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ウクライナの戦場でライフル片手に講義を続ける大学教授

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(著) (編集)

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 ロシア軍による侵攻がいまだ続くウクライナでは、ゼレンスキー大統領の「望む国民には武器を渡す」の呼びかけのもと、多くの民間人が兵士として軍に入隊し、命がけで戦っている。

 ウクライナの大学で教鞭を執っているハンガリー人の大学教授もその1人だ。彼はライフルを片手に戦場で講義を続けており、その姿はtwitterでシェアされ、大きな注目を集めている

志願兵になって70日、戦場に立ちながら講義を続ける大学教授

 5月6日、ウクライナ国防省は公式Twitterである1人の兵士の姿をシェアした。

 彼の名は、フェディール・シャンドール。ウクライナ最西端に住むハンガリー人で、ウクライナのウジホロド国立大学の教授だ。

 現在、自宅から1000km離れた激戦地、ウクライナ東部で、ロシア軍と戦っている。

 シャンドールさんは、2月にロシア軍のウクライナ侵攻が始まった直後に、軍への入隊を志願。最前線に立って既に70日になるという。

 その間、シャンドールさんはスマートフォンを通して大学の学生たちに戦地からリモート講義を続けてきた。

私たちは、教養のある国のために戦っています。私が講義を止めたら、何のために戦争に行ったのかということになりますからね。(シャンドールさん)

包帯を巻いた手でライフルを持ちながらスマホで講義

 兵士仲間によって撮影されたシャンドールさんは、土嚢で保護された塹壕の中で、ヘルメットを被って戦闘服姿でライフルを抱えている。

 しかし、包帯を巻いた手にはスマートフォンを持ち、もう片方ではノートブックを開いている。まさにリモート講義中の姿だ。

 シャンドールさんは、毎週月曜と火曜の朝8時にこのような状態でクラスを開講するという。

 背後で砲撃音が聞こえることもあり、常に危険と隣り合わせの状況だが、これまで講義を休んだことは1日もないそうだ。

 ウクライナ国防省のTwitterでは、国のために戦うシャンドールさんを「ヨーロッパ文明の誇り」と称賛している。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 41件

コメントを書く

  1. ユーリ=スコット「さあ諸君、授業を始めよう。あと15分はある!」

    • +35
  2. MASTERキートンの「屋根の下の巴里」を思い出す。
    WW2でロンドンがドイツ軍の空襲を受けた後、青空講義を開いたエピソード。

    • +17
  3. 当然起きてほしくはないが「その瞬間」が通信されるかもしれない講義
    学生の心境はいかに図るべきか

    • +15
  4. 戦争の狂気に飲み込まれないためには、日常を忘れない事って誰かが言ってたな。

    • +23
    1. >>6
      今まで戦争って悲惨な面ばかり目についてたけど、今回はメディアを通して、戦地の中でも人々の営みを強く感じたよ。

      • +8
  5. リアルのユーリ・スコット教授か……。久しぶりにキートン読みたくなってきた。

    • +12
  6. 覚悟が違うな
    使命感と信条からこういう形を取ることになった・・・
    尊敬しかないよな

    • +14
  7. 絵に描いたようなプロパガンダではあるけど
    こうやって祖国の為に頑張っている人は応援すべきだ
    包帯グルグル巻きの右手ではスマホは持てても銃の保持は無理だろう

    • +6
  8. リモートなのに、受講生側も緊張感で眠気がこない・・・
    しかし、位置情報OFFにするぐらいで、大丈夫なのかな?

    • +2
  9. 常在戦場な国は流石に理解が深いな。総力戦となったWWI以降は、相手の国民の無力化が必要となる。日常生活や行動を阻害するのが主目的になる。
    故に日常生活を続ける事が勝つ為の第一歩なんだよね。

    • +8
  10. ろくな軍事訓練も受けてないAK持っただけのおっさんが役に立つんか?

    • -32
    1. ※15
      訓練を積んだ兵士がみんな百発百中のスーパーガンマンになるわけじゃない。訓練を積んだって数メートル先の動く標的に銃弾はロクに当たらないんだ。監視の目がひとつ、そして銃口もひとつ増える。それだけで十分に有意義だよ。

      そうでなくてもAK-47は簡単な訓練ですぐに歩兵を戦力化できることでよく知られている銃だ。発展途上国の紛争地帯で少年兵がみんなAKを持っているのは、子供でもすぐに使える武器だからだったりするんだよ。

      • +7
    2. >>15
      志願してるんだし兵役経験あるんじゃない

      • +1
    3. ※15
      ハンガリーは2000年ごろまで徴兵制があった。
      この教授の年齢なら兵役経験者だからブランクは長いにせよ素人じゃないね。

      • +2
  11. 戦争を馬鹿にしている

    こいつ土嚢の中の守備隊だろうが

    こいつが無責任に持ち場の監視の目を外せば、こいつだけではなく周りの戦友が死ぬことになる

    中途半端に戦争ごっこするならやめろ

    • -63
    1. ※16
      ひゅーかっこいいー
      歴戦のネット戦士は言うことが違うわw

      • +22
    2. ※16
      大丈夫。戦争ごっこはしてないから。

      • +18
    3. >>16
      これを1番安全な国から書き込んでるの笑う

      • +33
    4. >>16
      何も知らない奴が語る戦争の滑稽さよ

      • +13
    5. ※16
      君はアレやな、観念が先行してるか、どこかのインターネット論者がいうことを真に受けて自分で調べないタイプやな。

      戦争ってのは始まってしまうと暇な時間の方が多いらしい。「待ち」が多いのよ。
      らしい、って言ったけど、これは色んな国の兵隊が共通で書き残してることだし、人間相手の仕事をしてみれば感覚的に理解できる話でもある。忙しさや緊張度は戦線や職種によっても違うしね

