メインコンテンツにスキップ

10歳の子供をタダ働きさせていた米マクドナルドのフランチャイズ店が罰金の罪に直面

記事の本文にスキップ

43件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 アメリカ労働省は、ケンタッキー州やその他の州のマクドナルドのフランチャイズ店が、連邦労働法に違反して、10歳の2人を含む300人以上の未成年者を働かせていたことを発表した。

 10歳の2人においては、無償で働いていたようだ。

 違法していた店は、合計で 200000 ドル(約2700万円)以上の罰金に直面しているという。

Kentucky McDonald’s franchisees fined for child labor violations

マクドナルドのフランチャイズ店で未成年者が違法労働

 5月2日、アメリカ労働省は、インディアナ州、ケンタッキー州、メリーランド州、オハイオ州にまたがる 62 のマクドナルド店舗を運営する 3つの独立したフランチャイズ店が、連邦労働法に違反していたことが判明したと述べた。

 62 軒のレストランのうち 45 軒は、ケンタッキー州にあった。

 同省の発表によると、それらの店は305 人の子供を、法的に許可された時間を超えて働かせ、若年労働者に違法な仕事をさせていたという。

 また、ケンタッキー州ルイビルにあるマクドナルドの店舗では、10 歳の少年 2 人が無償で働いているのが目撃された。

McDonald’s customers react to seeing kids behind counter in Louisville location

 3つの独立したフランチャイズ店は、バウアー フード、アーチウェイズ・リッチウッド、ベル・レストラン・グループで、3社は児童労働法違反で合計212544ドル(約2870万円)の罰金に直面している。

深夜2時まで10歳の子供が働いていた

 バウアーフード(Bauer Food)では、10歳の子供 2 人がレストランを掃除していただけでなく、ドライブスルーの窓口を担当して食品の注文の準備と発送を行っていたことが判明している。

この画像を大きなサイズで見る
image credit: youtube

 時に2人は、午前 2 時まで働いていたようで、そのうちの1 人は 16 歳以上の従業員にのみ許可されているフライ鍋を操作していたことが判明している。

この画像を大きなサイズで見る
pixabay

 バウアーフード社は、10 歳の子供たちは夜勤シフトの親を訪ねていて一緒に働いていただけで、会社側が子供の労働を認めたわけではない、と主張している。

 しかし、フランチャイズ店では、職場で親または保護者を訪ねて来る子供たちに関するすべてのポリシーを、従業員に明確にするための措置を講じている。

 もしその措置が、本当に店舗で実際に講じられていたのならば、10歳の子供2人が働くということはありえない。

 労働省の捜査官によると、フランチャイズ店では16 歳未満の子供 24 人を雇用し、さらには彼らが法定労働時間(午前 7 時~午後 7 時まで)を超えて働いていたことが判明している。

この画像を大きなサイズで見る
pixabay

 バウアーフードは、民事上の罰金として39711ドル(約540万円)を支払わなければならないようだ。

この画像を大きなサイズで見る
image credit: youtube

雇用に必要な最低年齢はアメリカでは14歳

 アメリカ労働省によると、通常、雇用に必要な最低年齢は14歳だが、未成年者の特定の年齢と関連する特定の仕事に応じて、雇用年齢は変わる可能性があるという。

 連邦児童労働法では、14 歳と15 歳の子供は学校の時間外に働くことは許されるが、学校のある日は 3 時間、学校がない日は 8 時間を超えて働くことは禁じられている。

 また、午前 7 時から午後 7 時までという労働時間のみで、学校がある週は18 時間、学校が休みの期間は週に40 時間を超えて働くことは、通常は認められていない。

 しかし、ケンタッキー州ルイビルにあるベル・レストラン・グループ(Bell Restaurant Group I LLC)は、14 歳と 15 歳の 39 人の労働者を許容時間外に働くことを許可していた。

