神対応というより聖人対応。キアヌ・リーブスの8つの聖人伝説

　演技力の高さと人柄の良さで、世界中に多くのファンを持つキアヌ・リーブス。

　ネットの中でも彼を愛する人々の様々な体験エピソードがSNSを介して伝えられているが、最近、見ず知らずのカップルの披露宴に飛び入り参加し、記念写真を撮るなど、人の好さ全開のキアヌの近況が伝えられた。

　セレブでありながら傲慢さのかけらもないキアヌ・リーブスの魅力は、至る所でシェアされている。その中から、彼にまつわる8つの「聖人伝説」をおさらいしよう。

1. 結婚式を挙げた見ず知らずのカップルと記念撮影

　これまでにもキアヌが、結婚式を挙げた見知らぬカップルと一緒に記念撮影するというエピソードが伝えられているが、8月22日にはイギリスのノーサンプトンシャー州で結婚式を挙げたカップルの特別ゲストとして、一緒に記念撮影をしたキアヌの姿がソーシャルメディアでシェアされた。

　この日、キアヌはカップルが披露宴を行った先のホテルで偶然滞在していたようだ。

　ホテルのバーでキアヌを見たジェイムズ・ロードナイトさんは、「もし良ければ、後でパーティーに参加してください」と声をかけたという。

　するとその1時間後に、キアヌはジェイムズさんとニッキーさんの披露宴パーティーに現れた。 　「キアヌはとっても親切でフレンドリーで、素晴らしい思い出になった」とニッキーさんは喜びを露わにしている。

　キアヌは、2018年にも2回、結婚式を挙げたばかりのカップルと一緒に記念撮影をしている。

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Best #Wedding Picture EVER!
Moray & Maura recently got hitched in New York and were #photobombed by a rather scruffy chap passing by.
We think Moray looks way better than #KeanuReeves in his stylish @slanjkilts Modern Inglis #tartan #kilt and Midnight Blue Crail kilt outfit!! pic.twitter.com/tL5vqG2DL7

— Slanj Kilts (@slanjkilts) August 22, 2018

2. 撮影スタッフや慈善団体に何百万ドルも寄付

　お金に執着がないことで知られているキアヌは、90年代から慈善団体に何百万ドルも寄付してきたが、決して自ら明かすことはなかった。



　2001年のウォール・ストリート・ジャーナルによると、キアヌは「常にお金が動機になっているとは限らない」と述べている。

　実際に、自分の出演料を大幅にカットし、他の俳優やスタッフに回したことがあると伝えられていることで有名だ。キアヌは、いつだって周囲の人に感謝を忘れないのだ。

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3. 地下鉄で移動中、女性に席を譲る

　2011年にキアヌが地下鉄に乗っているところを隠し撮りした動画は、YouTubeで大反響を呼んだ。

　キアヌは乗ってきた女性が、大きな荷物を持ったまま座れずに立っていると、すぐに声をかけ席を譲っている。 KEANU REEVES gentleman or............?

　キアヌほどの大スターなら、電車に乗らずプライベートカーでの移動でもおかしくないが、一般人と同じように振る舞うこうした自然さが、ファンにとっても大きな魅力の１つとなっているようだ。

4. 大スターなのにスタッフと一緒に機材を持ち運ぶ

　『ジョン・ウィック4』の撮影スタッフが機材を移動させていた時、キアヌは自ら両手に重い機材を持ち、運んだ。

Keanu Reeves helping the John Wick 4 production crew move equipment. Bless 👏 this 👏man 👏. pic.twitter.com/1SxKmPPve9

— SPENCE, TODD (@Todd_Spence) October 28, 2021

　多くの映画スターは、おそらくスタッフに任せることだろう。しかしキアヌはそうではない。スタッフが代わりに持つと手を伸ばしても断り、そのまま階段を上り続けた。

5. 女性を敬って手を浮かせて記念撮影

　キアヌは、女性のファンと記念撮影する時には、決して女性の肩や腰には触れず、手を浮かすようにしている。

Lol Keanu ain’t taking no chances. 😂😂 pic.twitter.com/nnfIOZKbT1

— Lind-says 🗣 (@_TertiumQuid) June 9, 2019

　これは、女性に敬意を表し、触れて失礼にならないよう気遣いを見せているからだと言われている。この時の画像が2019年にソーシャルメディアでシェアされると、大きな反響を呼んだ。

6. 大ファンの男性にサインを渡してくれるやさしさ

　アメリカのスポーツブログネットワーク『SB Nation』でソーシャルメディア・プロデューサーを務めているジェイムズ・ダトールさんは、当時16歳だった2001年に、キアヌに偶然出会ったエピソードをツイッターにシェアした。

　キアヌの大ファンであるジェイムズさんは、サインが欲しいとなかなか言い出せなかったそうだが、ジェイムズさんの気持ちを察したキアヌが、欲しくないアイスを買ってレシートにサインを書いて渡してくれたという。

7.共演者への気遣いも忘れない

　『スピード』は90 年代最大のアクション映画の 1 つで、キアヌの人気が爆発したきっかけにもなった作品だ。 Speed (1994) Trailer #1 | Movieclips Classic Trailers

　共演者のサンドラ・ブロックは、当時キアヌに恋をしていたことを明らかにすると、共演者を気遣う気持ちを忘れないキアヌは、「その感情は相互的だった」と口にしたが、「プロ意識ゆえに感情に基づいて行動したくなかったことから恋愛関係には発展しなかった」と語っていたようだ。

　2019年にエレン・デジェネレス司会のトークショーに出演した時にも、「彼女（サンドラ）は明らかに私が彼女に恋をしていることを知らなかった。一緒に仕事ができてよかった。彼女は素晴らしい人で素晴らしい女優だ」と語っていたという。

8. スタントマンに感謝のプレゼントを贈る

　『マトリックス・リローデッド』の撮影で一緒だったスタントマン12人には、「お疲れ様。ありがとう」の気持ちを込めて、ハーレー・ダヴィッドソンをプレゼントしたことでも知られるキアヌは、何年にもわたり、スタッフへの心配りと感謝のプレゼントを渡しているそうだ。

　去年も『ジョン・ウィック4』のスタントマン4人に、ロレックス サブマリーナーの高級時計をプレゼントし、その男前っぷりでファンを魅了した。

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　スタントマンの1人は、インスタグラムに喜びと感謝を綴り、キアヌとの写真をシェアすると、ユーザーらからキアヌへの素晴らしい人柄を称賛する声が相次いだ。

References:8 times Keanu Reeves proved he was the nicest person ever | indy100/ written by Scarlet / edited by / parumo
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