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リアル鶴の恩返し?怪我をしていた野生のオオヅル、助けてくれた男性の元を離れず深い絆を結ぶ

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(著) (編集)

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 絶滅危惧種に指定されている希少な野生のオオヅルが、片足から血を流しているのを発見したインドの男性は、自宅に連れ帰り、怪我の手当てをし、元気になるまでお世話をすることにした。

 男性の愛情を込めた懸命な看護により、少しずつオオヅルは回復し、数か月後、ついに怪我を克服した。もう自由に飛び立てる状態となった。

 だがオオヅルは、自分を助けてくれた男性のそばにいることを選んだようだ 男性と強い絆で結ばれたオオヅルは、常に寄り添うように男性と一緒にいる。バイクに乗っているときも飛びながらその後をついてくる。

 男性と鶴(ツル)の関係は、地元でも有名になったようだ。

Man and Bird Love

怪我をしていたオオヅルを救助した男性

 インドのウッタル・プラデーシュ州マンドカ村で、収穫作業員として働いているモハメド・アリフさん(30歳)は、去年2月、ちょうど畑で収穫作業をしていた時、右脚から大量に出血しているメスのオオヅルを発見した。

 とても痛そうにしているように見えたというアリフさんは、そのツルを保護し、抱えて家に持ち帰ると、看護を始めた。

怪我をしていたオオヅルを見つけた時、私はためらわずに家に連れ帰って、脚に薬を塗り、竹の棒を固定して包帯を巻いて、絆創膏を貼ってやりました。

トタン屋根の離れ小屋で、オオヅルをお世話を続けました。(アリフさん)

 数か月もの時間がかかったが、ツルはようやく怪我から完全に回復して元気になった。もう好きなところに自由に飛び立つことができる。

 アリフさんが野生に帰そうと元居た場所につれていったが、ツルはアリフさんと離れることを拒んだ。彼と一緒にまた家に帰ってきてしまったのだ。

 以来アリフさんの元を離れようとせず、アリフさんの行く場所なら、どこにでもついてくるようになった。

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オオヅルと深い絆を築く

 完全に回復したオオヅルに、飛び立とうという気配はまったくない。それからもずっと、アリフさんの家に留まり続けた。

 アリフさんは、オオヅルに「バッチャ」と名付けた。

 バッチャは、アリフさんが仕事で遠くまで出ている時、庭で家のペットと一緒に過ごしているが、アリフさんが帰宅するとすぐにそばに寄ってきて、愛情を注いでくれるようになった。

 アリフさんは、バッチャと不思議な友情を育み始めた。

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バッチャを助けて以来、私の人生は変わりました。今ではどこへ行っても、バッチャは家族のように一緒についてくるんですよ。

私が収穫機を操作している間は、バッチャは野原を散歩し、休憩時間には一緒に昼食をとります。

 冬の間、他の野生のオオヅルがバッチャを訪ねてくるそうだ。

 バッチャは仲間たちと一緒に戯れているが、それでも決してアリフさんのそばを離れて行こうとしない。

 アリフさんが時々バイクで仕事に行く時、バッチャは時速30~40km出してバイクで走るアリフさんと並んで飛ぶという。

私は、仕事でいろんな場所に行かなければならないのですが、バッチャは私が毎日 40 ~ 50 km 通勤する時にも一緒に飛んで、ついて来ます。

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オオヅルにしては珍しい行動

 アリフさんは、妻と子供たちと一緒に暮らしているが、バッチャはアリフさんにしか懐いていない。

 家族と暮らして1年以上になるが、バッチャは敢えてアリフさん以外の人間のそばにはあまり近付こうとしないようだ。

 例えば、アリフさんの妻がバッチャに近付いたり、餌を与えようとしたりしても、バッチャは攻撃的になるという。

 野生動物の専門家は、このように説いている。

オオヅルは、社会性が低い種として知られているので、バッチャとアリフさんの関係は非常に珍しいものです。

また、オオヅルは巣作りの時期になるととても保護的になり、近づきすぎる侵入者に対して非常に攻撃的になる可能性があります。ですがバッチャにはそんな気配は微塵もありません。

