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決め手はテレビ番組のテーマソング。行方不明のオカメインコを3年ぶりに発見

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(著) (編集)

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 3年前に自宅から失踪し、行方不明になっていたオカメインコが、家から20km以上も離れた教会で発見された。

 地元の動物救済組織スタッフがSNSで保護したことを伝えると、飼い主とみられる人物からの連絡があった。とはいえいなくなってから長い時間が経過しており、体に特徴的な印もないため、本当にその人のペットかどうか確証がない。

 そこで身元確認のため、昔インコが大好きだったという1960年代のテレビ番組のテーマソングを聞かせたところ、口笛を吹いて踊り出した。

 うん、間違いない。このレアな曲を聞いて楽しく反応をするのだから、確実にその人のペットだ!ってことになったそうだよ。

TV show theme song helps Lancaster County family get reunited with lost pet

教会に舞い降りたオカメインコ

 アメリカ・ペンシルベニア州ランカスター郡クライスト・ユナイテッド・メソジスト教会の秘書ルイーズ・ダンカンさんは、見慣れない鳥が教会に舞い降りてきたところに遭遇した。

 それはペットとして人気があるオカメインコで、ルイーズさんは、「誰かのペットに違いない」と察し、地元で動物救済ケアを行う組織「ORCA」に連絡して助けを求めた。

 ORCAはオカメインコを保護すると、その写真をFacebookアカウントに投稿し、飼い主探しを開始した。

 すると、さほど時間を置かずに、教会から24kmほど離れたエフラタに住む家族から、「3年前に行方不明になったペットの”ラッキー”だと思う」という連絡が寄せられた。

身元確認の決め手は古いテレビ番組のテーマソング

 名乗り出てくれたのは良いものの、ORCAのスタッフは、保護した鳥が間違いなくその家族のペットかどうかを確認しなければならなかった。

 そこで、以前に家族が撮ったラッキーの写真を送ってもらったところ、とてもよく似ていた。更に、飼い主はある提案をした。

1960年代のテレビ番組「The Andy Griffith Show(アンディー・グリフィス・ショー)」のテーマソングをラッキーに聞かせてみてください。ラッキーは、この曲が大好きで、いつも曲に合わせて口笛を吹いて踊っていました。

The Andy Griffith Show 1960 – 1968 Opening and Closing Theme

 ORCAのスタッフは、YouTubeにあったこのテーマソングを聞かせてみた。するとラッキーは体を揺らし、歌い始めたのだ!

 間違いなく、ラッキーはこの家族のペットである。60年も前のテーマソングを知っていてそれを歌うことができるなんてラッキー以外に考えられないだろう。

Facebookで開く

 飼い主によると、ラッキーは鳥類保護区から購入した鳥で、飼って1年後に逃げ出してしまったのだという。

息子がまだ幼児だった頃に飼い始めたのですが、息子がドアを開けた一瞬の隙にラッキーが飛び去ってしまったんです。

家の中ではケージに入れて飼っていたのですが、飛び去って行ったラッキーを見て、外を自由に飛び回りたかったんだなと思うと、切ない気持ちになりました。

ラッキーの行方はずっと気になっていたのですが、ラッキーが幸せに生きられればと寂しさを抑えていました

 飼い主と話をしたORCAのスタッフは、その印象について次のように話している。

家族は、私たちがラッキーの写真を投稿してたった15分ほどで、自分たちの鳥だと確信して連絡をしてきました。それだけ3年間も行方不明になったままのラッキーを気にかけていたということでしょう。

そのような素晴らしい飼い主がいるというのを知ることはとても嬉しいことです。加えて、ラッキーが3年間も健康で無事に生き延びて発見されたことは、奇跡としかいいようがありません。

ラッキー、飼い主と再会…ならず

 実は、このストーリーには予想外の結末があった。

 3年ぶりにラッキーの飼い主が見つかり、ハッピーエンドとなるところだったが、あいにく現在、飼い主一家は暮らしが困窮し、以前より小さな家に住んでおり、鳥を飼うのに十分な状況ではなかった。

 そのため、せっかく見つかったラッキーとの再会が叶わず、引き取りを諦めざるを得なかったようだ。

 「大きな家に住んでいる良い飼い主が見つかってほしい」とラッキーの幸せを心から願う元飼い主の事情を知ったORCAのスタッフは、ラッキーを事務所で飼うことにした。

 そしてFacebookでこのように締めくくった。

Facebookで開く

物語は、私たちが望んでいた通りには終わらないこともありますが、それでもこの1件はハッピーエンドだったと思っています。

References:’Lucky’ bird: Pennsylvania cockatiel, lost for 3 years, found perched at a church / written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 20件

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  1. コロナや戦争で経済はめちゃくちゃになってしまった…、このご家族を責められねえよ。

    • +20
  2. 飼われるのが嫌で逃げだして
    3年も自立していた鳥をペット扱いするのは
    この鳥にとって不幸だとは思わんのか?

