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5つの有名な絵画に隠された秘密のメッセージ

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(著) (編集)

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 今に語り継がれる偉大な芸術家。その中には生前すばらしい才能の持ち主と絶賛された者もいれば、生きてるときは無名でも没後に作品が注目され後世の美術界に大きな影響をもたらす者もいる。

 画像生成AIのニュースが飛び交う現代ではもっとも人間らしい分野といわれるアート。それに生涯を捧げた彼らはどんな思いで作品を手がけたのだろう?

 そんなロマンに満ちた空想がはかどるトリビアめいた見解をご紹介。

 一見シンプルな静物画や日本で人気の名画まで。世界的な名画5つが秘めるとされるメッセージやシンボルなどをみていこう。

5つの絵画に隠れた秘密のメッセージ

1. クララ・ペーテルスの静物画 (1615年頃)

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image credit:Clara Peeters, Public domain, via Wikipedia

 「Still Life with Cheeses, Almonds and Pretzels(チーズ、アーモンド、プレッツェルのある静物画)」は、中世西ヨーロッパに存在したフランドル(現オランダとベルギーとフランスにまたがる地域)の画家クララ・ペーテルスが描いたとされる。

 この作品は食べ物の静物画で知られる彼女の代表作の一つだが、秘密はこの中央にある水差しにある。実はペーテルスはその蓋に自身の顔を描いているのだ。

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image credit:Clara Peeters, Public domain, via Wikipedia

 よく見ると確かに人の顔が極小ながらもきっちり描かれている。

 リアルな反射を追求した結果ともいえるが、現代のSNSでなにかと話題のスマホカメラの「映り込み」まで描き出す才能はさすがだ。

2. システィーナ礼拝堂天井画 (1508 – 1512年)

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image credit:Michelangelo, CC BY 3.0, via Wikipedia

 こちらはバチカン市国のバチカン宮殿内に建てられたシスティーナ礼拝堂の天井に描かれているフレスコ画の一部。

 頭上に広がる壮大なアートの中で注目はミケランジェロが描いたこの緻密な人物画だ。

 「クーマエのシビュラ」と呼ばれるこの絵は古代ギリシャから伝わる巫女、シビュラによるお告げを描いたもの。ところがその背後にいる智天使の一人が片手でタブーな仕草をしてるというのだ。

 それは中指と人差し指の間に親指を突っ込むというもので、古代ローマ時代から卑猥な行為を指す仕草だった。つまり誰かに中指を立てるのと同じで、聖なる建築物にあってはならない描写である。

 ただこれだけ高い天井だと絵も遠く、そんな細部に気づく来訪者もまずいない。つまりミケランジェロは自分だけがわかるいたずらとしてあえて忍ばせたと考えられている。

3. ボッティチェッリの「プリマヴェーラ(春)」 (1482年頃)

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image credit:Sandro Botticelli, Public domain, via Wikipedia

 サンドロ・ボッティチェッリの絵画「プリマヴェーラ」は、ルネサンス期のイタリアのフィレンツェで描かれた初の大作といわれる絵画。

 ボッティチェリはその記念すべき作品のあちこちにたくさんの植物を書き込んだ。

 その数なんと500以上!女性のドレスの模様など隙あらば描き込まれたそれらの植物は分類するとおよそ200種になるともいわれている。

 またそのすべてが15世紀のフィレンツェで本当に春に茂っていた植物との説もある。

4. ダ・ヴィンチの 「モナリザ」 (1503年)

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image credit:Leonardo da Vinci, Public domain, via Wikipedia

 人類史上最大の偉人といわれるレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画「モナ・リザ」といえば知らぬ人はいない名画だが、イタリアの文化遺産国家委員会の会長を務めるシルヴァーノ・ヴィンチェッティ氏によると、秘密はその目にあるという。

 この絵を高解像度版を研究している同氏いわく、その瞳の中になんと文字や数字が隠されているというのだ。

 実は彼と彼のチームはかねてより「モナリザに隠された暗号」説を主張。ダヴィンチがこの絵の作者であることや、この絵のモデルの正体を明かす暗号などをこの絵のあちこちに描き込んだと主張している。

 その主張によると、例えば「モナリザ」の右目の瞳の中にはダヴィンチのイニシャルである「LV」の文字があるという。

 この絵のサイズはおよそ53cm×77cm。正直肉眼では判別不能だが、一方でエイリアンの証拠書き込み説が浮上したりと常人離れしたダヴィンチの手にかかれば何が秘められててもおかしくなさそう。

5. ゴッホの「夜のカフェテラス」 (1888年)

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image credit:Vincent van Gogh, Public domain, via Wikipedia

 フィンセント・ファン・ゴッホが描いた「夜のカフェテラス」に「最後の晩餐」説があるのはご存じだろうか。

 それはこの絵画が、実はダヴィンチ作の名画の一つ「最後の晩餐」(1495 – 1498年)を参照したものだとする見解だ。

 ゴッホの専門家のジャレド・バクスター氏によると、この絵の中で12人に囲まれて立っている中央の人物はイエスを指し、左側の闇に向かう人物はユダを表しているという。

 またこの絵のあちらこちらには十字架が隠されていて、そのうちの1つはイエスの上にあるという。

 なおその「十字架」とは中央の人物の背後にある窓枠を指し、十字架を背負っているような構図にも見える。

 いかがだろう。鑑賞者を惹きつけてやまない名画は、それだけである種の魔力をもつといっても過言ではない。

 たとえばカンバスに向かう画家が仕上げの途中でふと、思いついた何かを加えたり、自分に人にしかわからないメッセージを書き込んだとしても、それが魔力に欠かせない呪文になってる可能性だってなきにしもあらずだもの。

References: / theguardianなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 13件

コメントを書く

  1. ミケランジェロさんのはたち悪い(´・ω・`)

    • +4
  2. 美術家が暗号を絵に秘めたってよく都市伝説的ネタになるけど原典はいつ頃、誰によってなんだろう。
    ただのって言ったらアレだけど、ただの画家じゃないの?

    • +3
    1. >>5
      宗教の権力が強かった時代だから
      個々の思想も思うように気軽に発言できる環境ではなかった
      なので絵画に言いたくても言えない心の叫びを込めて描いたわけですね

      • +10
  3. ダ・ヴィンチは自動車も作っているし、只者ではないのは確かよね

    • +7
  4. 芸術はわからないけど流石に最後のはこじつけでは?

    • +1
  5. モナリザに隠された秘密と言えば「私は一向にかまわんッ!」

    • -3
  6. 宗教画で
    5ん5ん大きく描くのは
    OKだったのなんかへん。

    • -3
  7. 礼拝堂の天井絵って、
    ミケちゃんは嫌で嫌で仕方ないのに命令で描かされてたから
    あちこちに結構嫌味なメッセージいれてるんだよね

    • +6

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