
アメリカ・ミシガン州に住む家族は、長い間男系家族だった。しかし今年、実に138年ぶりに、一族に女の赤ちゃんが誕生した。
赤ちゃんの性別を発表する「ジェンダーリビール・パーティー」で、うれしいサプライズを得た夫婦と親族は大喜び。
待望の赤ちゃんは、聖パトリックデーの3月17日に生まれ、現在すくすく成長中だ。
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Michigan parents celebrate first girl born in family in nearly 140 years
夫が男系家族出身と知り驚く妻
ミシガン州に住むキャロリンさんとアンドリュー・クラークさん夫妻は、4年前に息子のキャメロン君を授かった。2人目を望むなかで、キャロリンさんはごく自然に「1人目は男の子だったから、次は女の子がいいな」と思った。
アンドリューさんにそう話すと、「僕の直系の血筋では、女の子はほとんど生まれないんだ」と言われ、「どういうこと!?」と思ったキャロリンさんは、夫の両親から話を詳しく聞くことにした。
すると、アンドリューさんの両親は「そうなのよ、私たちの直系には女性がいないの」と言い、キャロリンさんに家系図を見せ、証明してくれたという。

image credit: youtube
その記録によれば、女児が誕生したのは1885年が最後だった。アンドリューさんには、これまで女の子供がいる叔父やいとこはいたそうだ。だが、彼の直接の血統には、なんと138年もの間女の子は生まれていなかったのだ。
キャロリンさんは驚いたが、2度の流産を経験し再び妊娠がわかった時点では、「男の子でも女の子でも元気に生まれてくれればいい」と、アンドリューさんの男系家族の事実をさほど気にしなくなっていた。
3度目に妊娠が発覚した時、私たちはただ今度こそは流産せずに、健康な赤ちゃんが生まれてくるのを祈るだけでした。(キャロリンさん)
家族に性別を知らせるサプライズパーティー
キャロリンさんとアンドリューさんは、9 月に身内や親しい友人を招待し、「ジェンダーリビール」パーティーを行った。「ジェンダーリビール」とは、パパや家族におなかの赤ちゃんの性別を発表するイベントやパーティーのことことだ。
全員が、カウントダウンでクッキーを割り、中がピンク色だったら女の子、ブルーだったら男の子だということを知る。
皆がクッキーの中にピンク色が見えたことで、「これは奇跡だ!」と歓声をあげて大喜びした。

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138年ぶりに女の赤ちゃんが誕生
そして3月17日の聖パトリック日に、元気な女の赤ちゃんが誕生した。1885年以来、138年ぶりの女の子の誕生だ。
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女の子の名前を考えるのは、なかなか難しかったようだが、夫妻によって赤ちゃんはオードリーと名付けられた。夫妻は、一家に娘が誕生したことは特別であり、さらに聖パトリックの日に生まれたことも特別だと、すでにオードリーちゃんにデレデレだ。
しかしなによりも、家族に「純粋な喜び」をもたらしてくれたオードリーちゃんが、元気に生まれてきてくれたことに大きく感謝している。
オードリーちゃんは今、自宅で兄と一緒に暮らしている。お兄ちゃんはオードリーちゃんを大切にしており、「彼女はぼくのお姫様だ」と言ってる。

