この画像を大きなサイズで見るアメリカでは、成人女性たちの間で「ADHD(注意欠如・多動症)」が大幅に増えているそうだ。
ADHDはすべての年齢層で増加しているもの、23~49歳の女性ではとりわけ顕著で、2020年から2022年にかけてほぼ2倍になっているという。
アメリカでは全体的にADHDの割合が増加、特に女性で顕著
こうした最近の傾向は、アメリカの健康分析会社「Epic Research」による調査で明らかになったことだ。
この調査では、2010~2022年にADHD(注意欠陥・多動性症)と診断された330万人以上の患者データを分析している。
その結果、アメリカ全体ではADHDが3倍に増加していることが判明。だが大きな特徴として、過去12年間で男女差が縮まってきていることが示されている。
この画像を大きなサイズで見るADHDは男女で症状が異なる、女性の場合は見過ごされるケースも
ADHDは、学齢期の男の子に多いとされている。だが女の子でもADHDと診断されることはあるし、子供だけでなく大人も同様だ。
そもそもこれまでADHDが男性に多いと思われていたのは、男女で症状に違いがあることが関係しているかもしれない。
心理学者ジョセフ・ガラッソ博士の説明によると、ADHDの男の子は、より活発で、わかりやすい行動をとるのだという。
ところが女の子の場合、症状がはっきりと表に出てこないことがある。女の子は体ではなく「心が多動」なのだ。それゆえに、医師の目は欺かれ、正しく診断することが難しくなる。
そして大人のADHDの場合、成人してから発症するというよりも、子供の頃からあったのに、それが見落とされており、大人になってから発覚というケースが多いようだ。
たとえば、すでに成人して仕事をしているのに、頭の中も外も散らかり放題。仕事や家事に集中できず、ケアレスミスを連発する、約束や締切が守れない。こんなことに思い当たるなら、ADHDが原因かもしれない。
この画像を大きなサイズで見るなぜアメリカで成人女性のADHDが増えているのか?
だが、なぜアメリカの成人女性たちの間で、ADHDと診断されるケースが急増しているのだろうか?
ガラッソ博士によると、それまでうまくADHDと付き合ってこれたはずの女性が、さまざまなストレスで症状を抑えられなくなるからだと考えられるそうだ。
仕事も子育ても両立しようとする女性の負荷は非常に大きい。そのせいで、ADHDの症状をうまくコントロールしながら生活することが難しくなるのだ。
それと同時に、精神科医や臨床心理士といった心の専門家に相談しやすくなったことや、この病気について調べやすくなっていることも一因と考えられるようだ。
この画像を大きなサイズで見る一般的なADHDの症状
ADHDは脳の神経伝達物質と呼ばれる物質のバランスが崩れることで起こる発達障害の一種だ。
神経伝達物質は脳内で情報伝達や感情調節などに関与しているが、ADHDの人は特にドーパミンやノルアドレナリンという神経伝達物質が不足してしまう。
これらの神経伝達物質は注意力や集中力、行動抑制などに重要な役割を果たしているため、ADHDの人は以下のような特徴を持ちやすいといわれている。
だが個人差も大きく、症状は様々なので、心配な人や日常生活に影響をきたしている人は専門医に相談しよう。
不注意:注意力が散漫で集中できない。ケアレスミスや忘れ物が多い。片付けや整理整頓が苦手。
多動性:落ち着きがなくてじっとしていられない。目的のない動きや手足のふるえがある。話し過ぎたり、割り込んだりする。
衝動性:考える前に行動してしまう。待つことができない。危険なことに挑戦したり、ルールを破ったりする。
ADHDの人は、これらの特徴によって、学校や仕事、家庭や人間関係などでさまざまな困難を経験する。
例えば、勉強や仕事がはかどらなかったり、ミスやトラブルが多発したり、時間やお金の管理ができなかったり、友人や恋人との関係がうまくいかなかったりする。
また、自分の能力や価値を低く見積もり自信を失ったり、自己嫌悪に陥り、うつ状態になってしまうこともある。
References:ADHD numbers rise in the U.S., especially among women: study / written by hiroching / edited by / parumo
















社会の要求レベルが上がってそれまで問題ない程度の症状だった人も診断受けるようになったのもありそう
>>1
ほんとにそう!
