
突然伸びて来た手は、何度も隙間を広げようと悪戦苦闘していた。これはとってもホラー事案だ。何者かがこの部屋に侵入を試みているのだ。
怯える人、悲鳴を出す人、そして撮影する人。隙間がある程度広がったことで、彼らに迫りくる恐怖の正体が徐々に明らかとなる。
そう、犯人はアイツだったのだ。
天井と照明の隙間から突如現れた謎の手
去年11月のある夜、ニューヨーク・ブルックリンのアパートに住んでいたファッション大学の学生イェセニア・イリザリーさん(21歳)とルームメイト3人は、台所の天井と吊り下げ照明の隙間から、突如伸びてきた「手」に悲鳴を上げた。いったい、この手は何!
イェセニアさんとルームメイトはパニックになった。


image credit:yeseniairizarry0
犯人はアライグマ!
その時、ルームメイトの1人が「もしかしてアライグマ!?」と叫んだ。イェセニアさんらが恐怖に怯えながらも観察していると、隙間からチラリと縞模様が見えたのだ。 彼女らは、とりあえず911へ通報した。
駆け付けた警察は、
アライグマだね。侵入できるほどの隙間はないから、きっとアライグマも諦めるよ。もう夜も遅いし、気にせず眠った方がいいとアドバイスして去って行ったが、当然その夜4人は、気になって眠ることができなかった。

photo by Pixabay
アライグマの訪問は過去にもあった
翌日になって、連絡していた建物の修理人がやって来た。彼に話を聞くと、どうやら闖入者のアライグマの訪問は、この時が初めてではなかったようだ。アライグマは、3階建てのこのアパートに頻繁にやって来ていたようです。確かに、イェセニアさん自身もアライグマを外の非常階段で見かけたことがあったという。また他のルームメイトも、数週間にわたりアライグマとその赤ちゃんらしき鳴き声が聞こえたり、天井を這い回る音を聞いたりしたことがあったという。
過去に、前の住人がリビングでアライグマを発見したそうです。だから私たちが引っ越してきた時には、リビングにある暖炉が漆喰で塗り固めたられてあったのです。(イェセニアさん)
しかし、まさか家の中に侵入してくるとは予想外だった。
空腹のアライグマは、食べ物を求めて家の中に侵入を試みたようだ。

photo by Pixabay
「それにしても、ニューヨークの都心部でリスやネズミじゃなく、アライグマが出没するなんてショックです」と別のルームメイト、タミカ・アレインさん(21歳)も驚きを隠せない。この動画は、今月になって初めてソーシャルメディアでシェアされ、拡散した。中には「エイリアンの手みたい」という声も寄せられた。
ちなみに、イェセニアさんたちは今年2月にこのアパートから引っ越した。現在、住んでいるアパートには、今のところ闖入者は現れていないそうだ。
written by Scarlet / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
またやってしまったねぇ、アライさん
2. 匿名処理班
普通に怖い
3. 匿名処理班
感電しなけれb良いですが・・・。
日本と違って、多分200V位だろうから、感電次第では・・・
4. 匿名処理班
荒井さん、原産国だしなー。
うちの職場にはハクビシンがでる。
子供は何度も捕まえているんだが成獣はまだ捕まらない。
ぜひ食べてみたいものだ。
5. 匿名処理班
アライグマかと思った
6. 匿名処理班
不法侵入しちゃう悪い子は、どんどんしまっちゃおうねぇ〜(アライグマをしまいながら)
7. 匿名処理班
最後の画像、無数の怨念が見えます・・・
8. 匿名処理班
プーチンに乗り移ってた悪魔かと思った
9. 匿名処理班
人体錬成したら引きずり込まれるヤツや
10. 匿名処理班
照明の大きさによっては猿か?とも思ったが…まぁアライグマだよね
11. 匿名処理班
こんなん一人で見ちゃったら昼だろうがちびるわ
12. 匿名処理班
アライグマがウッドデッキの隙間から手を出してる動画とか画像をよく見るから、ぱっと見で「あぁアライグマか」って分かるようになってしまった…アライグマの手だけ見慣れて全体像がボヤっとしか浮かばないけどw
13. 匿名処理班
通報すんなよ
14. 匿名処理班
アメリカで心霊現象が起こる家の何割かがアライグマの仕業の気がしてきたぞ
15. 匿名処理班
>>7
木の幹に集合体が…
16. 匿名処理班
出られないのだー!
17. 匿名処理班
これは害獣
18.
19. 匿名処理班
おそらく、天井裏は糞だらけ!
アライグマが天井裏に入るとと〜っても不潔だよ。
20. 匿名処理班
アライグマは、狂犬病保菌獣なので