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巨大すぎて怖い!街を破壊しながら突き進む竜巻の映像

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(著) (編集)

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 猛然と渦をまくすさまじい巨大竜巻が町を横断。家を根こそぎ巻き上げてことごとく破壊していく。この映像は、アメリカのカンザス州を通過する竜巻をとらえたもの。

 発生したらもうお手上げ。人間の暮らしなどおかまいなしな自然の脅威が淡々と突き進む様を見守るほかない。

 触れるものすべてを蹴散らし、車も建物もバラバラにしていく無慈悲なトルネードは鳥肌が立つレベルだ。

EXTREME tornado footage captured by drone over Andover, KS last night! Erratic vortex behavior

凄まじい突風の渦が町を横断!カンザス州を襲った巨大竜巻

 こちらはアメリカのカンザス州に来襲した巨大竜巻は凄まじい勢いで渦を巻き、天へと昇る猛烈な突風であらゆるものをバラバラに破壊しながら去っていく。

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家屋およそ1,000棟を破壊。レベル4のEF3級の竜巻

 この竜巻は今年4月30日夕刻に同州南部ウィチタ郊外のアンドーバーに発生。

 猛烈な突風の渦が家屋およそ1,000棟を破壊。いくつもの車を空高く舞い上げたのち、発生からおよそ21分後に地表から去ったという。

 なお以下は竜巻に最接近したユーザーの映像(音量注意)。貴重な記録かもしれないが命を危険にさらしちゃ元も子もない。撮るより先に逃げて欲しいよ…

DESTRUCtIVE TORNADO in Andover Kansas extreme close-range!

 現地メディアによると、その規模は風速が時速219~266 kmに達するEF3級とみられ、F0~F5までの6段階ある改良藤田スケールのレベル4に相当する脅威だった。

 またきわめて高精細な空撮動画は、気象学者のリード・ティマー氏がドローン撮影したもので、5月1日のツイッター投稿以降ネットを席巻中だ。

 見る者を圧倒する強大なエネルギーには畏怖すら覚えるが、今回の記録についてティマー氏はこう述べている。

トルネードの動きに注目。渦動力学や地形の点からどのように進んでいるのか注意深く観察しよう

事前の避難で幸いにも死者はゼロ。停電も翌日復旧

 まさに自然の脅威。見るからに恐ろしい有様だが、幸いなことに竜巻が頻発するアンドーバーでは住民のほとんどが事前に避難していたもよう。

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 通報に駆けつけた消防士2人と一般市民2人が負傷したものの死者はゼロ。停電は1万5000世帯に及んだが、そのほとんどが翌日までに復旧した。

 ちなみにこの地域一帯では竜巻被害を見越した建築が前提で、大部分の家が立て直しやすい木造でできている。

 自然に抗わず再建を見込んで暮らす姿勢は、地震や台風前提で暮らしを営む日本と似たようなものかもしれない。

竜巻街道では避難対策が普及。現代でも竜巻の予測は困難

 アメリカで竜巻が頻繁に発生する地域は地理的特性からおおよそ決まっており、竜巻街道とも呼ばれている。

 こうした地域では対策として避難用の地下室や地下シェルターが広く普及しており、住民も対応に慣れているそうだ。

 このほど被害に遭ったカンザス州もそこに名を連ねる地域の一つで、主人公のドロシーが竜巻に運ばれ不思議な国を訪れる物語「オズの魔法使い」の舞台としても有名だ。

 技術が進んだ現代においては、気象専門家が詳細な衛星画像や予報モデルを頼りに竜巻の発生日時やルートの予測を試みているものの高精度の竜巻予測は依然として困難だという。

 むしろ近年は気候変動の影響で想定外のケースが増しており、従来に比べてより強く、速い竜巻がより長く居座る傾向にあるそうだ。

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アメリカは年間1000件発生。日本はまれなレベル?

 ちなみに日本の気象庁によると、2007~2017年を平均した1年当たりの竜巻発生確認数は、海上竜巻を含めた竜巻全体では約55件、海上竜巻を除けば23件とのこと。

 年間およそ1000件というアメリカに比べるとずっと少なく、まれに起きる程度だが近ごろまさかな気象現象が起きがちなだけに明日は我が身かもしれないと思う今日このごろだ。

References:iflscience / youtube / youtubeなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 15件

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  1. 巨大竜巻を人工的に作れれば簡単に解体建物を
    コーヒー飲みながら壊せるけど、終わった後に
    消せる技術無いと危険すぎて使えない
    やっぱ人類には自然の驚異を扱えるほど甘くないか

    • -8
    1. ※1
      いや、簡単に解体って、こんな周囲に破片ばらまく解体されても困るんだが、後始末でどんだけ無駄な手間が増えるやら、考えるだけでも気が遠くなるわ。
      今の建築物解体がどれだけほこりやら破片やらが飛ばないよう気をつけてるか分かってないだろ。

      • +6
  2. F5を超えるような竜巻は地球上で起こらないと言われているが、アメリカでは極々稀にF6レベルの竜巻が発生してると言われている

    • +6
  3. 見渡す砂漠に 音もなし
    突如と起こる トルネ~ド♪

    • -8
  4. 竜巻の風に乗って紙くずみたいにバラバラ飛んでるのってさっきまで家だったものなんですよね…

    • +10
  5. フジタスケールの藤田博士はノーベル賞を貰うべきだったと思う

    • +6
  6. 「赤い靴のかかとを3回鳴らすてと…」て、オズの魔法使いの舞台は書かれてたかー。
    じゃあ、インディアンたちは半地下の家(悪い意味でなく)で竜巻に備えていたそうだ。
    いまでも、地下室をシェルターにしている家が多い。

    • +2
    1. >>7
      「トト、私達、エム叔母さんの家に帰れるわ」

      • 評価
  7. F0~F6が藤田スケールで、EF0~EF5が改良藤田スケールです。

    • +3
  8. アメリカの住宅ってツーバイフォーとかで竜巻に対してほぼ無力なのかね?
    景気よくすっ飛んでるけど日本の地震対策みたいに対竜巻用鉄筋コンクリートの要塞みたいな家作ろうってしないのかな?

    • 評価
  9. 竜巻怖いけど一変間近で見てみたい・・・

    • +3
  10. これはオズの国へ行ってしまうわ・・・

    • 評価
  11. 大きな鳥が逃げきれずに巻き込まれたようだ・・・

    • 評価
  12. これでレベル4。このレベルより上がありそうてのがまた怖い。

    >大部分の家が立て直しやすい木造でできている
    日本と事情は違うけど家が傷みやすかったり壊れやすい地域ではやっぱそうなるよな。家にしがみつかずにサッサと逃げたおかげで死者がでなかったようで何より…

    • +2

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