この画像を大きなサイズで見る
image credit: youtube

 同社には29267ドル(約400万円)の罰金支払いが科せられることになる。

 また、労働省は同社が58 人の従業員の賃金約 15000ドル(約200万円)が未払いだったことも突き止めており、これらの支払いも命じられたという。

 一方、ケンタッキー州ウォルトンに本拠を置くアーチウェイズ・リッチウッド(Archways Richwood LLC)では、14 歳と 15 歳の 242 人の子供に許容時間を超えて働くことを許可していた。

 労働省は、子供たちが登校日に 3 時間以上働き、法律で認められている時間より早くまたは遅く働いていたことを突き止めていて、同社には143566ドル(約1940万円)の罰金が科せられると発表した。

この画像を大きなサイズで見る
image credit: youtube

児童労働法では14歳以上の未成年者の労働が推進中

 今回の労働省による発表は、共和党議員が全国の児童労働法についての論議の最中にもたらされた。

 最近、ウィスコンシン州では、14 歳の労働者がバーやレストランでアルコールを提供できるようにする法が、共和党から提案された。

 この法案は、アーカンソー、アイオワ、オハイオなどの州でも推進されていて、可決すれば10代の若者がより長時間働き、より多くの仕事をすることが容易になる。

 だが昨年、労働省は688 人の未成年者が危険な職種に不法に雇用されていることを発見した。

 その例として、去年6月にテネシー州で、天ぷら鍋を使用中の15 歳の労働者が負傷したニュースが報じられている。

 同省でケンタッキー州ルイビル地区を担当する賃金・労働時間部門のカレン・ガーネット・シビルズ氏は、このように述べている。

未成年の労働者を擁護するために、児童労働法に従わない雇用者があまりにもたくさんいます。

10歳の子供に、ファストフード店の厨房の熱いグリルやオーブン、揚げ物用フライヤーを取り扱わせたりするなど、もってのほかです。1人でも怪我をするような職場で、子供を働かせてはいけません。

児童労働法は、若者が働く時にその仕事が彼らの健康、福利、または教育を危険にさらさないことを保証するために存在するのです。

References:McDonald’s franchisees fined after 305 minors, including 10-year-olds, found working illegally/ written by Scarlet / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 43件

コメントを書く

  1. 今から35年位前、同じマンションで。朝お父さんが乗って行くクルマを暖気させるために、キーを持って出て、1階においてある車のエンジンをかける娘がいてね

    • -6
  2. 言い分を信じるとしても親の側で一緒に働かせてたって事か?
    しかも無償で?
    何でそんな事がまかり通るんだ…
    子供も働かせないと親に賃金出さないとでも言ったんだろうか

    • +13
    1. >>2
      午前2時に働いてたりってことは、シッターが雇えない人たちが子供を連れてきていて、かといって客席で待ってるだけじゃってことでお手伝いしたとかかも

      子供の教育を受ける権利以前に、生活のために働かざるを得ないほど貧しいわけで、ただ規制するってわけにもいかないのかもしれない
      学ぶ前にまず食べるっていうことが切羽詰まってるんだろうね

      • +12
    2. >>2
      2023年2月頃の報道
      > 国境地域からニューヨークへ移送されてきた4万人超の不法移民の滞在先として
      > マンハッタン中心部周辺の五つ星高級ホテルをニューヨーク市が複数借り上げて可能な限りの人数を長期滞在させている
      > 尚、宿泊費用は食事も込みで1人あたり1泊5万以上となっており一般市民から市の対応は不適切だと批判が相次いでいる

      ニューヨークではむちゃくちゃな税金の使い方をしてるし
      昨年はバイデン大統領の大統領令により学生の奨学金全額免除
      それに加えて亡国の戦争には多額の戦争資金を投じている

      生活に困窮している事が原因だったなら
      上に挙げたような多額の税金の一部でも生活困窮者の支援に当てれば良いのにね

      • -5
  3. 酷い話
    アメリカも日本同様人手不足が深刻らしいけどここまでしないとやってられないほどなのか? 
    しかも10歳の子はタダ働きとは呆れる