    • -31
    1. ※3
      3年も無事だったのは幸運だと思うけど飼育下の小鳥が、
      外敵もいる中で餌も自力で確保する必要がある野生で生きていくのって難しいですよ。
      ペットとして迎えたならロストさせず終生お世話する方が人にとっても鳥にとっても幸せだと思う

      • +9
      1. ※12
        >ペットとして迎えたならロストさせず終生お世話する方が人にとっても鳥にとっても幸せだと思う

        人間のエゴ
        嫌がっている動物の権利を無視してる

        • -12
        1. ※16
          親からえさ場の場所や天敵が来ない寝床など生きるための知恵を学ぶ機会のなかった動物が
          本当に野生で幸せになれると思ってますか?このオカメちゃんは幸運にも生き延びることができたけれども、稀なケースでしょう。
          (それと逃げ出したペットが外来種として定着して在来種を減らしてしまうことになったら、動物の権利も何もその種は駆除されかねないよ)
          嫌がっている動物の権利~はあなたの主観では?野生化の動物じゃなくて飼育下で生まれ育った動物を野に放つのって残酷だよ

          • +9
  3. キューピーオカメインコを思い出す(ホー ホケキョッ

    • +1
  4. 去年、身内のインコが逃げてしまった。
    必死で捜しても見つからないので諦めかけた3ヶ月後、奇跡的に見つかった!!
     彼はその間どうしていたんだろう…食事、外敵、風雨気候…インコにとっての3ヶ月って、人間の何年に相当するのかな。もう飼い主のことは忘れちゃったかな…
     でも家に戻るや翌日からいつものルーティン→朝、子供の顔を囓って起こす、ママの肩に乗って朝食のつまみ食い、いつもの独り言…と、まるで何事もなかったかのよう。
    鳥の記憶力と順応性はすごい。

    • +29
  5. 逃げるというより、出てパ二クるんだよね。後悔しても帰れない。

    • +18
    1. ※6
      1歩、2歩、3歩で
      全て忘れてしまう鳥の脳
      私はだれ、ここはどこ?

      • -17
    2. ※6
      うちにいたインコも逃走試みたが、やっぱご主人様の
      臭いがいいぜと即戻ってきたぞ
      奴の前世は犬だなこりゃw

      • +2
  6. 昔のテーマソングを聞いてインコが好きそうな曲だなと思った。
    口笛系の曲をインコは好きだよね。

    • +7
  7. よく3年も無事でいたなあ…( ゚д゚ )
    最後は完全なハッピーエンドじゃないかもしれないけど、
    まずは安全なところに保護されてよかった

    どうでもいいけどアンディグリフィスショーのテーマソングって
    いかにもインコが好きそうな音出しまくりだわw

    • +12
  8. 外に出たものの怖くて仕方ないからケージに似た自転車のカゴに入り込むんだよね。で猫に捕食されんの。

    • -6
  9. インコ自体は(彼らの故郷では)野蛮でタフな小鳥だけど、群れで暮らすタイプの鳥だから1人で三年もどうやってしのいだのかな…
    でも飼われてたら寿命はまだまだあるから、結末と言うにはちょっと早いぜ
    これからお歌が大好きで複数飼いしてる愉快なお宅に引き取られるかもしれないし

    • +7
  10. 結末はちょっとほろ苦だったけど、小さな体で3年もの間無事でよかった
    今は共に暮らせないながらも探し続けていた元家族もいい人たちだと思う
    これからは好きな曲を聞きながら楽しく過ごしてほしいな

    • +13
  11. このオカメさんが自力で3年も外で生きていたとは考えにくいから、最初のおうちを飛び出しちゃった先でも誰かに飼われていたんじゃないかな。そしてそこでもまた自由を得てここに飛んできたんじゃなかろうか。

    • +4
  12. 感動しました。
    残念ですが残された時間を愛情をたっぷりかけて上げてください。

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