この画像を大きなサイズで見る我々現代人は、古代エジプトの驚異にただただ脱帽するばかりだ。だが、こうした驚くべき巨大建造物を作った人たちは、今の私たちとあまり変わらない普通の人間だったはずだ。
巨大建造物を建造する場合、当然、大人数でとりかかるわけだが、中には仕事をサボる人は必ず出てくるものだ。それは古代エジプトでも同様だった。
仕事を休む理由は現代と同じでさまざまだが、そうした言い訳が記された3200年前の古代の石板が発見されたようだ。
古代エジプトでは石板がメモや書類代わりに利用されていた
古代エジプトの雇い主は、石板に書き記すことによって、従業員の出勤状況を追跡していたという。
大英博物館に所蔵されているこういった石板は、紀元前1250年頃にさかのぼるもので、古代世界の労働生活のバランスを垣間見る窓となる。
「オストラコン」と呼ばれるこうした石板は石灰石で作られていて、個人の手紙、to doリスト、買い物メモ、著作物のコピーなど、なんでもメモに使われていたという。
出勤記録が記されていた「オストラコン」は、大英博物館のウェブサイトで見ることができ、実際に働いていた人たちやその上司の実像を垣間見ることができる。
ピラミット建設者の出勤記録と休んだ理由が記された石板
ピラミッド建設の労働者村ディール・エル=メディナからは、エジプト第19王朝、「ラムセス2世」統治時代40年目の出勤記録が記されたオストラコンが発見されている。
大きさは高さ38.5cm、幅33cmほどの石板には、象形文字で、ラムセス2世のピラミッドの建設に携わった労働者40人の名前とその横に黒色の字で出勤日が記され、休んだ日付の上にはその理由が赤字で記されていた。
表面
この画像を大きなサイズで見る裏面
この画像を大きなサイズで見る古代エジプト人が仕事をさぼるために使っていた言い訳
さて現在なら、身内の不幸、自分や家族の体調不良、事故などのアクシデントが仕事を休む言い訳として良く使用されているが、古代エジプトではどんな言い訳が一般的だったのだろう?
3200年前の、このオストラコンには、280日以上の労働期間について記されていて、仕事を休む理由は、「ビールを醸造するため」、「妻が出血した」などが一般的だった。
古代エジプトで日々の栄養ドリンクだったビールは、ハトホルなどの神々とも関連があり、それを作ることは重要な行為だった。
妻の”出血”というのは、月経のこと。古代エジプトでは、生理痛により妻が動けない場合は、夫が妻に代わって家の仕事をするのが当たり前とされていた。現代では通用しなさそうな言い訳だが、当時なら理由の1つとして通用していたようだ。
その他、良く使われる仕事を休む理由として、「目の病気になった」、「サソリに噛まれた」、「上司の私用につきあわされた」などがあげられ、「弟の遺体を防腐処理した」、「二日酔いになった」、「神に捧げものをした」などの記述も見られた。
もちろん中には本当にそういった理由から仕事を休んだ労働者もいるだろう。だが何割かは言い訳としてそれを使った可能性は確実にありそうだ。
当時のエジプトならではの興味深い理由もあるし、上司の私用とか、二日酔いに関しては現代人とそう変わらないところも面白い。
References:ostracon | British Museum / Ancient Egyptians Took Attendance at Work, Their Excuses Are Like Ours / 3,200-Year-Old Egyptian Tablet Records Excuses for Why People Missed Work: “The Scorpion Bit Him,” “Brewing Beer” & More | Open Culture / written by konohazuku / edited by / parumo














そのうち黒歴史ノートも出てきそう
そして数千年後に自分たちのも…
>>1
某掲示板などのデータをサルベージした未来人がたまげる日が来るかもしれないんやね
>>23
未来人A「当時の言語を翻訳したんだが、どういう意味なのかさっぱりわからないんだ、君の意見を聞きたいな」
未来人B「どれどれ、見せてみろ」
未来人A「ここ、ここの部分」
未来人B「何々、ぬっ[ぬるぽ]」
未来人A「な、なに言ってんだかさっぱりだ」
未来人B「ガッ!」
今より緩くて良いな。現代の労働環境ってこの時代より悪いんじゃないの?笑
※2
※11
生活維持にかかるコストの増大が理由かと思う
現代だったら家事を一日や数日休んだところで死にはしないが仕事しないと収入に直結する
今の多用な食事、発達した家具や便利なガジェットの一般普及、電気や水道、ガスなんかのインフラ
こういうものの享受は労働環境と引き換えになってるんだ
逆にそういうもの捨て去って明治初期くらいのレベルの薪や井戸水とかの水準なスローライフしたら凄いコストは低いってのは有名な話
その代わり物凄い不便
親戚の法事がって一年に何回も法事を理由に約束を断る人がいる。
※3
田舎だと、意外と
本当に年に2~3件は親戚の法事がある年もあるからなぁ…。
うちも、母方祖父は8人兄弟・母方祖母は11人兄弟だった。
(ただし何人かは幼死で、とっくに法要も無くなってるが。)
それぞれの配偶者の法事なんかも加わるし。
>>3
関わりたくないんじゃね?