自分も診断済ADHDだが、母方からの遺伝(母の親族にADHDぽいのがゾロゾロ)。
でも田舎の農家の彼らには何も問題ないんだな。
細かい事務処理や時間厳守は必要なく、「体力があって元気ならいい」って仕事だから。
昔の人達はそれで良かったんだと思う。
今まで調べてなかっただけでしょ、なんでもかんでも精神疾患扱いしてたら疲れちゃうよ。
もう少し気楽に生きていけたらいいのにな
>>2
友人同士の付き合いならそれで良いんだが、仕事となると日本もアメリカも厳しい
時間に遅れるとかあり得ないとなる。
出来ない自分を責めて鬱になるより、精神疾患と判明する方が救われる。薬で改善することもあるし。
>>2
順番が逆。
気楽に生きていけないからその理由としてadhdにたどり着く。
他者からみてadhdでも本人が困ってなかったら受診に至らないケースあるよ。
>>2
逆や。
甘えや本人のやる気のなさとして扱われていたものが精神疾患と認められることで生きやすくなるんや。
精神疾患扱いされないうちは「ちゃんとやれ」「甘えるな」って言われ続けて、本人も頑張り続けた結果どんどん追い込まれていったりする。
>>34
>>34
まさしく ですね ホントにそのとおりだと思います
状況はやや違いますが、自分はやっぱり「他と違うんだ」として捉え、幾分楽になっていたことに対して、それは単に「逃げ」と言われたことが今でも忘れられません
そしてそれを言ったのは福祉関係の人… はいそんなもんです
>>34
う~ん
精神疾患扱いされるようになったものっていくつもあるけど(自閉症とか)、
生きやすくなってるようには思えないな
>>39
全員が救われているかって言えばNOだが緩和する術があるのは救いだと思うよ
できない事も知らずにやらされて貶さたり責められるのと
事前に分かってて避けられるなら対策したほうがいいし
後昔の生きやすそうなのは特定の弱い立場の人がケツ拭かされてるのでどうなんだろう……
>>39
そりゃ昔の生きづらさは可視化すらされてなかったからだよ
おっちょこちょいの
サザエさんだらけになるの?
>>3
そう考えるとサザエさん(のモデルになった長谷川町子の姉も)は間違いなく多動だね。昔はおてんばさんとかおっちょこちょいな人で済んでただけか。
ドジっ子も現代ではADHDなんやな
>>5
傍から見たら微笑ましいドジっ子でも本人はまた失敗して周りから笑われたって気に病んでることもあるんやで。それは昭和から変わらん
最近のアメリカって、ニュース聞いてるとなんか生きづらそうだよね
>危険なことに挑戦したり、ルールを破ったりする。
この辺は寧ろ推奨する文化の様な
過剰に実践してる感じなのかな
さじ加減難しいやね
>>8
日本と比べたらチャレンジへのハードルが低くて得られるものがあるならリスクもやむなしという考えはあっても、わざわざ危険やルール破りを推奨なんかしない
そこは随分違うよ
ADHDも大枠では自閉症なので基本的に
他人とのコミュニケーションに問題でてくるんだよね。
通常、他人の言動や顔色から感情を察するのが酷く下手。
>>9
表情から読み取れないのはASDの方ね
情報の解像度が細かすぎたり、情報量に対して一時記憶容量が狭すぎるのがADHD
情報の解像度が荒すぎるのを経験則で補おうとするのがASD
前者は、だらしない普通の人に見える
空気読めるので誰とでも仲良くなれたりする
後者は、真面目だが融通の利かない人に見える
空気読めないのでおかしなことを言ったりする
>>19
実際はそんなくっきり別れていなくてASDとADHDハイブリッドの人や一部だけ顕著な人とかグラデーションみたいにいろいろいるけどね
>>37
社会的コミュニケーションに支障がある(空気読めない)という症状(診断基準)はASDにだけ該当することで、そこに曖昧さは無いよ
>>40
だからメインはADHDでもASDの特性も持ってる人もいるって意味だよ
それに19が言うように注意欠陥多動も社会的コミュニケーションの邪魔になりうる。注意欠陥で顔色の変化を見逃したりね。
精神的なものをパキっと区別しないほうがいいよ
メモしたらメモの存在を忘れる。
スケジュール管理アプリに入力して何度もアラートするようにしたのに、身支度している間に別の電話がかかってきて、外出の約束を忘れたことがある。
やる気はあるしやらなきゃいけない事もわかってて、それでも忘れる。
何がしんどいって、その気がないからミスするんだろうって責められること。
>>11
以前の職場に、今思えば明らかにADHDの女性が入ってきたな。覚えられないので何度もミスするし、周りもイライラ本人も涙目になって縮こまってた。
そしたら厳しいことで有名な先輩が紐付きのメモ帳を持ってきてその職員に渡し、「これを首にかけて絶対に外すな。外したらクビ。聞いたことはすべて書け。書ききるまで動くな。書く間は待ってやる」と宣言。今思えばパワハラだけど、彼女は先輩の監視の下、メモ魔と化して常にメモを見て書いて、人並に仕事をこなすことができたわ。
最後は周りの職員が忘れたことを、彼女のメモに頼って仕事を回すようになったのは今でもいい笑い話である。周りの理解と本人努力は不可欠だよな。
SNSの存在もでかいと思う。ぶれぶれなお気持ち表明しすぎ。マジで自分の日記に書いておけばいいじゃないのっていうのが多すぎ。書きたい衝動が見られるっていう事実と折り合ってないのね
ADHDって、後天的になるものなの?
