
ある母親は、子供の頃に流行した小さな人形のことを良く覚えており、それを手に入れるのが夢だったことを息子に語っていた。
息子は母親の誕生日の日、その人形を入手することに成功。それを母親に贈ったところ、母の目は少女時代のようにキラキラと輝きだし、母親の目から涙があふれだした。
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母親が少女時代に欲しかった人形を息子が誕生日にプレゼント
母親が子供の頃欲しかったその人形は、とてもかわいらしく小さな木製のもので、お洋服と帽子を被っている。息子は母親から、少女時代にその人形がとてもほしかったこと、でも買ってもらうことが叶わなかったことを聞いていた。
そこで息子は、母親の幼いころの夢をかなえるべく、当時の人形を扱っている店を調べ、5体入手した。
母親の誕生日、息子は包装紙に包んでそれらの人形をプレゼントしたのだ。

母親の目に少女時代の輝きと涙
母親は包装紙を開けて驚いた。間違いなくこれらは幼いころ欲しかった人形である。母親はキラキラと目を輝かせた。それと同時に息子の思いやりに感動し、涙があふれて止まらなくなった。

どれほどうれしかったことだろう。子供の頃に欲しかったもの、手に入らなかったものは、大人になってからでも十分に心を動かす威力がある。
さらに息子が彼女の夢を覚えてくれていて、それを実現してくれたことで、その人形は更に価値あるものになったのだ。
母親はきっと、かつてこの人形が手に入ったらどうやって遊ぼうかと考えていたことを、今実現することになるだろう。
少女時代の気持ちのままで。
もし親と良好な関係を築いている人は、子供時代に欲しくても手に入らなかったおもちゃは何なのか、を聞いてみると良いかもしれない。
今や昔のものもフリマなどで入手可能な時代だ。値段的に自分でだせそうなものなら、親が子供の頃に叶えたかった夢を、実現させてあげることができるかもしれない。
written by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
こんなん泣いちゃう
2. 匿名処理班
喜びと当時の切なさがどっと押し寄せてきたんだろうなあ
3. 匿名処理班
いいなーうちの親はこの年代ではすでに鬼籍で
やるなんて贅沢は不可能だ
4. 匿名処理班
うちの息子も娘も私に興味ないよ😢
うらやましいなあ
5. 匿名処理班
子供の頃には願いが叶わなかったけど
その気持ちを汲んで叶えてくれる優しい息子を授かった
トータルではかなり羨ましい人生だと思う
6. 匿名処理班
>もし親と良好な関係を築いている人は、
って書き添えてくれたパルモたんの、無尽のやさしさに感謝。
その一言がなかったら、悲しい記事になったから。
7. 匿名処理班
母親の子供の頃の人形か
随分と息の長いロングラン商品なんだな
入手可能な物で良かった
8.
9. 匿名処理班
お母さんが子供の頃にほしかったものの話を息子さんがちゃんと覚えているというのが素晴らしいね
10. 匿名処理班
母親が当時入手困難だったモンチッチ。当時は小さなモンチッチをやっと入手できたと聞いて、近年、特大サイズのモンチッチを知らせずにプレゼントした時の、包装紙を開けた時の童心に帰った時の母の顔がこの記事の様な感じでした。やはり、子供の頃欲しかった物は、大人になっても見るとときめきますよね。