砂漠の砂がたえず飛んでくる環境だから、
眼病はけっこう重大な問題ったいみたいよ
いいね。現代人もやろうよビール休暇
※5
今の時期だと「梅酒を漬けるので」もいいね
>>5
ビール作る為の休暇じゃなく呑む休暇なw
ツマミの唐揚げと枝豆も用意しとかないと!
※5
どこかの国では、キムチを漬ける為の休暇がある様子。
まぁ日本でも、稲刈り休暇みたいなローカルな物もある訳でして。
データのバックアップに神経使ってる身としては石板の盤石さが眩しいね
まぁ何もかも残るってのも中々怖いが
※7
真面目な話、デジタルデータは一瞬で消えるけど、
石に掘った文字は何千年と残るからね。
(この場合、データの圧縮量は無視する物とします)
妻が生理で夫が休む、現代より進んでるなw
※8
虫歯や盲腸で死ぬ時代なら体調変化に対する慎重さが違うのかもしれないよ
誰でも菌やウイルスの存在知ってる現代と比較するのは難しい
ちなみに菌の存在は19世紀後半からでウイルスはもっと後の常識
確かにどちらの時代が幸か不幸かまではわからないけどね
>>8
同じ事を思ったw。しかも紀元前1250年頃の話しで、当時既に戦争はあったわけで体力腕力的に男性優位社会と思いきや、妻の生理で家事をしなければならないという思いやりがあるのが凄い。いつ頃からこういった思いやりを失ったのか不思議。
>>11
いや、それは家庭によるのでは?妻と夫両方の問題かと。
>>8
昔は風邪でも悪化すれば命の危機となったわけで、妻が生理でも不養生なら大問題となった可能性が高い。生理用品は現代と比較して貧弱だし、もちろん病院も無い。だから、現代人と比較して、妻がまたから血を出して体調が良くない→大きな問題だ、も納得できる話なのでは。
>>8
生○休暇が紀元前で合法化していたんですか……
古のエジプトは、何故か何時も時代の最先端。
>>8
今みたいに生理用品がないからね。
昔の日本では(そして現代のアジアでも)生理中の女性を隔離する小屋があるんだよ。
女性は生理が終わるまで小屋から出ないから、家事は夫がやる。
エジプトもそんな感じだったのかも。
※46
古代エジプトって、タンポンあったんじゃ?
少なくとも4000年前には既にあったはず。
まぁ、現代の高圧縮加工の繊維とは
吸収力が違うのかも知れないけど。
これが古代エジプトの七不思議
こんなユルユルで良くピラミットが出来たなって
>>9
本来ならこんなゆるゆるでもピラミッドくらい作れるんじゃない?
俺らが働きすぎなだけなんだろ
>>9
暑い国だし重労働だから、作業は早朝とか夕方の涼しい時間帯だったんじゃないかな?