    • +9
    1. >>3
      別に会社が労働力としてやらせてたんじゃなくて、親が仕事終わるまで暇潰しを兼ねたお手伝いとして親がやらせてたんだろ

      • -12
      1. >>15
        それでフライまで一人で作らせてたっていうのはちょっと無理があるような…

        • +5
        1. >>27
          別に日本でだって家の仕事手伝わせるのに免許なくても敷地内で子供に機械運転させたりとかあるしな
          良い悪いはおいておいて親によっては普通にありえる話だ

          • -3
    1. >>4
      上手いけど事件の内容的に笑えない・・・

      • 評価
  4. 意味不明な記事

    なぜ子供が働いていたのかわからない

    親を訪ねていき、親が子供に代わりをさせていたのなら親の責任

    子供が自分でチップを稼ぐために自分で働きに出たのなら、禁止されたら困るのは子供
    会社は目をつぶっていただけ

    無償といっても日本とは違う
    チップ目当てなんだから

    原因を全く書いていないので、本当に何もわからない記事

    • -19
    1. >>5
      こういうことは事実とその背景を裁判とかを通して明らかになるもんや
      ほんとに知りたいと思ったら、自分で続報を追う努力をしよう

      • +8
    2. >>5
      アメリカでも、マックやスタバみたいに
      店員が給仕せずにセルフ方式のファストフード店は
      チップ払わなくね?

      • 評価
  5. 働けるのに働かない親や搾取する経営者が
    子供を利用するのは許さん

    • +10
    1. >>6
      不法移民の子供を奴隷労働に使うアングラビジネスの存在は常識ですよ

      • +1
  6. アメリカ保健福祉省の内部告発者としてタラ・リー・ロダスが2023年4月26日の米国下院司法委員会で証言したところによると、
    アメリカ国内で大きな問題となっている膨大な数の不法移民問題に関連して、保護者のいない未成年児童の人身売買が行われている実態が明らかにされました。
    不法入国した身寄りのない未成年児童を保健福祉省は里親希望者へ引き渡す業務を行っていますが、
    適切な管理が行われていないために悪徳な人身売買業者が里親として未成年児童を引き取っていき、
    男子児童は強制労働、女子児童は風俗目的でそれぞれ働かされているという醜い状況が起きています。
    今回のマクドナルドの件もそういった不法移民に付随した未成年児童の人身売買と結びついた事件なのかもしれません。

    • +9
  7. バイデンの国境開放政策で子供の難民の人身売買が盛んになってるからね

    • -8
  8. インディアナ州、ケンタッキー州、メリーランド州、オハイオ州
    このラインナップだけでなんか察するところがあります。

    • +1
  9. 労働基準と家庭の事情をどうバランスをとっていくだろうか

    • -3
  10. そこまで食べるのに困っている環境なのだろうか……すぐ先の日本も他人事では無い。

    • +4
  11. 輝いていた頃のアメリカは幻想だったのか、、、
    自由の国との人権意識もキリスト教も影響力失ったか。
    よりによって超大企業のマクドナルドで、、、世も末。

    • +2
  12. >今回の労働省による発表は、共和党議員が全国の児童労働法についての論議の最中にもたらされた。

    この辺がちょっとキナくさいね。本当に深刻な不法就労・人権侵害の告発だったのか、軽度の違反も含めた誇張だったのか、判断がつかなくなる。

    たとえば、記事中で挙げられている店側の主張通り、深夜帯勤務の親を訪ねた子供が店に指示されたわけでもなんでもなく遊び感覚で「お手伝い」をしているととすれば、賃金支払いの対象と認識していないのも当然に思える。それを「子供を無償労働させるとは!」という世論に持って行きたい論者がいるのかもってケースも考えてしまう。

    記事の言う通り労災管理の問題もあるので、店のオペレーションが緩すぎて良くないというのはもちろんあるんだけど、義憤に駆られる前に少し冷静になってみた方がいい気がする。

    • -9
    1. >>17
      >同省でケンタッキー州ルイビル地区を担当する賃金・労働時間部門のカレン・ガーネット・シビルズ氏は、このように述べている。
      >未成年の労働者を擁護するために、児童労働法に従わない雇用者があまりにもたくさんいます。