昔はあるていど適当に出来てたのが今はなんでも記録に残るし、仕事の負担が増えてるんだろうな
一つに「40歳以上のボーダーはいない」という見方が広まったこと。
二つ目が発達障害の細分化。
で妙齢で問題行動や気分変動があるならADHDの診断が付くようになったのでは?
興奮を多動に、理解が悪いと注意欠損とかに。
理由が別でも見かけは同じにみえてしまうから(前ならボーダー)。
じゃないかな?
ADHDの人が増えているかどうかはわからないが「診断された人が増えている」んだね
それぐらい心当たりのある人たち(そして実際そうだった人たち)が多かったってことだ
あとね、いまだに発達障害を精神疾患と呼ぶ人がいるが精神疾患ではない、先天的な脳の障害だ
だから治らん
個性だとか言って済まされるような簡単な問題ではない
確実に本人も周囲の人間も悩まされ、日常生活を送ることに困難が生じるから「障害」なんだ
これまで精神的なものに限らず病気の症状や治療法は男性を基準に考えられてきた
けど、欧米では30年ほど前から男性と女性では同じと思われる病気でも症状の出方、薬剤の有効性や必要量などにかなりの違いがあるとわかって、見直そうという動きが出てきているらしい
同じヒトっていっても体のつくりが違うし、今は男女同権が進みつつあるところもあるとはいえ社会的な立ち位置や生活の傾向もそれぞれ異なるから、当然といえば当然なんだよな
>>21
多くの動物実験(哺乳類の実験)が当たり前にオスを常用していたことがそもそも間違いなのでは?とやっと見直されていますからね。
同数のオス・メスで実験、研究していないとどれくらい正確なのかどうか誰にもわからない。
他の方も書いてるけど女性のADHDが増えたというよりこの脳障害が広く認知された結果診断する人が増えたと言った方がいいと思う
かく言う自分も昔から嫌になるほど物忘れや仕事上のミスが多くて何で他の人がこなせてることができないんだろうとコンプレックスを持ってたんだが
ほんの数年前にカラパイアさんを始めとするネットの記事やテレビで発達障害のこと知ってから思い切って診断したら実際ADHDとの結果がでたくらいだもの
もっと昔に知ってればと思うよ
記事内「これまでADHDが男性に多いと思われていた」というのは意外
いつくらいの話なのだろう
ADHDはやや女性に多く男性はASDが多い印象
そういえば免許取りたてのADHDの知人女性が3か月で3回接触事故を起こしてた
教習所で教わることと実際の道路事情は乖離が大きいので対応できない人は大変だろう
>>26
自己レス補足
ADHDやASDは個人差があるので0か100で括って議論できることではないことを付け加えておきます
グラデーションのようなもので程度があります
女心と秋の空か
アメリカの医者たちがその年齢層の女性をターゲットにし始めただけだと思うよ
>>仕事も子育ても両立しようとする女性の負荷は非常に大きい。
なんだかんだ夫婦で子育てと仕事で分業するのって理にかなってたと思うんだよなぁ
デジタルツールによる脳疲労でも同じように能がとっちらかる