アメリカ、ニュージャージー州のシートン・ホール大学ではこの日、盛大な卒業式が行われていた。
女子学生のグレース・マリアーニさんが卒業証書を渡される番となり、車椅子での彼女の大学生活を常に支え続けた介助犬、ジャスティンと共にやってきた。
学長は、マリアーニさんに証書を手渡す前に、犬のジャスティンに筒状の紙を渡した。実はこれ、ジャスティンの卒業証書なのだ。
マリアーニさんと共に全ての授業に参加し、彼女を支え続けたジャスティンの功績をが認められ、大学から正式に卒業証書が授与されたのだ。
学生の夢を紡ぐため、大学生活をサポートし続けた介助犬
2023年5月26日、シートン・ホール大学では卒業式が行われ、学生に卒業証書の授与が行われた。卒業する学生らにとって貴重な一日だ。大学へ進学して初等教育と特殊教育の教師になる夢だった、グレース・マリアーニさんも、無事教育学の学士号を取得することができた。
彼女の夢を支えたのは、ラブラドールとゴールデンレトリバーのミックスで6歳のオス、介助犬のジャスティンだ。
ジャスティンは、彼女の全ての授業に出席した献身的に彼女の大学生活をサポートし続けた。
この日、ジャスティンは卒業生が被る青いモルタルボード(角帽)とバンダナを身に着け、マリアーニさんと共にステージにいる学長の前に向かった。
すると学長は、ジャスティンに筒状の証書を差し出したのだ。
ジャスティンの献身と功績をたたえ卒業証書が渡される
ジャスティンがマリアーニさんを支えるその姿は、学校内でもよくしられていた。学長に証書を手渡されると、ジャスティンはマリアーニさんを振り返り「これもらっていいの?」という表情をみせた。
OKがでるとジャスティンは自らの卒業証書を口にくわえた。
ジャスティンが証書をくわえると、会場からは大歓声が上がった。
彼もまた、日々彼女と一緒に学び、一緒に成長し、一緒に卒業したジャスティン。やはり犬は人類にとって永遠の友になりえるのだ。
written by parumo
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もしも介助犬がたった1匹であなたに近寄ってきたら?その時にするべき対応
コメント
1.
2. 匿名処理班
かわいくてお利口で、やっぱり犬は人類の友だ
3. 匿名処理班
ガッツポーズで大喜びの学長も可愛いw
4. 匿名処理班
涎でベタベタになるのも勲章ってやつかな
5. 匿名処理班
わんわん「この介助からの卒業〜♪」
6. 匿名処理班
レッツゴージャスティーン
7. 匿名処理班
大勢に喜ばれてうれしーわん
8. 匿名処理班
素晴らしい。これ見たおかげで今日は気持ち良く寝れるわ。
9. 匿名処理班
くわえさせるとか可愛いことさせるよね
10. 匿名処理班
学長は卒業証書を渡しただけなのになんか優勝したみたいだw
11. 匿名処理班
卒論も良くできてたしな。たぶん。
12. 匿名処理班
ガッツポーズじゃ、学長の方が主人公みたいやん。
13.
14. 匿名処理班
当のジャスティンがよくわかってなくて「??」な表情なのもかわいい
持てといわれてくわえただけなのにみんなどうしたの?みたいな
15. 匿名処理班
卒業証書の意味が分からないから貰っても嬉しくないだろうに、まわりが歓声あげたからジャスティンも心地よさそうにしっぽふってくれるのがとても嬉しい。いいこだね。
16. 匿名処理班
飼い主さんだけじゃなくほかの人もジャスティンに助けれれてた人沢山居たんだろうな
17.
18. 匿名処理班
コウガクレキーヌ爆誕