      戦争を語りたくなる気持ちはわかるけど、もっとよく調べたほうがよい。良質な文献だけでも山ほどあるよ。それこそ、一生涯では読み切れないくらいの量の記録が。

      • +9
    6. >>16
      一番馬鹿にしてるのは2022年にもなって一歩的に戦争おっ始めたプーチンだよ

      • +3
    7. ※16
      安心して喜んで辞められるようにしてあげてくれ頼む。

      • +1
  12. 「(ロシア兵に向かって)教育してやる。」

    • +4
  13. この方はもちろん立派なんだけど、これに対して、
    他のヨーロッパの国の政府でなく当のウクライナ政府が
    「ヨーロッパ文明の誇り」
    と主語を大きくするのはなんだかモヤるなぁ

    • -6
    1. >>22
      もはや強欲プーチンvs無能なウクライナ政府であって、国民は犠牲者。自国への侵略を阻止したいのはわかるが、ここまでくるとウクライナ国民も距離を取って冷静に判断すべきだと思う。ソ連崩壊時のゴルバチョフ氏なんかがそうだけど、賢い政治家であれば、国民の命を危険に晒すような事はしませんよ。世界情勢を考えてもロシアが侵攻したところでまかり通るとは思えない。紛争前の状態にリセットされる可能性が高いわけで無駄死にしてはいけない。

      • -16
      1. >>27
        大丈夫、ウクライナ政府は君よりは有能だから。

        • +4
    2. >>22
      この方はハンガリー人の大学教授だからモヤることでもないと思うよ

      それにウクライナは1991年のソ連崩壊で独立してから自分たちがロシアなのかヨーロッパなのかふたつのアイデンティティの間で揺れ続けてきたところがあるから彼に対する「ヨーロッパの誇り」という称賛はあこがれのようなニュアンスも含んでいるように聞こえる

      ウクライナの歴代政権もロシアとヨーロッパの間で揺れていたところがあって時の政権でEU加盟の方針を決めたかと思うと次の政権でそれを反故にしたりまた次の政権で復活させたりと、迷いの30年余を過ごしてきた。業を煮やしてロシアが力でクリミア併合した2014年あたりからは世論がぐっとEUへ傾いたという報道や論文もいくつも見たよ

      嫌われてる雰囲気を感じ取ったプーチン氏は歴史とか民族とか持ち出したけど結局は武力で従わせようとしてるからかなり分が悪い。フられそうになって暴力を振るうDV彼氏みたいな状況というか人が亡くなっているからDVの中でもかなり酷い最悪に近い部類のものだとは思うけど

      • +8
  14. Професор Федір Шандор: Неосвіченість росіян – це окопи в Рудому лісі, Буча та розбомблений театр という題でインタヴューがありますね。unian.uaの記事。講義が可能な任務が組まれていること、授業、任務、ほかの事々。
    恋しい料理はрокот-крумплямиというものだそうで、型にゆで卵、ゆでジャガイモ、ソーセージ、サワークリームを繰り返し層に詰めてオーブンで焼くみたい。YouTubeにレシピ動画もありおいしそう。

    Лекції під звуки вибухів: як професор проводить пари з окопу на передовій(YouTube)に講義を聞く学生さんの様子。講義室でしょうか。であれば大学は西部端の国境近くなので送信元とは1000kmほども離れた距離。

    (2014年あたりの写真はなんなのだろう)
    Федір Шандор

    • +8
  15. 最前線で講義とか実際にできるのか?
    通信環境、雑音、軍事機密
    そんな講義してるような大声してりゃ軍事行動もクソもないような
    動画配信でもゴースティングされるのに大丈夫なのか

    • +5
  16. なんと!戦争の影響で日本でもライフル弾の供給が不足しており
    今期新規輸入が絶望的とも
    他にもクレー射撃用の散弾も不足

    • -6
    1. >>31
      まあ、クレー射撃よりも祖国防衛だよね

      • +2
  17. 今回参加するまで戦闘経験はなかったと話しているみたい。おもな任務は塹壕(前線の生命線で今回の戦いでは重要であるとの話を目にしますね)掘り。包帯した手も使って自動小銃を持つ画像もありますので重い傷ではないかもしれないですね。マガジン含めてのっぺりした見た目だからAK74なのかな。

    • 評価
  18. 中世的な動機で開始された戦争を戦う兵隊の中に、きわめて現代的な学問の営みを続ける学者が混じっているなんて、これほどのユーモアもないと思う。
    頑張って生き延びてほしいし、こんな彼の姿に救われる人だって、きっと、少なからずいるはずなんだ。私も救われた気持ちになっている。

    • +4
  19. 最前線で戦う夫に奥さんがお昼の弁当届ける筒井康隆の小説思い出したわw
    小説読んだ40年前は「女をバカにしてる」とおもったけど
    今は頑張ってる亭主に栄養たっぷりの美味しいお弁当を届けたいという
    英雄的行動にも見えてくる

    • +1
  20. もし授業中に撃たれたら画面越しに受けていた学生のトラウマになるんじゃないんですかねえ

    • +2

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