ライオンのお母さんも大変だ。道路から動いてくれない2匹の子供たちにてんてこまい

　人間世界でも、2、3歳くらいの小さな子供に手を焼くお母さん方は少なくないだろう。それはライオン界でも同様のようだ。

　自然公園で2匹の子供たちを連れ、道路を横切ろうとしたライオンのお母さんだが、子供たちが道路から移動してくれない。首を噛んで動くようにうながすも、今度はもう1匹が車の下に潜り込んでしまった。

　多くの車が一時停止となり渋滞となってしまったが、逆に人間界でよくある光景を目の当たりにして、なんだか微笑ましく思ってみていたのかもしれない。

　ライオンのお母さんが「うちの子が本当にご迷惑をおかけして」的な表情を一瞬見せたような気がしたのは私だけだろうか？

ライオンの子供たちが道路から動かず、母ライオンがてんてこまい

　子供が2匹いるライオンのお母さん。道路横切ろうとしていたようだが、そのうちの1匹が道路から動かなくなってしまった。

　母ライオンはその子を口にくわえて移動させようとすると、今度はもう1匹がその目の前をスタコラサッサ。

　2匹を同時にコントロールするのは難しいようだ。

　それでも2匹とも同じ方向に歩いていったので、このままうまくいくかと思いきや、今度は1匹が車の下に入り込んでしまう。 　ライオンのお母さんは、撮影している車両の方を向き、目くばせをした。「うちの子がほんと、ご迷惑をおかけします」とでも言っているかのように見える。 　子供を何とか引きずり出し、ようやく道路を渡る準備が整った。 　母ライオンは「さ、あんたたち行くわよ」と子供に促し、その後立ち止まって、撮影している方をじっと見つめ、再び歩き始めたところで映像は終わる。 　自然公園にいるライオンだから、ここが道路で我が子がもたもたしていると交通渋滞となり、人間たちに迷惑をかけることがわかっていたのだろうか？

　まったくそんなことはなくて、ただ単純に言うことを聞かない子供に手を焼いていただけなのかもしれないが、それにしても1匹で2匹の子を面倒みるのは人間界でも動物界でも大変なのだ。

　「お母さんもお疲れ様」と思わず画面に声をかけてしまった。

To lose patience is to lose the battle.

Mahatma Gandhi pic.twitter.com/KM0NbEDgSC

— Ramblings (@ramblingsloa) August 29, 2023

written by parumo
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