      これの意味するところは未成年労働者の雇用促進は子供たちの利益に繋がるという建前で未成年児童を雇用しつつ
      実際にはタダ同然で労働力を確保したい雇用者たちが未成年児童を都合よく利用しているだけに過ぎない実態が露呈したのだと思われます
      今までは「お手伝いだから」という詭弁も通じたのでしょうけど
      行政の調査によって雇用者の主張とは異なる実態が明らかになったから裁きがくだされたと解釈するのが筋が通ります

      • +8
  13. 無償は働いてるて言わんからな
    貧困でやむなく…のお涙頂戴路線に舵切れないぞ
    しかも深夜。単純に虐待

    • +9
    1. >>18
      スポンサー様の御意向には逆らえんからね
      表立って告発しようものならメディアが総力あげて潰しに来る、いつものようにね

      • -2
  14. 子供を働かせることは違法だとしても
    その罰金の分と同じぐらい給料として払っていたなら
    世の中の反応は違っただろうに

    • -3
  15. 普通に論立てて考えりゃわかるやん、深夜2時だの親が介入してない時点で子供か親に益があるからだよ。
    その事実を前提に労働を奪った場合、子供に有益なことなんて一ミリもなく犯罪に走るだけや。
    というか金なんて出せる訳ないだろ、支出どう誤魔化すんだよ。
    憶測だけどだから飯とか渡してたんじゃねーの。

    • -9
    1. >>20
      未成年の奴隷労働に益なんてあるわけないだろ目を醒ませ

      • +11
  16. 流石に家族経営の店とかじゃなくてマクドナルドで10歳が接客なんてどう考えても問題になるだろうに誰も止めなかったんか
    100人いたら100人それはまずいと思うだろ

    • +3
  17. この話から見るとアメリカでの児童労働は、
    それほど珍しくないと言う事なのだろう。

    • -1
  18. タイトルだけ見たら、日本なら家業をお手伝いする子供だけど、アメリカはダメなのか?と思ったけど違った。
    アメリカは14歳から働く事を推進してるのね。まぁ、労働は尊いけど、生きていく上で必要な知識とモラルはきっちり学ばないと、いろいろ上手くないと思う。
    陰謀説を鵜呑みにして人を傷つけたり、銃を乱射したり…

    • -3
  19. たぶんこれ、「無償で」ってのは税務上記録残すわけにはいかないからそうするしかないってだけで、
    実際は子供が働いた分は廃棄商品をあげてた、みたいな裏の事情がありそうな気がするんだよな。

    子供を働かせてはダメってのはそうなんだけど、子供も働かないと生きていくのが困難な家庭もあるんだろう。

    • 評価
  20. こういう記事のコメントって「こういう事だろうと解釈しているが肯定的意見というわけじゃなく法的には不味いのに異議は無い」って感じでも
    その行為を肯定してるのか!って捉えてマイナス評価つけまくることがよく起こるよね

    • 評価
  21. なんだろ、手伝ったらまかない的にハンバーガーがタダで食べられるとかだったのかな

    • 評価
  22. シフトの穴埋めに自分の子供を使うとか暇してんなら手伝えやと親の仕事やらされてたヤツってそんなに少なくないと思うよ

    • -3
  23. 現地の状況はSNSなんかでやる気があれば普通に接することは可能
    何もせず狭量な世界観で無責任にテキトーなことを如何にも常識人みたいに騙る頭軽い奴が多くて大草原だわ
    難民の子供たちがどれほど過酷な環境に放置され搾取されてるか(怒)

    • -4
  24. サウスパークのトゥイークを思い出した(笑)

    • 評価
  25. むかし婆ちゃんが自宅でフランチャイズのクリーニング取次店やってて婆ちゃんがちょっと買い物に行く間に店番やったり手伝いしてたらから、そういうレベルの話なのかと思ったらガッツリやったわ…

    • +2
  26. アメリカのこういう懲罰的罰金は日本も真似をすべきだな。
    日本は懲罰がないからブラック企業は何度でも同じこと繰り返す。
    訴えられて罰金を払う方が安く済むからな。

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

動画

動画についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

料理・健康・暮らし

料理・健康・暮らしについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。