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本当は誰かに気が付いてほしかった。学校の構内をさまよっていた犬の保護物語

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(著) (編集)

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 アメリカ・テキサス州で、地元の学校の構内に住みついていた野良犬が発見された。

 犬はとても人に怯えており、近づこうとすると逃げてしまうのだが、本当は困っていることを誰かに気が付いてほしかったようだ。行き場を失った犬は、寂しげな表情でさまよっていた。

 犬の保護ボランティアで行っている女性は、この犬を助けようと、なんとか保護に成功。犬を家に連れ帰ると、室内での生活に順応できるようゆっくりと世話を受けた。

 やがて心開いた犬は、人間を見ても怖がらなくなった。そうしてすっかり慣れた頃、永遠の家とやさしい飼い主を見つけることができた。

学校の構内を動きまわっていた、行き場をなくした野良犬

 今年8月、テキサス州ヒューストンに住むクリスティン・アーウィンさんは、地元の学校の構内に住みつく1匹の野良犬の救済に向かった。

 犬は、車が往来する場所を不安そうに行き来し、クリスティンさんの姿を見ても遠くから見るだけで、決して近寄っては来なかった。

 だが、長年犬の保護活動を行っているクリスティンさんは、犬の仕草から、本当は自分の存在に気が付いて欲しくてそうしているように見えたという。

 行き場をなくして困っていて、誰かに助けを求めたい。だから人の前で姿を見せようとするが、怖くて1歩が踏み出せない、そんな感じだったのだ。

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image credit:kristin_erwin/Instagram

 クリスティンさんは思いきって歩み寄ったが、やはり犬は逃げてしまった。

 過去になにか怖い経験をしていたのか、人が多く行き交う学校内に住みながら、人間にはとても怯えている様子だった。

こちらが興味を示すと応えたい素振りを見せるんですが、すぐ逃げ出してしまうんです。でもまたすぐにこちらの気を引こうとする。無理やり捕まえることはできませんでした。

 それでも何とかして犬を助けたいと思ったクリスティンさんは、時間がかかることを承知で、辛抱強く安全に保護できる機会を待った。

 ついにケージに保護された犬は、最初は恐怖から全身を震わせていた。

 クリスティンさんは、ディリーと名付けたメス犬を家に連れ帰り、ゆっくりと屋内生活に順応させていくようサポートを開始した。

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image credit:kristin_erwin/Instagram

すこしずつディリーに変化が

 まず、ディリーに専用の部屋を用意したクリスティンさんは、最初の数日間はディリーを遠くから見守るだけにした。

 その後徐々に話しかけたり、手で餌を与えたりして、1日のうちのほんの数分だけ、ディリーの部屋で過ごしはじめた。

 すると、保護して10日目に、ディリーは初めて尻尾を振った。

 1か月も経つと、ディリーは部屋から出てくるようになった。

ディリーは、自分で廊下を進んでリビングに行くと、ソファを見つけて座りました。家の中が快適なものであふれていることに気付き、ソファの心地よさを知ったようです。

これまで野良として外で暮らしていたことはもはや過去の出来事になったのがその姿を見てわかりました。ティリーは、屋内犬として暮らし始めました。

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image credit:kristin_erwin/Instagram

 心を閉ざし殻に閉じこもった状態から、不安や恐怖、不信を乗り越えて再び自信を持ち、人間を信じることができるようになった。

 その表情は前と全然違う。明らかに良い変化を見せたディリーを見て、クリスティンさんはとてもうれしくなった。

人への信頼が戻ると、ディリーは全く別の犬のようになりました。

 そして、保護から7か月後、ディリーに永遠の家が見つかった。

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image credit:kristin_erwin/Instagram

無条件に愛してくれる家族のもとへ

 クリスティンさんは保護した犬たちを自身のInstagramでシェアしている。それが功を奏したのだ。

 ディリーの投稿を見たクリスティンさんの高校時代の旧友の1人が、ディリーにすっかり一目ぼれしてし、引き取りたいと連絡してきたという。

 今、新しい家族のもとへ引っ越したディリーは、永遠の家を提供され、家族の一員として大切にされている。

References:Watch This Scared Stray Who’d Never Been Inside Before Become A Total House Dog/ written by Scarlet / edited by / parumo

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この記事へのコメント 13件

コメントを書く

  1. 学校に犬がくるとテンション上がるよね。
    のらなのか、放し飼いの犬なのか不明だったが。

    • +5
    1. ※2
      犬はよく来たのでいいが、空き巣まで来た日には
      泥棒って子供の学び舎も入り込むほど陰湿で腐った
      生物なんだと反吐が出る

      • +1
      1. ※6
        30年ほど前、小さい頃うちにも空き巣はいられた経験があったからなんかその気持ちわかる気がするの。

        • +2
  2. うちの犬もこのパターン。小学校に一ヶ月いて引き取り手いなかったんでもらってきた。でもなにか虐待にあってたらしくて終生大人のことは怖がってた。(会ったとき子供だったのが大人になるのは平気らしい)
    この子がいた期間が人生でいちばん素晴らしかったと思ってる。素晴らしすぎて次のワンコは何十年も飼えてない。

    • +26
  3. こんなに怯えて信じるのも怖かっただろうに。よく頑張った🥺幸せに❤️

    • +12
  4. 俺の小学校に来たのは野良犬じゃなくて『野良家鴨(複数』だった
    アイツらと来たらメチャクチャ強いのなんの、追い散らされる小学生…
    引き取ってくれた幼稚園、園児は大丈夫だったんだろうか?

    ・・・・!俺らが弱すぎた?!園児未満のヘタレ?!

    • +7
  5. ディリークリスティンさんと出会えてほんと良かった
    わんこは人の傍で安心しながら一緒に生きるのが本来の姿だもん

    • +6
  6. 保護されてケージの中でパニックになってるのを見ると心が痛む
    幸せになってくれてよかった

    • +1

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