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どうして誰もボクを見てくれないの…?シェルターで無視され続けていた犬に運命の出会いが訪れた!

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19件のコメントを見る

(著)

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 シェルターの檻の中にいる犬の視点から見た世界を想像できるだろうか。保護犬ニコラスは、この狭い檻の中からずっと、他の犬たちが新しいおうちへと引き取られて行くのを見続けていた。

 シェルターにはペットを求める多くの人が訪れたが、誰もニコラスに興味を持ってはくれなかった。日を追うごとに希望は絶望へと変わり、ニコラスはいつしかシェルターの中で一番古株な保護犬になっていた。

The shelter dog everyone ignores

 ここはアメリカのカリフォルニア州オレンジ郡にあるシェルターだ。3歳の保護犬ニコラスは、ずっとこのケージの中から、檻の柵越しに外の世界を見続けている。

 檻の前を通り過ぎていくたくさんの人たち。だがその誰もが、ニコラスを引き取ろうとはしなかった。みんなもっと小さい犬や、年の若い犬を欲しがるのだ。

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 ニコラスはもともと野良犬だった。とても怖がりで恥ずかしがり屋なわんこなんだ。「彼が無視され続けているのを見るのは、私たちにとってもとてもつらいことでした」と、シェルターのスタッフは語る。

 誰一人としてニコラスと触れ合ってみようとすらしてくれない中、彼が檻の外に出るのは運動をするときだけだったんだ。

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 だがスタッフやボランティアたちは知っていた。ニコラスはとても人懐こくて、甘えん坊な犬だということを。彼は笑顔が可愛い、ニンゲンのことが大好きな犬なんだよ。

 スタッフたちは繰り返し繰り返し、ニコラスのことをいろいろなSNSで発信し続けた。ときにはニュースに出たりもしたんだそう。

 だがそれでもニコラスを引き取りたいという人は現れなかった。思いつく限りの手を尽くしたスタッフたちは、最後の手段として「Pick Nick Saturday」というイベントを企画することにした。そのまま訳せば「ニコラス引き取りデー」みたいな感じだろうか?

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 祈るような気持ちでそのイベントの日を待っていたスタッフたちの前に、ある日奇跡が訪れた。

 実はその前の週、一人の女性がシェルターを訪れていた。その時出会ったニコラスのことを忘れられなかった女性は、毎日ニコラスのことを考え続けたんだそう。

 そしてまさにイベントの前日、彼女はもう一度ニコラスに会いにシェルターを訪れた。檻から出してもらったニコラスと接した瞬間、彼女は心を決めた。「あなたは私が連れて帰るわ!」

 ニコラスはそのまま、女性のクルマでこれから終の住処となる彼女の家へと帰って行ったんだよ。

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 シェルターにいる犬たちの中には、表面上はわからないトラウマを抱えている者もいる。そんな犬たちを引き取って一緒に暮らしていくには、忍耐と優しさ、そしてたっぷりの愛情を持ち合わせていることが求められる。

 ニコラスがシェルターに来てから、およそ100日が過ぎていた。彼はとうとう、自分を本当に必要とし、愛してくれる人と出会うことができたんだ。

written by ruichan

※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。

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この記事へのコメント 19件

コメントを書く

  1. 後のニコラス・ケージである

    冗談はさておき、本当に良かった幸せにね

    • +25
    1. >>1
      フフッw
      ザ・ロックとコンエアー見てくるわ

      • +2
      1. >>9
        せっかくだからターミナルを見て欲しいね

        • +2
  2. これは辛い、擬人化して人間世界でいえば
    就職してずっと平社員、あとから入社した後輩達はどんど出世していき見送る立場という感じでしょうか。

    • -7
    1. >>2
      動物ネタで毎回「これは人間でいえば…」って奴おるけど全部お前?擬人化が趣味なの?あんまり面白くないよ

      • -2
      1. >>13
        そのツッコミは謎い。貴方様を面白ろがらせてあげようなんてきっと思ってないから。
        楽しく自由に書き込める場所なんだからいいじゃない。

        • +2
    2. >>2
      そうね、窓際族と言われたオジサマ方を思うと切ないですね。昔は縁故無双する輩もいたらしいし。
      私は児童施設のお迎えの様で心が痛いですぅ。でも100日ならまだ大丈夫かな?

      • -2
  3. イベントの主役がいなくなったから中止になったんだろうけど、これだけめでたい中止理由ならみんな納得するよね

    • +24
  4. 誰も〇〇〇〇に興味を持ってはくれなかった。
    日を追うごとに希望は絶望へと変わり、〇〇〇〇はいつしかシェルターの中で一番古株な保護犬になっていた。

    お前らのことだ

    • -13
    1. >>5
      君はそこで終わりみたいやけど、ワイらは自分の足で出ていけるんやで
      誰も興味を持ってくれないなら自分から迎えに行くだけや
      うらやましいやろw

      • +10
    2. >>5
      おいおい、まるでお前は違うと言いたげだな
      お前もだぞ

      • +4
  5. いつまで保護犬だの保護猫だのを苦してみなければならない世界なのか哀しい

    • +1
  6. 人が前を通るたびにめっちゃ尻尾振ってるのが悲しいな
    幸せになるんやで

    • +11
  7. 誰も私に興味を持ってはくれなかった。

    日を追うごとに希望は絶望へと変わり、私はいつしか会社の中で一番古株な売れ残りになっていた。

    早く寿退社したーい

    • -7
  8. たった100日かよ
    母ちゃんを除けばこちとら25年じゃい

    • -5
    1. >>12
      涙引っ込めていいのか涙腺決壊すべきなのか悩ましい…

      • -2
  9. ネットでいくらつぶやこうが創作物公開しようが反応来なくて
    「今度こそは」の希望が絶望に変わっちゃった自分は身につまされる…
    なお理解してくれて気にかけてくれる優しいスタッフさんはいない模様

    • +3
    1. >>16
      あの…
      古い歌であれなんだけど、この歌を君に

      夕焼けの空/坂本九

      • 評価

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