子猫に会えたのがうれしすぎてピョンピョン踊りをする犬

　バーニーズ・マウンテン・ドッグのマギーは初めて子猫と遭遇したようだ。あまりのうれしさに、しっぽをぎゅんぎゅん振り、子猫に顔を近づけながら謎の踊りを踊り始めてしまう。

　子猫は巨大な生き物が満面のほほえみで近づいてくるのに最初戸惑っていたようだが、マギーのフレンドリーな熱意が通じて、どこかに逃げることはなく、堂々と顔面を猫パンしていたようだ。

子猫に会えたのがうれしすぎて謎の踊りを踊る犬

　「気はやさしくて力持ち」な大型犬のバーニーズ・マウンテン・ドッグ、マギーは、この日初めて子猫と出会ったようだ。

　小さくてもふもふの生き物に興味津々のマギーは、徐々にその距離を縮めていくも、尻尾ぎゅんぎゅんがとまらない。

　仲良くなりたくてしかたがないマギーに対し子猫は圧倒されているようだ。 　マギーはあまり驚かせてはいけないと、少し冷静になり顔を近づける。子猫は巨大な生き物に対して猫パンチを顔面にヒットさせるも、痛くもかゆくもないだろう。だってこの対格差だもん。

　マギーは猫の動きをまね、さらにそれをデフォルメしたかのような謎の踊りを踊り始めた。 　マギーがくるくる回るもんだから、子猫がすこし吹き飛ばされてしまうのだけど、悪気はないのでご愛敬というやつか。

　子猫もなんだかんだで、大きな回る遊び道具くらいに思っているようなので、時間がたてばうまくやれそうな気もしなくもない。 　バーニーズ・マウンテン・ドッグはスイス原産の大型犬で、2000年以上前から、牧畜犬や護衛犬、作物運搬の手伝いなどで人間を支えてくれた犬種だ。

　一時期絶滅寸前まで減少したのだが、スイスの愛好家たちの努力で、スイス山岳部に残っていた生き残りの純粋なバーニーズを繁殖させることに成功し、今に至る。

　その性格は温和でやさしく、人の気持ちを察することが得意で、飼い主の気持ちに寄り添ってくれるという。

　また、飼い主に指示されなくても、その場の状況を自分で判断し行動することができる気質をもっているため、マイペースと呼ばれることもある。

　運動量が豊富な犬なので、お散歩は朝夕1回1時間以上が必要となる。かなりの力を持っているため、散歩にはリードをコントロールできる体力が求められる。

　寒い地域原産なので、高温多湿に弱い。室温管理も必要となる。大型犬なので興奮しないようしっかりしつけることも大切となってくるため、飼い主になりたいのなら、それ相応の体力と忍耐、そして愛情が必要だ。

　バーニーズのマギーに日常はTikTokのアカウント「@maggie.thebernese」で見ることができる。 written by parumo
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