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今後オードリーちゃんは、男ばかりの家系の中で育っていくことになりるが、クラーク夫婦は彼女に女の子らしさを教えていきたいと考えている。References:Michigan family welcomes 1st daughter in over 130 years/ written by Scarlet / edited by parumo
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コメント
1.
2.
3.
4. 匿名処理班
お幸せに‼️
5. 匿名処理班
ことの後に
左を向いて寝ると女の子
右を向いて寝ると男の子
これで我が家は、女男女男・・
6. 匿名処理班
ポーランドには女の子ばかり生まれる村ってあったなあ
不思議
7. 匿名処理班
ふん!
うちなんか俺と兄と姉と従姉と従妹と従弟で末代なんだぞ!
どうだ!
8.
9. 匿名処理班
本来男の子って弱いんだよね、私は流産2回と死産1回経験したけど3回とも男の子で、その後無事に産まれてきたのは女の子だった
この奥さんも流産してるらしいし、無事産まれてこれる強い子が女の子だったってことなんだろうな
10. 匿名処理班
双子ばっかり産まれる村、アルビノが高確率で産まれる村、瞳の色がめっちゃ綺麗な水色の子が産まれる村とかもね。
人間こそ世界一不思議な生き物なんじゃないの?
11.
12. 匿名処理班
成人したら自分は男だって言い出しそう
13. 匿名処理班
原因は失念したけど、青い肌しか生まれない家系というのもありましたよね
14. 匿名処理班
先輩で女の子ばかりってのがいた
今度こそ男!と頑張って子作りしてたけど
8人目の女の子で諦めたと聞いた
15. 匿名処理班
世界の王族が絶対欲しがる能力だね
16. 匿名処理班
男系女系ってフィクションだけだと思ってたけどあるんですね
生命の神秘を感じます
オードリーちゃんには健やかに育っていただきたい
ところでジェンダーリビールパーティ初めて聞きました
今は生まれる前に性別わかるものね
17. 匿名処理班
>>10
それは凄く思うわ
人間ていうのはどういう存在なんやろな
18. 匿名処理班
身内や親しい友人が口には出さないがこう思っている
種が違うのでは?
ニヤニヤしながら「これは奇跡だ」って笑ってる
19. 匿名処理班
X精子は酸性に強く、Y精子はアルカリ性に強いらしい
なので体質的な酸性アルカリ性の強さで男女どっちかを産みやすい女性がいるのかも…
20. 匿名処理班
>>13
血色素の異常だっけ?肌が青く見えるの
メチレンブルーって薬一本で中和されて普通の肌になってた遺伝病でしょ
あれ潜性遺伝だけど血縁同士で結婚してたら数が増えただけで
普通の肌の人と結婚出来るようになったらほとんど産まれなくなったんだって
21. 匿名処理班
「隣のおっさんが死んだ」という小話があったね。
22. 匿名処理班
義理の叔父(自分と血の繋がりはない)の家系が1世代(家系図的に横に並ぶ世代)に1人しか女の子が生まれないという家系だわ。冷静に考えれば染色体とか遺伝子の強さとかなんだろうけど、綺麗にそうなってるのはもはや人知を超えた何かなのでは?って思っちゃうね。
23. 匿名処理班
私は女系一家にうまれた久しぶりの男だったけど、幼稚園ではじめて思ったのは「男って元気だな」といこと、あと「わりとすぐ触ってくるなと」と思った。
24. 匿名処理班
>>19
極端な男系の人と極端な女系の人が子供作ったらどちらが産まれる確率が高いんだろうと思ったけど、性別に影響するのはどういう要素が強いのかな
母親が高ストレス下にいると女の子ができやすい?(そもそもストレスの強さで酸性/アルカリ性に傾くんだっけ?)とか聞いたことあるが…
やはり大きく左右するのはその時の母体の状態次第なのだろうか
どこまでが迷信でどこから(ある程度以上の)科学的裏付けがあるのかわからない説がたくさんあるね
25. 匿名処理班
>>5
草
100%精子の問題やから関係ないわw
26. 匿名処理班
>>14
うちのひいじいちゃん11人兄弟だけど11人目でやっと女生まれたんだとさ、10人目も男なのにまだ諦めないで11人目までいって良かったけど普通そこまでがんばれないよね
27. 匿名処理班
138年ぶりって事は合計何人連続で男子だったんだろう
28. 匿名処理班
>>26
うちの祖母も、特に理由は無いけど11人兄弟だわ。
(ただし、うち2人は幼死、1人は若くして戦死。)
昔と今とでは、「諦めずに頑張る」の
人数基準のハードル感覚が異なるってのはあると思う。
29. 匿名処理班
138年だと10連続に届かない位か?
一見長い歴史があるように見えるけど確率的には珍しいとは思えないよね
30. 匿名処理班
>>29
2人以上産んだ代もあるだろうしもう少し多いかもよ
31. 匿名処理班
>>29
仮に1世代1人ずつ10世代だとしたら0.09766%
1人だったり3人だったりの間を取って毎回2人ずつだと考えると0.0001%
個人的には十分レアかなあと思う
32. 匿名処理班
>>31
世界の人口考えると数千組のレベルではいそう
33. 匿名処理班
男児しか生まれなかった事にしてきただけとかだったら怖いな。
34.
35. 匿名処理班
>>31
138年で10世代もいかないだろ
13歳で子供作るのかよ
せいぜい5代くらいやろ、確率としては低いだろうけどまぁ十分あるレベルかと。