄るように声をかけて(私も)、もう3回押して引き上げた。

    乗客がやじ馬でホーム側に動いて見に来るから押してもダメなんだよね。
    気づかずに邪魔してる、写メとか撮るやつが多い。
    それでも降りてきて押す人も多かった。

    • +7

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