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体に雪が降り積もり、寒さで震えていた捨て犬の保護物語

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(著) (編集)

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image credit:Friends of the River Rouge Animal Shelter/Facebook
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 去年のクリスマス前、アメリカ・ミシガン州は厳しい寒波に見舞われた。そんな中、1匹の犬が捨てられていた。

 外気温はマイナス17℃。寒さに耐える為丸めたその体の上にも、容赦なく雪が降り注いだ。犬は孤独と戦いながら、ひたすら耐えつづけていた。

 幸運にも犬は発見され、SNSの呼びかけにより、複数の人々の協力で救助された。

 やせ衰えてボロボロの状態だった犬は、獣医での治療のもとなんとか回復し、クリスマスには仮里親のもとで仲間の犬たちと一緒に過ごすことができたという。

雪にまみれ、寒さで凍えていた捨て犬が保護される

 12月23日、ミシガン州ウェイン郡エコースに住む飼い主に捨てられた、ピットブルミックス(メス)は、マイナス17℃の外気温の中、寒さと孤独に耐えながら、雪にまみれて体を丸めていた。

 エミーと名付けられた犬のことを最初に知ったのは、同郡リバー・ルージュにある動物保護施設『Friends of River Rouge Animal Shelter』のスタッフで、すぐにSNSで助けを求めるメッセージをシェアした。

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低体重で床ずれ、体はボロボロの状態

 その後、地元の避妊・去勢クリニック『The PAWS Clinic』の院長が投稿を見て、エミーを動物病院に連れて行くことを申し出た。

 エミーは、ペットケアクリニック・リンカーン・パークに運ばれ、そこで獣医チームによる検査を受けた。

 推定年齢8~9歳と診断されたエミーはひどくやせ衰えて、16kg以下の低体重だったという。体中がノミに覆われ、肘と膝の両方に床ずれがあった。

 ずっと動けない状態で血流が悪くなったのだろう。前の飼い主に、長い間ケージに入れられて、適切な世話を受けていなかったことは明らかだった。

 エミーのひどい容態から、もしかしたら生き延びることができないかもしれないという懸念もあったが、動物救済団体『P.O.E.T. アニマルレスキュー』が介入し、エミーを救急獣医クリニックに搬送した。

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チームワークでエミーの救助に尽力

 P.O.E.T.アニマルレスキューのスタッフ、ローレン・ボーゼンさんは、エミーを救助した時のことをこのように語った。

エミーは、時速50kmの風が吹きすさぶ氷点下17度の屋外で、1日半も丸まっていました。

私たちが車の後ろに乗せても、エミーはずっと丸まったままでした。でも雪道から救出してわずか数時間後には、エミーは救急獣医チームの世話を受けることができました。

獣医たちは、凍えそうなエミーの体温を上げ、傷の手当てをし、必要な治療を懸命に施しました。

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死を逃れたエミー、クリスマスを仮里親の下で過ごす

 多くの人々の懸命な手当のおかげで、エミーは死を免れることができた。

 治療のおかげで容態が回復したエミーは、本来の性格を開花させ始めたようだ。動物病院の救急獣医チームは、愛らしいエミーをたちまち大好きになった。

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 1日経つと、エミーの体温はすっかり安定した。

 動物病院に行ったボーゼンさんは、元気な様子で尻尾を振ってロビーに出てきたエミーの回復力の速さに驚かされた。

 その後、エミーはP.O.E.T. の管理下に置かれることになった。

私が施設に連れて行った時、エミーが最初にしたことの 1 つはソファに登ることでした。

エミーは、愛に満ちた永遠の家に迎え入れられる準備ができていると、私は確信しました。

 その後、エミーは経験豊富な仮里親の家に迎え入れられた。

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 エミーの里親は一時的なものだが、雪にまみれた救出から 2 日後、生き残ったエミーは、クリスマスを暖かい里親宅で仲間と一緒に過ごすことができた。

 SNSでは、仲間の犬と一緒に寄り添い、おそろいのクリスマス用パジャマを着て、幸せそうなエミーの様子がシェアされている。

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 ボーゼンさんたちエミーを救出したスタッフは、エミーになるべく早く永遠の家が見つかることを望んでいる。