 バッチャにとって、アリフさんは特別なのだろう。

 もしかしたら、助けてくれたお礼に、アリフさんを守ろうとバッチャなりの恩返しをしているのかもしれない。これがリアルな鶴の恩返しってやつかもしれない。

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 いつか、バッチャは仲間のもとへ帰っていくのだろうか?それはアリフさんにもわからない。だがもしバッチャが自らの意志で旅立つようなことがあっても、それを応援し、バッチャを束縛する気はないという。

 今わかっているのは、バッチャにとってアリフさんのそばが、一番居心地がいいということだ。

Bond Between Sarus Crane And Amethi Boy Wins Hearts

References:Wild Crane Refuses to Leave the Side of Man Who Saved Its Life/ written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 30件

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  1. 束縛はしないってのが素敵やね
    いつでも飛び立てる
    でも何だかんだ末永く続きそう

    • +24
  2. 愛の深さは分かったけど、これアリフさん街中でめちゃくちゃ目立つなぁw

    • +12
  3. いいか、絶対に覗くなよ! 絶対にだぞ!

    • +19
  4. 「○○の恩返し」というのは、こうした話に尾ひれがついて広まったのだろうね

    • +12
  5. 鶴の恩返しを思い出した
    昔の日本のどっかでもこんなことがあってそれが童話になったのかねえ

    • +14
  6. 求愛ダンスっぽい動きもあるし、パートナー認定されてるかも。
    (んじゃー奥さんは敵・・・)

    • +17
    1. >>7
      自分も思った
      ツルさんサイドは恩返しというより、惚れた、番になって!と思ってるのでは
      タンチョウヅルは番の相手を生涯変えないっていうけど、オオヅルもそうなのかな

      • +8
  7. でっかいツルだなあ
    デカカワイイ
    野生動物との距離を間違えない人ほど、なついてくれるような気がする
    いつまで続く友情かわからないけど、幸せになー

    • +12
  8. バイクで走ってる人に併走してデカいつる飛んでたら
    二度見するわw

    • +15
  9. 餌もらって面倒みてもらって恩返しとはこれ如何に笑
    いや有名にさせるのが恩返しか

    • -6
  10. 最後の動画で羽広げて羽ばたきながら踊ってるのって求愛ダンスだよね
    鶴居村のタンチョウヅルが踊ってたのと全く同じに見える
    完全に愛が芽生えてますねこれは

    • +12
  11. 仕事先の街までついてきちゃうと事故に遭わないか心配ですね

    • +9
    1. >>16
      野生に帰らない理由って
      安全で飢えないからよね…

      • 評価
      1. >>28 どこだったか、自然豊かな海外のお宅では、
        しばしば野生動物の子供を保護する事があるんだけど、
        リビアヤマネコ(イエネコの起源と言われている)以外は
        みな自然に帰って行ってしまうと話していたよ。
        種類や個体差があると思う。
        ツバメはほぼいなくなってしまうらしいね。だから「若いツバメ」。

        • 評価
  12. 鶴さん、お兄さんのことが大好きなんだね。

    バイクの横を飛んでいるのは圧巻だな~。おとぎ話みたい。

    • +2
  13. 鶴がカレーを食ってる…( ゚д゚)ポカーン

    • +4
  14. 変な物食わせてたら長生きしないぞ
    交通事故もありそう

    • +1
  15. 愛は色んなところで花を咲かすんだなぁ。
    鳥は情が深いみたいだから。
    末永くお幸せにあって頂きたい。

    • 評価
  16. バッチャとはベンガル語で「子ども」を意味する。
    きっと我が子のように思って名付けたのだろう‥‥

    • +2
  17. 猫は人を大きい猫だと思ってるとか、この鶴には人が何に見えてるんだろう

    • 評価
  18. 種類や個体にもよるけど、鳥って凄い懐くよね
    そうすると祖先とされる恐竜も同時代に生きてたら人間にものすごく懐いた可能性も…

    • +2
  19. 見覚えがあると思ったら続報だった…

    ttps://news.yahoo.co.jp/articles/ae0df758eedb1fa742bf3b3ca9c34936f658007c

    • +1

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