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余命わずかの子供のため、地域ぐるみで一足早いハロウィンパレードを開催

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(著) (編集)

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 あと1か月ちょっとでハロウィンだ。その男の子は毎年ハロウィンを楽しみにしていたのだが、今年のハロウィンを見ることができるかどうかわからない。脳腫瘍で余命わずかと宣告されたのだ。

 そんな男の子の為、カナダのオンタリオ州ハミルトンの地域住民たち立ち上がった。皆で協力して、一足早いハロウィンパレードを開催したのだ。

 当日は、予想をはるかに超えたる人々が集まり、男の子にとって忘れられない思い出を作ることができたようだ。

Alexandros Halloween in Hamilton

余命数週間と宣告された5歳の男の子

 カナダのオンタリオ州ハミルトンに住むアレックス君(5歳)は、生後11か月の時に脳腫瘍と診断され、過去4年半にわたり闘病生活を続けてきた。

 2週間前、一家にとって最も衝撃的な宣告がもたらされた。

 6か月前に縮小したアレックス君の腫瘍が再び攻撃的になっていて、余命数週間と医師に診断されたのだ。

男の子の願いはハロウィンのモンスターを見ること

 母キラさんと父ニックさんは、愛する息子の残りの時間をせめて有意義なものにしてあげたいと思い、アレックス君に「何かしたいことはある?」と尋ねた。

 すると、アレックス君は「ハロウィンのモンスターが見たい」と答えた。

 本来ならナイアガラの滝にあるモンスターを見に行きたかったが、アレックス君の体調がすぐれないため、断念せざるを得なかった。

 だが、このことを聞いた一家の親友ポーラ・アンダーソンさんは、アレックス君のためになんとかその夢を叶えてあげたいと思った。

 そこで、ハロウィンパレードを思い付き、早速地元のFacebookグループアカウントに投稿して地域住民らに呼びかけた。

あまり時間がないので緊急のお願いです。余命わずかなアレックス君のために、ハロウィンでモンスターの衣装を着てパレードに参加してくれるボランティアを求めています。

 この投稿は瞬く間に地域内で拡散し、イベントに参加したいという500以上のコメントが寄せられた。

大勢の地元住民らが参加し、大規模なハロウィンパレードに

 9月14日、ついにイベント当日となった。Facebookでは多くの希望者が殺到したが、それでも実際に何人くらい来てくれるのかはわからなかった。

 ポーラさんは300人ぐらいが参加してくれればいいなと思っていたのだが、その予想はいい意味で裏切られることとなる。

 時間が進むにつれて参加者はどんどん増え、1000人を越える規模の地域住民たちがパレードに参加してくれたのだ。

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 後日、キラさんはインスタグラムでこのように感謝の気持ちを綴った。

おそらく1000人以上が参加してくれたと思います。地域のみなさんは、私の息子を幸せにするのを手伝ってくれました。

大勢の人々が、アレクサンドロスのためにハロウィンを祝いに来てくれました。こうした準備には数週間は必要となるはずです。にもかかわらず呼びかけて2日以内で準備を整えてくれたのです。

残念ながら、息子の腫瘍は急速に成長しています。息子はナイアガラのモンスターを見たいと言っていましたが、健康状態がとても悪く、旅行することができません。また、10月31日のハロウィンまで息子の命が持つかどうかもわかりません。

でも、みなさんのおかげで、たくさんのモンスターがハロウィンパレードで家に来てくれました。みなさんの愛にはとても感謝しています。

アレックスはとても幸せでした。息子は、パレードが自分のためにしてくれたことだとわかっていました。

だから、みんなにハイタッチをして手を振って、思う存分楽しみました。もちろん、お気に入りのパウパトロールのキャラクター、ランブルともハグをしました。

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 ポーラさん自身も、多くの人が来てくれたことに感激したようで、「喜びの涙、悲しみの涙、希望の涙など、ありとあらゆる感情を体験した時間だった」と気持ちを語った。

 また、アレックス君のために協力を惜しまなかった住民たちに「ハミルトンの人々を誇りに思う」と感謝を示した。

 アレックス君も、これほど多くのモンスターやキャラクターたちが家の前に集まっているのを見たのは初めてのことで、良い思い出となったことだろう。

 ニックさんは、「私たち家族は今、人生で最も辛い時期にいますが、みなさんの思いやり溢れるサポートに感謝しています。このようなコミュニティに住むことができて、とても恵まれています」と感謝の言葉を口にしている。

References:5-year-old Hamilton boy with cancer gets his wish as hundreds dress up for early Halloween | CBC News/ written by Scarlet / edited by / parumo

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この記事へのコメント 23件

コメントを書く

  1. なんだ。いい話か…いい話じゃないか。ちょっと前が霞む程度のさぁ

    • +13
  2. いざというときに行動力の化身になる
    あちらの方々はホント見習いたよ

    • +25
  3. 5歳で余命宣告とは…優しい話ではあるけど残酷だな

    • +19
  4. もう残暑の時期じゃないのに目から汗が・・・

    • +9
  5. フェイスブックやツイッターって、こういうのに使われるといいね。

    • +27
  6. こんなの…素晴らしい話じゃないか。
    こういう話こそニュース番組などで報道して欲しい。
    世界や世の仕組みに不満を抱える様な悲観的な話ばかりじゃなく、こうして人間って捨てたものじゃないって世の中には暖かいモノがあるんだって希望を与える話こそニュースとして多くの人に届けて欲しい。

    • +7
    1. >>13
      涙が油なのか…と思ったけど「ゆるい」のね
      わかるよ

      「良い」と思ったことはサクッと実行に移す北米の人のフットワークがうらやましい
      移民が作った国家だから、まずはできることをできる人ができるだけやってみるみたいな考え方が強いんだろうな

      • +4
  7. 胸が苦しい。今度あったら嫌がる年齢だけど、うちの子たちを抱きしめたい。

    • +6
  8. 少年が良くなりますように
    彼のために頑張った人たちにも幸せが訪れますように

    • +7
  9. ここの奴らは優しい人が多いな
    わいも泣いたわ

    • +6
  10. 子供を怖がらせる悪いものは
    オバケと一緒に地獄へ行ってくれたらいいのに

    • +6
  11. たった5歳で4年半にわたる闘病生活なんて辛すぎる
    奇跡でも何でもいいからどうか良くなりますように

    • +9
  12. こんな小さな子が物心も付く前からずっと戦ってると思うとつらいわ

    • +4
  13. このパレードに誘われてこの世にフライングしちゃったモンスターが、この子の腫瘍も一緒に引き取ってくれればいいと心から願う。

    • +3
  14. 最後の2枚の写真
    子供のぐったりとして疲れ切った表情を見ると、途中で休ませればいいのにと思う

    動画でも最初から最後まで全く笑ってないしな

    子供ながらに無理したんじゃないか?
    かなりダメージ残りそうで複雑だ

    • -10
    1. ※23
      腫瘍の大きさや位置にもよるだろうけど、痛みや不快感でしかめ面が通常の表情になってるんじゃないのか。脳の異常で顔面麻痺や表情が変わるなんてあるあるだろうが。
      それに小さい子供じゃないか、健康な子供だって眠かったり疲れたりしててもお祭りから帰りたくないってぐずるもんだよ。

      • +2
  15. こういった出来事がきっかけで前向きになれて病状が改善するケースも有るにはあるんで
    アレックスくんもできれば少しでも長生きしてほしいなあ

    • +7
  16. One is for All All is for One.
    (´・ω・`)て奴やね。胸熱。

    • 評価

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