家族に笑顔と幸せをもたらすパグ犬。自分そっくりの像にも愛情をそそぐ

　その家では2匹の年老いたパグ犬を飼っているが、新たに最年少メンバーとして家族に加わったのが、同じ犬種のマギーだ。

　マギーはとても陽気で愛情とユーモアにあふれており、家族に笑顔と幸せをもたらしてくれているという。

　また、目の見えない先住犬を守ったり、寂しそうにしているとそばに寄り添ったりと、犬たちにも活気をもたらした。

　マギーの愛情はそれだけにとどまらない。庭に置いている犬の像だって放っておかないのだ。時間があると外に出て、自分そっくりの像のそばに寄り添っているという。　

家族に笑顔と幸せをもたらすパグ犬のマギー

　カメリン・ベイズモアさんは2匹のパグ犬を飼っている。14歳のマーリンと、10歳のウィローだ。パグの寿命は12 – 15年と言われている。

　マーリンは年老いて健康に問題をかかえはじめ、目が見えなくなっていた。ウィローは孤独を抱え込んでいるようだった。

　そこでベイズモアさんは、新たにパグの子犬を家族に迎え入れた。それがマギーだ。

　マギーはとにかく陽気で無邪気でその仕草は家族に笑顔をもたらした。マギーのおかげで家が明るくなった。犬たちにも活気が出てきた。

家族全員に愛情を全力で注ぐマギー、そして犬の像にも

　マギーは目の見えないマーリンを常に気遣い、安全を守る役目をかってでた。

　目の見えないマーリンが外の柵にぶつからないよう、マギーはいつも記憶ばっている。誤ってマーリンがプールに落ちた時も、マギーはマーリンのそばを離れなかった。

　マギーは妹のウィローと一緒に過ごすのも大好きだ。マーリンが動物病院に行ったときは、つねにウィローに寄り添っている。

　だがマギーの愛情はそれだけにとどまらない。裏庭に設置した陶器製のパグ犬の像の隣に行き、仲良く寄り添っているのだ。 　マギーにとっては像も大切な仲間なのだ。彼女は天気のいい日は、像の横に座って心と心で会話をしているようだ。 　そしてマギーの1歳の誕生日。大好きな仲間を招待しないわけにはいかない。家族は像を家の中に招いて、一緒に誕生パーティーを祝ったという。 　マギーが、ベイズモアさん一家に幸せをもたらした。家族はみな、マギーの姿を見れば元気になれることを知っている。

　ベイズモアさんは宝石のような性格をしているマギーと出会えたこと、自分の人生にマギーが加わってくれたことに心から感謝しているという。

　ちなみにマギー、自分を人間と思っているふしもあるようで、話しかけると人間の口調をまねたり、椅子に座るときも、人間みたいな座り方をするという。 References:Pug Puppy Meets A Statue That Looks Just Like Her And Falls In Love - The Dodo / written by parumo
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