いくらファラオの墓作りだからといって、こき使って熱中症でバタバタ倒れられたら困るし。
※9
ある程度のゆとりがあるからこそ、
完成度の高い物が作れる気もする。
現代みたいに、コスパ!効率!って感じの建築だと、
古代遺跡のような荘厳な石造りはもとより
100年前の駅や銀行やホテルのようなお洒落さすら無く、
無機質な四角い積み木パーツを組合せたようなのが多いし。
材料費や作業時間(納期)の制約が厳しいと、
職人が良い物を厳選して じっくり納得いくまで作り込むのと違い
ギリギリ不合格にならないレベルまで品質を落として
下手すると、バレないだけで実際はアウトな手抜きが横行したり。
>>9
これはピラミッドじゃなくてラムセス2世時代の王家の谷の労働者の石板。
ラムセス2世がファラオに即位した時点でピラミッドは1000年以上前の古代遺跡って扱いだった。
ちなみにピラミッドで有名なクフ王とラムセス2世のファラオとしての在位期間は1300年くらい離れている。
ラムセス2世が現代人だとすると、クフ王は平安時代の人間という事になる。
当時の人たちも今の自分達と同じように生活してたと思うとなんか不思議やな。
弟の遺体の防腐処理か。よく休む人のところでは親戚がどんどん防腐処理されていくんだろうな
>>13
事件やな!
※13
君の家そんなに人死んでミイラどこに置いとくの?ピラミッドでも建てるの?とか嫌味言われそう。
古代エジプトから言われていた事あるある
「今時の若い者は」
>>15
どうやら嘘らしい
弟の遺体の防腐処理に笑う。
「親戚に不幸があった」という嘘と同じかな。
二日酔いとかは正直に言ってると思う
それで普通に休めるのが素晴らしい
ほらGATEで伊丹が言ってるだろ 働きアリの3割がサボるってやつw
>>20
ワイがその3割( ̄▽ ̄)
昔「ムチでピシー!」
今「今日集まり悪いな…」
じいちゃんの葬式で(3年ぶり5回目)
太古から今時の若者は~って言われてたのは既知の事実
そういう所は昔から変わらないよね
ピラミッドとスフィンクス自体はもっとずっと昔にできたそうなんだ
今残ってる壁画はあとから塗りつけた漆喰なんでしょうかね?
妻が生理になったから休みますって最高な文化じゃん。現代に復活させようぜ。
生理中の奥さんのために夫が仕事休めるって超先進国じゃんw
さすが俺たちのエジプト
今と違うのは仕事を止めても誰も損もないし社会システムも単純だから止まったりしないからなんだよ。
今の時代とにかく走り続けないとあっという間に生活できなくなる、コロナの自粛でわからなかったか?
とにかく毎日仕事して金を回さないと社会システムは崩壊して皆生活できなくなる
>>38
それは人件費をケチってギリギリの人手で回すのが常態化してるから
慣習の問題であってシステムの複雑さの問題ではない
余裕を持って人手を多く雇っておいた方が、非常時にも対応が効くし、
その分労働人口=消費者人口も増えて経済全体の余力にもつながるという良いことずくめなんだがな
几帳面に出勤簿が残ってたり休みがとれるのは豊かで社会も安定してたと思われるラムセス2世の時代なのも大きいかも
エジプトの歴史の中には労働者にストライキ起こされた記録が残ってる王とかもいるから…
エジプト人「すみません……ちょっと昨晩食べたラー・アメンのせいでファラオ壊してしまい……出勤できそうにネイト……」
何でピラミッドの建設方法は残ってないんだらうか
誰も突っ込んでないが、ピラミッドが造られていたのは古王国時代で、ラムセス2世が即位した新王国時代より1000年以上前だぞ
ラムセス2世がファラオに即位した時にはピラミッドは既に1000年以上前の遺跡って扱いだった
ちなみにラムセス2世が埋葬されたのはピラミッドではなく王家の谷
>>50
一応ピラミッドは新王国時代初期まで造られ続けていたけどな。
古王国時代のピラミッドと比べると小型化していて保存状態は良くないが。
どっちにしろラムセス2世の時代には造られてないが。