元気になったエミーと一緒に新年を迎えることができたことを、本当に嬉しく思います。エミーは、とっても愛情深い子で、愛される価値のある子です。

この先、エミーにいい飼い主が見つかることを願っています。(ボーゼンさん)

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References:Senior Dog Found Curled Up Outside During Blizzard Gets A Christmas Miracle/ written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 20件

コメントを書く

  1. クランプスの出番やな。捨てたやつをぶちのめしてきてほしい。時期的にもクリスマスは自分たちだけで華やかなパーティーする気でかわいそうな犬が邪魔になったか、新しい子犬がプレゼントになったのかもしれん

    • +19
  2. アメリカの厳しい寒波、これ気になっていたんだよなぁ
    エミーは救われたけど、命を落とした犬もたくさんいるだろうな
    かわいそうに

    • +38
    1. ※2
      自己レス
      良記事に暗いコメントすまぬ

      • +14
      1. ※5
        遠い場所の厳しい条件下にいる動物たちのことを考えられる温かいレスだと思ってプラスも押してるよ(反映されないこともあるっぽいけど)

        • +7
      2. ※5
        いや自分も同じことをかんがえたよ
        わんこもにゃんこも人に飼われるようにできてるんだから
        すべてのわんにゃんは人の基で暮らしてほしいのだにゃう

        • +7
  3. もしこんな状況でこんなワンコを見つけたら保護施設に連絡する以外にその場で何ができますか?
    お湯を買ってきてあげるぐらいしか思いつかない

    • +6
    1. >>6
      本当にどうしてあげたらいいんだろうね
      自分ならとりあえず雪を払って
      車にいつも載せてるフリースのひざ掛けでくるんであげるかなあ
      あと近くにコンビニでもあれば犬のおやつでも買ってくる
      詳しい人いたら教えてください

      • +9
    2. >>6
      日本だと連絡すべき地元の保護施設すらなかなかない
      スマホフル回転で見つけたと思ってもつながらない
      テレビで時々見るような保護団体はどこにいるんだろうと涙目になる
      警戒して近寄らせてもくれなかった
      そんな経験をしたことがある

      • +1
      1. >>16
        ドッグレスキューに関してはエリアの都合もあるから限られるよね
        日本だと瀕死の野良犬に遭遇することはあまりないと思うけど災害とかその他有事に備えて信頼できるドッグレスキューを2箇所ほどピックアウトしてます
        ボランティアと寄付金で運営し定期的に譲渡会をしている信頼できるところです
        自治体は頼りにならないかもなんで、こーゆうとこの情報集めと知っておく備えが命を救うかもしれません

        • +2
    3. >>6
      使い捨てカイロと
      5倍に薄めた温かいポカリ

      • 評価
  4. この世のすべての苦しみが救われますように…
    全部あたたかくなりますように…

    • +14
  5. >エミーと名付けられた犬のことを最初に知ったのは、同郡リバー・ルージュにある動物保護施設『Friends of River Rouge Animal Shelter』のスタッフで、すぐにSNSで助けを求めるメッセージをシェアした。

    なぜお前が助けないんだ?

    • -8
    1. ※11
      その人の事情もある
      全員が全員すぐ助けられる状態にあるわけではない
      そんなことも想像出来ないの?

      • +6
    2. >>11
      保護施設も自宅での一時預かりも
      キャパオーバーしてるタイミングとかありますよ…
      動物保護団体のメンバーさんも
      「貰い手のない犬を3匹飼っていて
      その他に里親募集中の成犬も3匹保護していて
      しかもそのそのうち1匹のワンちゃんが
      仔犬を6匹産んだばかりで
      合計12匹もワンちゃんが家にいた時もあった」って
      言ってましたよ…

      • +1
    3. >>11
      SNSで助けを求めるメッセージをシェアした。

      助けてるやん。
      文字読めない人?

      • +1
  6. 膝と膝に床ずれがあるってことはその姿勢じゃ無いといれないような狭い所に長い間閉じ込められてたって事だよね
    想像しただけでつらい

    • +6
  7. ごはんや衛生面では十分だけど
    スタッフさんは忙しいから
    メンタル的なケアは中々行き届かないので
    一時預かりのボランティアでも
    お家で過ごせるからきっと安心出来るよね

    • +1

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